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更新日:2020年4月1日
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平成30年11月10日(土)に長尾尾根ブナ林及びスギ、ヒノキ人工林にて、NPO法人 丹沢自然保護協会が主催する「秋 丹沢フォーラム」が開催されました。
その中で、昨年度(平成29年度)に帯状伐採および植生保護柵を施工し、平成30年3月の活動レポートでご報告しました現場を、ご参加いただいた県内外(神奈川県、東京都、千葉県、埼玉県)の約40名の方に視察していただきましたので、ご報告いたします。
<写真1 伐採前の様子> <写真2 伐採から約1年後の現在の様子>
当日は、約1年が経過した現場を間近で確認していただきました。
「こんなに伐ったんだ!」と驚かれる方もいらっしゃいましたが、伐採前は真っ暗で林床植生もほとんど見られなかった森林に光が差し込み、少しずつ林床植生が回復してきている様子を施工前の写真と比較して見ていただき、取組の成果をお伝えすることができたかと思います。
視察と併せて、本プロジェクトの概要や目的等をご説明しました。参加者の方からは、「県とサントリーが協定を結び丹沢県有林で自然再生活動を行っていることを初めて知った。」「サントリーの会社の中に森林づくりの部署があることに驚いた。」など、様々なご感想をいただきました。
今回の丹沢フォーラムをきっかけに、多くの方に本プロジェクトの取組を知っていただければ幸いです。
<写真3 プロジェクトについて説明中の様子>
次回は、お待たせしておりますが、今回視察していただいた現場の植生回復状況について、モニタリング結果を含めてレポートいたします。
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