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更新日:2024年12月23日
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ノロウイルスの感染経路や予防法などです。
ノロウイルスとは、小型で球形のウイルスであり、極めて小さく直径30ナノメートル程度で、電子顕微鏡でなければ見ることができません。(1ナノメートル=10億分の1メートル=100万分の1ミリメートル)
写真の小さな白い球形のものがそれぞれ1個のウイルス粒子です。
(撮影:神奈川県衛生研究所)
感染は、ウイルスに汚染された飲食物を口にすることや、感染者からの二次感染によっておこります。
ウイルスは口から体内に入り、人の小腸の粘膜細胞を破壊しながら増殖し、下痢を引き起こします。
ほかにもおう吐、腹痛、吐き気、発熱、頭痛の症状もみられます。潜伏期間は1から2日間です。
感染原因として関係が深いとされる食品には、生で食べるカキなどの二枚貝があります。
このウイルスは、貝の体内では増殖できませんがカキはえさのプランクトンをとるため、大量の海水をろ過しており、汚染された海水中のウイルスを体内に蓄積してしまいます。
このような汚染された二枚貝を生で食べることによって感染します。
感染した人すべてが胃腸炎を起こすわけではありませんが、抵抗力の弱い人では100個程度のウイルスで症状がでるといわれています。
【動画(かなチャンTV)】ノロウイルスの予防法
ノロウイルスの予防法(手洗い編)
ノロウイルスの予防法(消毒編)
食品監視グループ
電話 045-285-0741
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