更新日:2024年3月25日
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HIV針刺し事故時の対応についての情報を掲載しています
針刺し事故等によるHIV汚染血液等に曝露した場合の感染のリスクは、針刺し事故において約0.3%、粘膜の曝露において約0.09%とB型・C型肝炎と比較して明らかに低いと考えられています。(B型肝炎は約10から40%、C型肝炎は約2%)
また、曝露予防に3剤以上の多剤併用療法(抗HIV療法)が実施されるようになってからは、職業的曝露によるHIV感染はほとんど報告されていません。
例えば、米国では、2015年9月までに医療者の職業的HIV罹患として57例確認されていますが、これらは全て抗HIV薬が導入される前の2000年以前に報告されているものです。こうしたことから、歴史的には曝露後予防内服時の抗HIV療法の有効性が示唆されていると考えられます。
(抗HIV治療ガイドライン(2023年3月版)を参考に作成)
神奈川県には、曝露予防に多剤併用療法対応を行うことのできる病院が整備されています。
病院により対応の体制が異なります。(アイコンで分けております。)
下のマップをクリックしてExcelファイルを開き、病院のアイコンをクリックすると、各病院の情報が確認できます。
HIV針刺し事故発生時に慌てて対応することのないよう、事前にお近くの病院と手順を確認しておきましょう。
HIV針刺し事故対応マニュアルを作成しておき、対応方法について事前に確認しておきましょう。
(ページの最後に参考リンクがあります。)
(対応例)
このページの所管所属は健康医療局 保健医療部健康危機・感染症対策課です。