更新日:2024年6月21日

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秦野いとう農園

第三者認証GAPを取得した農場の事例を紹介します

農園名 経営者

秦野いとう農園 伊藤隆弘 氏

第三者認証GAP

JGAP青果物2016

カテゴリー

青果物(栽培・収穫・取扱い)

品目

トマト、ミニトマト、スイートコーン、きゅうり、なす、オクラ、ネギ、ブロッコリー、カリフラワー、かんしょ、そらまめ(未成熟)、レタス、ほうれんそう、ブルーベリー、かき、にんにく

認証取得日

2017年1月13日
農園のホームページ

http://itofarm.life.coocan.jp/

出荷・販売

JAはだの直売所「じばさんず」、量販店「ヨークマート等」へ周年で出荷

ブルーベリー摘み取り園(6月中旬~8月中旬)、野菜収穫体験(春~秋)

1 GAP認証取得の目的

 新規参入で就農したことから、農業に関する知識を深めるためにGAPを学び、JGAP認証を取得しました。さらに東京五輪の開催が決まり、選手村への食材供給基準に国際認証GAPが必要と知り、選手村への食材供給を目標にしてASIAGAP認証を取得しています。

2 取組内容

  • GAPに関する知識を深めるためにJGAP指導員資格を取得し、GAP指導員及び認証取得農場として、講演会や視察受入などを通じてGAPの普及に取り組んでいます。
  • 作業計画、日常の管理記録等については、パソコンの農場管理ツール(アグリノート)を活用しており、施肥量の計算や農薬散布量などを自動計算することで、作業負担の軽減や作業の遅れ回避に努めています。
  • 保育園などが隣接するほ場については、農作業に伴う車両や農機の移動、防除作業に注意するなどルール化し、その他のほ場についても作物ごとにリスク管理を明確化して事故の回避に努めています。
  • 衛生管理に必要な手洗い場は、作業場の外にしか設置できないため、雨よけの屋根を作り対応しました。

いとう農園表示注意事項等の掲示

 

いとう農園地図アグリノートの画面

いとう農園洗い場

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 手洗い場

3 GAP認証取得の効果

  • 農場管理記録を文書化したことで、経営状況の把握が容易になりました。
  • 作業場や倉庫等を整理整頓したことで、農機具等の不具合や工具類、資材類の過不足が減少し、作業効率がよくなりました。
  • 農場管理マニュアルを導入し、ルールが共有化されたことで、経営リスクが低減し、気持ちよく作業できています。

このページに関するお問い合わせ先

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