更新日:2025年4月1日
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風しんの流行及び予防接種について掲載しています。
風しんの予防のためには、予防接種が最も有効な予防方法といえます。
風しんのワクチンを接種することによって、95%以上の人が風しんウイルスに対する免疫を獲得することができると言われています。また、2回の接種を受けることで1回の接種では免疫が付かなかった方の多くに免疫をつけることができます。
定期接種は以下の2回です。2回の接種が必要となります。
第1期:1歳の1年間(1歳の誕生日の前日から2歳の誕生日の前日まで)
第2期:5歳以上7歳未満で、小学校入学前の1年間
※MRワクチン(麻しん風しん混合ワクチン)の偏在等が生じたことを理由にワクチンの接種ができなかったと認められる場合は、定期接種の対象時期を超えた場合であっても、定期接種として実施することができますので、詳しくはお住まいの市町村にお問合せください。
県では、先天性風しん症候群の発生を防ぐため、定期接種対象者以外である妊娠を希望する女性等に対して、無料で風しん抗体検査を実施しています。
以下の全てに該当する方が対象となります。
ただし、過去に風しん抗体検査を受けた結果、十分な量の風しんの抗体があることが判明し、当該予防接種を行う必要がないと認められる者は除きます。
※1 保健所設置市等とは、横浜市、川崎市、相模原市、横須賀市、藤沢市、茅ヶ崎市、寒川町。なお、県制度の対象外であっても、お住まいの市町村制度の対象となる場合がございますので、詳しくは市町村にお問合せください。
※2 同居者とは、配偶者、事実上婚姻関係にある者など、生活空間を同一にする頻度が高いものをいいます。
※「神奈川県風しん抗体検査」を受けたいとの申し出の無い場合は、無料で検査を受けることができませんのでご注意ください。
風しん抗体検査(血液検査)
検査結果は、後日、検査を受けた医療機関から説明を受けてください。
検査の結果、抗体が十分でないことが分かった場合には、予防接種を検討してください。
(参考)予防接種が推奨される風しん抗体価について(厚生労働省)
県内33市町村では、任意で風しん予防接種を受けた場合の費用助成を行っています。
MRワクチン(麻しん風しん混合ワクチン)は、通常1万円程度かかりますが、その費用の一部を助成するものです。
助成事業の対象者や金額は市町村ごとに異なりますので、詳しくは、お住まいの市町村へお問合せいただくか、ホームページをご確認ください。
年 | 新規登録患者数 | |
神奈川県 | 全国 | |
2016年 | 10 | 126 |
2017年 | 10 | 91 |
2018年 | 414 | 2,937 |
2019年 | 292 | 2,306 |
2020年 | 9 | 100 |
2021年 | 1 | 12 |
2022年 | 1 | 15 |
2023年 | 2 | 12 |
県の抗体検査事業は、県医師会に委託して実施しています。本事業を実施するためには、事前に協力医療機関への登録手続きが必要です。次の新規申込書に記入・押印のうえ、県医師会へ郵送してください。手続きが終了後、医療機関名簿を更新します。
また、登録内容の変更、解除の場合も、それぞれの申出書に記入・押印のうえ、県医師会へ郵送してください。
郵送先:神奈川県医師会地域保健課 風しん抗体検査事業担当
各種様式は以下のものをダウンロードしてご利用ください。
※神奈川県風しん抗体検査事業専用です。協力医療機関になっていない場合はご利用いただけません。
検査の結果、抗体が十分でないことがわかった場合には、予防接種の必要性についてご説明いただくようお願いします。
関連リンク
このページの所管所属は健康医療局 保健医療部健康危機・感染症対策課です。