更新日:2024年1月23日
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ROV 水中カメラ 試験場 調査 研究 水産 ドローン
磯根の調査状況
実体顕微鏡による検鏡
当場では、農林水産関係試験研究構想 水産の部に基づき、調査船、観測ブイ、水中ドローン(R.O.V.)、回流実験水槽、ドローン、各種顕微鏡などの観察機器、採泥器、プランクトンネット、流向流速計などを有効かつ効果的に用いて、調査・研究業務を推進しています。
プランクトンネットを用いた調査状況の一例
プランクトンネットで採取した生物の写真一例
船舶を使用する調査については、調査船のページでご紹介していますので、そちらをご覧ください。
漁業調査指導船「ほうじょう」
船外機船「はやかわ」
これらの業務を推進する上で、国及び県等の研究機関、大学、民間企業と連携して調査・技術開発をおこなっています。
これまでの調査・研究結果等は、水産技術センターのウェブサイト内の「神奈川県水産技術センター業務概要・業務報告」、水産技術センター研究報告でご覧いただけます。
ドローンによる定置網空撮
相模湾は、沖に伊豆諸島を望み、黒潮の恵みを受け、また、水深1000mを超える深さを持つなど、豊かな海洋条件がそろい、回遊魚をはじめとする水産資源に恵まれています。
特に定置網漁業は全国有数の規模、内容を誇り、神奈川県の沿岸漁業生産量の6割以上を占めています。
その歴史は、江戸時代にまで遡り、昭和30年代までは、ブリ漁業で全国にその名を轟かせていました。
今日でもアジ、サバ、イワシを中心として、皆様の食卓を彩る魚たちを毎日水揚げして食料の安定供給に貢献しています。
大型定置網は、網の水深60m、長さ400mに達し、総工費は5億円を超えます。
相模湾試験場では、庁舎内に「急潮による定置網被害を防ごう」の標語を掲げ、定置網の急潮(早い流れ)や台風等による被害を防止するための対策実験等を進めています。
県内定置網漁業の安定に貢献するため、江之浦沖に観測ブイを設置してリアルタイムデータを提供しています。
相模湾の定置網漁業に関する詳細な説明はこちらをご覧下さい。
定置網研究に関するパンフレット[PDFファイル/291KB]
このページの所管所属は 水産技術センター相模湾試験場です。