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更新日:2024年12月12日

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神奈川県風しん撲滅作戦 特設ページ(県民・事業者向け)

風しんの流行及び予防接種について掲載しています。

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お知らせ

クーポン券の使用期限が迫っています!

風しんワクチンの定期接種の機会がなかった昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性を対象として、風しんの抗体検査と予防接種を原則無料で実施しています(風しんの追加的対策)。クーポン券はお住まいの市町村から配布されますので、詳しくはお住まいの市町村へお問合せください。(クーポン券の使用期限は基本令和7年2月末となっています。事業は令和7年3月末までです。)

目次

  1. 風しんとは
  2. 風しん予防(定期接種)
    国が実施する風しんの追加的対策
  3. 風しん撲滅作戦(抗体検査)
    県内市町村の風しん予防接種助成制度(任意接種)
  4. 県内の風しん患者発生状況
  5. 医療機関の皆様へ(抗体検査・予防接種の実施)

1 風しんとは

(特徴)

  • 風しんは、発熱や発しん、リンパの腫れを特徴とする感染症で、三日ばしかとも呼ばれます。
  • 潜伏期間は2~3週間です。
  • 風しんの症状は、子供では比較的軽いのですが、大人がかかると発熱や発疹の期間が子供に比べて長く、関節痛がひどいことが多く、1週間以上仕事を休まなければならない場合もあります。
  • 流行は春先から初夏にかけて多くみられます。
  • 妊娠初期(20週頃まで)の女性が感染すると、生まれてくる赤ちゃんの目や耳、心臓などに先天性の病気(先天性風しん症候群)を引き起こす恐れがあります。

(感染力)

  • 咳やくしゃみなどで飛び散る唾液のしぶきでうつります。
  • 感染力は季節性インフルエンザの2~4倍と言われています。
  • 潜伏期間は2~3週間です。
  • 発疹のでる1週間前から発疹がでたあと1週間くらいまで感染力があると考えられています。
  • 流行は春先から初夏にかけて多くみられます。

2 風しん予防(定期接種)

風しんの予防のためには、予防接種が最も有効な予防方法といえます。

風しんのワクチンを接種することによって、95%以上の人が風しんウイルスに対する免疫を獲得することができると言われています。また、2回の接種を受けることで1回の接種では免疫が付かなかった方の多くに免疫をつけることができます。

定期接種の対象者は、1歳児、小学校入学前1年間の幼児です。
定期接種の時期にない人で、「風しんにかかったことがなく、ワクチンを1回も受けたことのない人」は、かかりつけ医にご相談ください。

<30秒バージョン>※画像をクリックすると動画を閲覧できます。

30秒動画画面

長編(7分30秒)動画はこちら

国が実施する風しんの追加的対策

風しんワクチンの定期接種の機会がなかった 昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれの男性が風しんに係る定期の予防接種の対象者として追加されました。

接種期間:令和7(2025)年3月31日まで

対象者:昭和37(1962)年4月2日から昭和54(1979)年4月1日までの間に生まれた男性

まずは、風しんの抗体の有無を確認するため、抗体検査を受けてください。抗体検査の結果、風しんの抗体がないことがわかった場合、原則無料で風しんの予防接種を受けることができます。

お住まいの市町村からクーポン券が配布されておりますので、クーポン券に従って抗体検査を受けてください。県内市町村の問合せ先はこちら「県内市町村の問合せ先(PDF:152KB)(2024年1月1日更新)」をご覧ください。

※クーポン券には使用期限(基本令和7年2月末)があります。事業は令和7年3月までです。
※MRワクチン(麻しん風しん混合ワクチン)は、通常1万円程度かかりますが、クーポン券を使用すると無料で受けることができます。

3 風しん撲滅作戦(抗体検査)

県では、先天性風しん症候群の発生を防ぐため、定期接種対象者以外である妊娠を希望する女性やそのパートナー、抗体保有率の低い年齢層の方へ、無料で風しん抗体検査を実施しています。

