更新日:2025年2月7日

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防災事業について

防災事業について

橋りょうの耐震補強・落橋防止事業について

 本県では、大地震等の大規模災害発生時に救助活動人員や物資等の緊急輸送を円滑かつ確実に行うため、緊急輸送道路に指定しており、指定された路線は自然災害への安全度を高めるため、道路施設の防災対策を最優先で進めています。
 そこで緊急輸送道路上の橋りょうについて、橋脚の補強工事や橋桁が落ちないようにチェーン等で連結する落橋防止工事を進めています。
 なお、緊急輸送道路についてはこちら(道路管理課ホームページ「神奈川県の緊急輸送道路」)をご覧ください。

 厚木土木事務所東部センターでは、平成7年の阪神淡路大震災で被害が大きかった古い基準で造られた橋りょうの補強工事は完了しており、現在は大きな被害を受ける恐れは少ないものの、局部的な損傷が発生する可能性のある橋りょうについて対策を実施してきており、令和7年2月に完了しました。

実施例(落橋防止)

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      【施工前】                【完成】

・橋りょう全体 

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 県道42号(藤沢座間厚木)橋りょう補修事業(座架依橋) 事業概要(PDF:1,312KB)

 

無電柱化について

 道路上には、多くの電柱が設置されています。こうした電柱が撤去されると、地震時に倒壊して道路を塞ぐおそれのある電柱や電線がなくなり、災害時の緊急輸送を担う道路が確保されます。また、歩行者や自転車の通行の支障となる電柱がなくなり、車椅子の方なども通行しやすくなるなど、歩道のバリアフリー化が図られます。さらに、まちなみ景観が向上するなど、良好な都市景観の形成に寄与することから県管理道路の無電柱化に取り組んでいます。

 厚木土木事務所東部センターでは、「神奈川県無電柱化推進計画(令和4年3月改定)」に基づき、3路線5箇所で無電柱化事業を進めています。

 

事業概要

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県道42号(藤沢座間厚木)無電柱化事業 リーフレット(PDF:1,125KB)(別ウィンドウで開きます)

神奈川県無電柱化推進計画(令和4年3月改定)(別ウィンドウで開きます)

 

実施例

令和6年度は、県道42号(藤沢座間厚木) 綾瀬市早川地内において、電線共同溝工事を実施しました。

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    【管路設置状況】            【特殊部設置状況】

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             【埋設物3次元モデル】

道路法面の防災対策について

 道路の法面は、雨等で浸食を受けやすく、経年的にその安定度が低下する傾向にあります。また、地震などの影響により、急激に変状することもあります。これらの状況を把握するため、毎年度定期的に点検を行い、変状が確認され緊急的に対応を行う必要が生じた場合には土砂崩落対策工事等を実施しています。

実施例

令和6年度は、県道407号(杉久保座間) 海老名市大谷四丁目地内において、法面工事を実施しました。

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      【施工前】                【完成】

 

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