初期公開日:2023年9月11日更新日:2023年12月6日
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新たに地域防犯ボランティア活動を開始した方やこれから新たに開始したい方などを対象に、防犯活動を行う際のポイントを学ぶことを目的としたセミナーを開催しました。
<参考>
令和5年度地域防犯ボランティアセミナー【入門編】チラシ(PDF:818KB)
セミナー当日は、今後防犯ボランティア活動を始めよう、自主防犯活動を充実させたい、地域防犯に興味があるなどという、さまざまなお立場にある68名の方にご参加いただきました。
(1)メイン講演「子どもを守るために今日からできること」
講師:子どもの危険回避研究所 所長 横矢 真理 氏
地域における防犯ボランティアを新たに始めるにあたり、子どもを守るための「地域安全マップ」や「ホットスポット・パトロール」などの防犯意識について横矢氏よりお話し頂きました。
メイン講演の冒頭では、「子どもを取り巻く危険を想像しよう」ということで、スクリーンに場面を投影して、子どもが歩く際の危険な個所についてさまざまな意見を参加者の皆様から頂きました。
また、子どもを犯罪から守るためのポイントとして、まず子ども自身が犯罪の起こりそうな場所を知り、そこに近づかないようにすることであり、そのためには地域安全マップ(地図)作りを通じて危険な場所等を判断するために景色読解力を高め、事前に危険を回避する能力を身に着けることが大切であるとのことでした。
(2)第2部講演「横須賀市湘南鷹取地区に防犯活動などの状況について」
講師:湘南鷹取防犯対策委員会 前委員長 髙橋 永凌 氏
横須賀市湘南鷹取地区にて普段行っている実際の防犯活動などの取組について、現在も生涯現役として精力的に取り組んでいる髙橋氏よりお話し頂きました。
講演では、「動の防犯(パトロール)」、「静の防犯(見せる防犯)」など湘南鷹取地区で実際に行っているさまざまな防犯活動についてお話し頂きました。さらに、実際の防犯活動中に身に着ける防犯ベストなどを着用しての防犯活動の実演も行いました。
また、当日の講演の最後で時間の関係上お話しできなかった内容ですが、犯罪者を街に寄せ付けない地域づくりのためには犯罪者にとってその地域が「近寄りがたい街」や「嫌な予感がする街」である必要があり、そのためには「防犯カメラの設置」、「防犯パトロール姿で挨拶や声がけ等を行う」、「掲示板を有効に活用する」の3点を普段から実施している地域が理想であるとのことでした。
次回はスキルアップ編を1月22日に開催します!
このページの所管所属はくらし安全防災局 くらし安全部くらし安全交通課です。