更新日:2024年6月26日

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水力発電について

水力発電について

自然の恵みを活かす「水力発電」

水力発電は、高い位置にある水が落下するエネルギーで、水車・発電機を回転させて電気を発生させます。
水力発電の長所は、火力や原子力に比べ発電開始までの時間が短いので、電力の使用量に対応して発電できるということです。

 ダム式発電所

 河川をダムでせき止めて、ダムの高さを利用して発電をおこないます。
 特徴は、ダムの貯水能力を利用し、夜間の電気使用量の少ない時に貯水し、昼間の電気使用量の多い時に発電することです。
相模発電所愛川第1・第2発電所がこれにあたります。

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 水路式発電所

  河川を、取水堰などでせき止め、導水路により落差が発生する地点まで導水し、発電するものです。
 特徴は、大規模な土木工事が少なく、小さな水力開発が可能なことですが、一方では、発生電力が河川の流量に影響されることなどがあります。
 津久井発電所(2号機)道志第3発電所道志第4発電所早川発電所玄倉第1発電所玄倉第2発電所柿生発電所早戸川発電所がこれにあたります。

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 ダム水路式発電所

 ダム式と水路式の組み合わせで、ダムに貯めた水を水路を通して低いところに流し、発電するものです。

 津久井発電所(1号機)道志第1発電所道志第2発電所がこれにあたります。

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 揚水式発電所

 揚水式発電所は、上記の方式とは異なり、夜間の余剰電力でポンプを回して上部の湖に水をくみ上げ、昼間の電気が必要なときに、上部の湖から水を落とし、水車を回転させて発電するものです。
 特徴は、原子力や大規模火力など電力使用量への対応がしにくいシステムと組み合わせ、河川流量の影響を受けずに、日々の負荷調整をおこなえるということです。
 神奈川県では、公営電気事業唯一の揚水発電所として、城山発電所を運営しています。

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