ホーム > くらし・安全・環境 > 身近な生活 > 飲料水・上下水道 > 神奈川県の下水道のページ > GJに訊け!(第1回 水をきれいにする下水道の仕組み)
更新日:2024年8月6日
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GJが行く!一緒に学ぼう下水道のこと
私たちは毎日台所やトイレで水を使い、汚してしまった水をそのまま下水道管に流してしまっているけど、川や海が汚れていないのはなぜなんだろう?
「教えて!GJ」
こんにちは!神奈川県下水道課GJの遠藤です!
今日は、下水処理の工程について調査するため、神奈川県流域下水道の処理場の維持管理を担う神奈川県下水道公社の伊藤さんに、下水がきれいになるまでの仕組みを解説していただきます!
普段皆さんが使っている台所やお風呂の水は、下水管を通って下水処理場に集まります。
下水処理場では、汚れた水を自然に還せるきれいな水に処理しています。
神奈川県流域下水道では、処理場が4箇所あって、合わせて21もの市町から水を集めて処理しています!
汚れた水をきれいにする仕組みがある下水処理施設の中も覗いてきました!!
汚れた水はゴミや砂を取り除き、反応タンクというところに流れていきます。(詳細な処理工程はこちら)
覗き込んでみると・・・びっくり!
なんとぶくぶくと泡が出ていました!
実は、反応タンクでは、水をきれいにするために、微生物に汚れを食べてもらっているんです!
その微生物が元気になってもらうよう、空気をぶくぶくと送り込むんだそうです。
反応タンクを通ると、汚れが綿のようなかたまりになり、水をゆっくり流すことで、このかたまりを底に沈めていきます。
そして、消毒されて川や海に流されます。
どのくらいきれいになったのか、見比べてみましょう!
(右のビーカーが処理前、左のビーカーが処理後の水)
水が透き通っているのが分かりますよね!
こうして汚い水がきれいに処理されることで、川や海などの環境が守られたり、私たちも快適な生活を送ることができるんですね!
実際に下水処理場を見てみたいと思った方には、こちらの連絡先で施設見学を随時受付しています!
実際の施設を見ながら、詳しい説明を聞くことができるので、皆さんもぜひ、足を運んでみてくださいね。
では、次回の「GJに訊け!」もお楽しみに。
このページの所管所属は県土整備局 河川下水道部下水道課です。