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初期公開日:2024年1月26日更新日:2024年1月26日

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新型コロナウイルス感染症 神奈川県対応記録をとりまとめました

令和2年2月に横浜港に入港したダイヤモンドプリンセス号への対応から始まった新型コロナとの闘いは、昨年5月の5類移行までの3年半に及び、県は医療提供体制「神奈川モデル」をはじめ、様々な対策を実施し、難局を乗り切ってきました。 県は、令和5年7月に「新型コロナウイルス感染症 神奈川県対応記録『保健医療編』」をとりまとめ、公表していますが、このたび、保健医療対策以外の様々な対応を整理した「対策本部運営編」を作成しました。そして「保健医療編」「対策本部運営編」の主なポイントをわかりやすく記載した「全体版『新型コロナウイルスとの闘いの足跡』」をとりまとめました。

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知事メッセージ 

 令和2年1月に、国内で初めての新型コロナウイルスの感染者が本県で発生しました。翌月には、ダイヤモンド・プリンセス号が横浜港に入港し、そこで発生した感染者の対応に直面するなど、本県では、全国のどこよりも早く、新型コロナウイルス感染症への本格的な対応が始まりました。
 その後、5類移行までの3年半にわたり、我々は、試行錯誤を重ねながらも、この未知なる敵との懸命な戦いを続けてきました。
 この試行錯誤の象徴ともいえるのが、本県独自の「神奈川モデル」の構築です。
 特に、患者を重症・中等症・軽症の3層に振り分ける医療提供体制は、全国の医療提供体制のモデルとなるものでした。
 このほか、全国初の臨時の医療施設、緊急酸素投与センターの設置、登録者数が160万人を超えたLINE「新型コロナパーソナルサポート(行政)」、入院優先度判断スコアの導入、自宅療養者を医師や看護師がサポートする地域療養の仕組み、マスク飲食実施店など、神奈川モデルは40を超え、全国の新型コロナ対応を先導しました。
  また、8回に及ぶ感染拡大の波を抑えるため、県民や事業者の皆様には、M・A・S・Kを基本とする感染防止対策のほか、外出自粛や営業の自粛や短縮といった、いわゆる行動制限措置もお願いしました。 
 3年半にわたる闘いの中では、デルタ株という感染性・重症化率が高い変異株の出現により、新規感染者数の爆発的な増加が起こり、医療がひっ迫する厳しい局面もありましたが、何とか克服してこられたのは、ダイヤモンド・プリンセス号の対応の陣頭指揮に当たった災害医療の専門家、民間から招いたデジタル分野等の専門人材、全庁コロナシフトという非常時の体制の中で対応してきた職員、そして何よりコロナの最前線で対応した全ての医療従事者や、行動制限等の要請にご協力いただいた県民及び事業者の皆様の協力など、県総力を挙げた取組の成果です。
 改めて、全ての県民、事業者、関係機関の皆様に心より感謝申し上げます。
 この「新型コロナウイルスとの闘いの足跡」は、神奈川県職員が、全庁一丸となって対応した新型コロナ対応の取組の記録と、職員が肌身で感じ取った課題や教訓を記したものです。
 この足跡を次代に引き継ぐことで、今後再来するかも知れない未知のウイルスの出現、新たなパンデミックへの対応の一助になれば幸いです。
  
令和6年1月

神奈川県知事 黒岩 祐治
 

構成

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ダウンロードリンク

【全体版】新型ウイルスとの闘いの足跡(PDF:7,543KB)

【対策本部運営編】新型コロナウイルス感染症 神奈川県対応記録(全編)(PDF:8,590KB)

【対策本部運営編】新型コロナウイルス感染症 神奈川県対応記録(項目ごと)

【保健医療編】新型コロナウイルス感染症 神奈川県対応記録

以下のURLからご確認ください。

https://www.pref.kanagawa.jp/docs/ga4/covid19/archive/records.html(別ウィンドウで開きます)

このページの所管所属はくらし安全防災局 防災部危機管理防災課です。