対象者

保健所設置市等(※1)を除く県内市町村に居住する方。

(1)妊娠を希望する女性

(2)妊娠を希望する女性又は妊婦のパートナー(※2)

(3)(2)に該当しない平成31年4月1日現在で昭和33(1958)年4月2日から昭和37(1962)年4月1日、1979(昭和54)年4月2日から1988(昭和63)年4月1日までの間に生まれた男性

ただし、過去に風しん抗体検査を受けて「抗体価が十分ある」(陽性)といわれたことがある方、風しんにかかったことがある方は除きます。

※1 保健所設置市等とは、横浜市、川崎市、相模原市、横須賀市、藤沢市、茅ヶ崎市、寒川町。ただし、寒川町にお住まいの方は、(3)は対象となります。なお、県制度の対象外であっても、お住まいの市町村制度の対象となる場合がございますので、詳しくは市町村にお問合せください。

※2 パートナーとは、配偶者のほか、事実上婚姻関係と同様の事情にある方を含みます。なお、国の制度(追加的対策)の対象である、昭和37(1962)年4月2日から昭和54年(1979)年4月1日までの間に生まれた男性は、本事業の対象外です。

県抗体検査早見表

検査を受けるには

  1. 抗体検査を希望される方は、「神奈川県風しん抗体検査協力医療機関一覧」をご確認ください。
  2. 協力医療機関へ「神奈川県風しん抗体検査」を受けたい旨を申し出た上で、ご予約をお願いします。
  3. 予約日時に医療機関へお越しください。神奈川県風しん抗体検査専用の申込書をご記入いただき検査を受けていただくと、窓口でのお支払いが無料になります。

※「神奈川県風しん抗体検査」を受けたいとの申し出の無い場合は、無料で検査を受けることができませんので御注意ください。

検査内容

風しん抗体検査(血液検査)

検査結果

検査結果は、後日、検査を受けた医療機関から説明を受けてください。
検査の結果、抗体が十分でないことが分かった場合には、予防接種を検討してください。

(参考)予防接種が推奨される風しん抗体価について(厚生労働省)

県内市町村の風しん予防接種助成制度(任意接種)

県内33市町村では、任意で風しん予防接種を受けた場合の費用助成を行っています。
MRワクチン(麻しん風しん混合ワクチン)は、通常1万円程度かかりますが、その費用の一部を助成するものです。

助成事業の対象者や金額は市町村ごとに異なりますので、詳しくは、お住まいの市町村窓口にお問合せいただくか、ホームページをご確認ください。

4 県内の風しん患者発生状況

新規登録患者数
神奈川県 全国
2016年 10 126
2017年 10 91
2018年 414 2,937
2019年 292 2,306
2020年 9 100
2021年 1 12
2022年 1 15
2023年 2 12

5 医療機関の皆様へ

風しん抗体検査協力医療機関の登録手続き

県の抗体検査事業は、県医師会に委託して実施しています。本事業を実施するためには、事前に協力医療機関への登録手続きが必要です。次の新規申込書に記入・押印のうえ、県医師会へ郵送してください。手続きが終了後、医療機関名簿を更新します。

また、登録内容の変更、辞退の場合も、それぞれの申出書に記入・押印のうえ、県医師会へ郵送してください。

風しん抗体検査協力医療機関の皆様へ

各種様式は以下のものをダウンロードしてご利用ください。
※神奈川県風しん抗体検査事業専用です。協力医療機関になっていない場合はご利用いただけません。

検査の結果、抗体が十分でないことがわかった場合には、予防接種の必要性についてご説明いただくようお願いします。

 

追加的対策実施医療機関・健診機関の皆様へ

追加的対策を実施するためには、実施主体である市町村と、各医療機関・健診機関の間で、契約を締結する必要があります。詳しくは以下の医療機関・健診機関向け手引きをご確認ください。

また、第5期定期接種または任意接種を行うためにMRワクチンを卸売販売業者に発注する際は、下記の様式をお使いください。

 

このページに関するお問い合わせ先

このページの所管所属は健康医療局 保健医療部健康危機・感染症対策課です。