ホーム > 産業・働く > 業種別情報 > 商業・商店街 > 神奈川県大規模小売店舗立地審議会の概要 > 神奈川県大規模小売店舗立地審議会の審議結果(令和5年度第3回)
更新日:2024年9月30日
ここから本文です。
神奈川県大規模小売店舗立地審議会の審議結果です。
様式3
神奈川県大規模小売店舗立地審議会
令和5年9月26日(火曜日)9時30分から12時まで
シルクセンター地下1階 大会議室
(会長)貴村麻子、(副会長)碓井健寛、大内孝子、大熊美音子、木村洋、清水真人、田中伸治、薬袋奈美子
未定
商業流通課流通企画グループ 久米
電話番号 045-210-5605
フォームメール 産業労働局中小企業部商業流通課へのお問い合わせフォーム
議事録
事務局から、届出の内容、前回の審議の概要を説明し、これらを踏まえて審議を行った。
(貴村会長)本件は、前回審議会において実質審議を終了しており、住民等からの意見期限を待って結審することとしていましたが、期限内に住民等からの意見書の提出はありませんでした。何か意見はありますか。
(各委員)(意見なし)
(貴村会長)それでは、意見なしとして結審します。
事務局から、届出の内容、指針により求められる周辺の地域の生活環境の保持のため配慮すべき事項、指針の各項目に関する検討状況及び欠席委員の意見を説明し、これらを踏まえて審議を行った。
(貴村会長)審議事項について、何か意見はありますか。
(碓井副会長)通学路についての確認で、聞き漏らしかもしれませんが、設置者と周辺学校との協議はどの程度済んでいるのでしょうか。
(事務局)設置者に事前に確認したところ、現時点では協議はまだ行っていないとのことですので、次回の審議会で協議の状況を報告させていただきます。なお、歩道については、一部片側にしか歩道がない部分もありますが、通学路に設定されている箇所には歩道があります。
(碓井副会長)近隣に綾瀬高等学校があるようですが、2018年に女子高生の死亡事故があったようです。自転車の利用率が高いようで、高校生では7割程度が自転車通学しているようです。駅から遠いという地域の特性だと思うのですが、十分注意すべき点として、搬入車両の左折巻き込みに対する注意喚起への対応を要望したいと思います。一般車両についても注意喚起は必要かもしれませんが、なかなか徹底の難しいところもありますので、可能な限り工夫をしていただき、無事故となるように要望していただければと思います。
(事務局)承知しました。設置者に伝えます。
(薬袋委員)店舗が住宅地に設置され、住居が近接していますが、周辺の方々には説明は終わっているのでしょうか。
(事務局)設置者からは、近隣住民の方への説明はすでに終了していると報告を受けています。
(薬袋委員)騒音の問題について、設備機器は新品の状態での予測値になっていますが、実際には段々機器が劣化して音が大きくなることも含めて、住民に説明されているのか気になりました。この地域は市街化調整区域で、比較的のんびりしている場所なので、住民の方も夜は静かな環境で暮らしていらっしゃると思うので、気になるのではないかと思います。どの程度説明されているのでしょうか。
(事務局)図面の4ページをご覧ください。図面の左側、店舗の南側は、住居とアパートが近接しておりますので、高さ1900mmの防音フェンスの設置を予定していると設置者から報告を受けています。薬袋委員のおっしゃったとおり、開店後の近隣住民との調整や、騒音への苦情があった場合の対応についても設置者に要望します。
(大内委員)薬袋委員の要望に付け加えて、設備機器のメンテナンスを必ずするように設置者へ要望してください。
(事務局)承知しました。設置者に伝えます。
(碓井副会長)図面の6ページで、水色の線は何を表しているのでしょうか。
(事務局)図面の右上に凡例で示しておりますが、水色は綾瀬小学校の通学路となります。
(碓井副会長)それを踏まえての質問なのですが、ショートカットする可能性については検討されているのでしょうか。例えば、来退店経路は市道3を南進し、市道4を東進する迂回する経路が設定されていますが、比留川橋際交差点を左折し、綾瀬小学校の通学路を通って来店する可能性は検討されていますでしょうか。
(事務局)右折入出庫を避けるため、迂回経路が設定されています。設置者には来退店経路の徹底を事前に伝えていますが、改めて対策がないか設置者に確認します。
(貴村会長)他に何か意見はありますか。
(各委員)(意見なし)
(貴村会長)では、次回の審議会に向けての確認事項について、事務局から確認していただけますか。
(事務局)1点目は、周辺学校との協議状況、2点目は、来退店経路を徹底するための対策について、次回審議会で報告します。
(貴村会長)確認事項が残っておりますが、実質的な審議は今回で終了とさせていただいてよろしいでしょうか。
(各委員)(意見なし)
(貴村会長)では、この案件については、今回で実質審議終了とし、住民等からの意見期限を待って結審したいと思います。
事務局から、届出の内容、指針により求められる周辺の地域の生活環境の保持のため配慮すべき事項、指針の各項目に関する検討状況及び欠席委員の意見を説明し、これらを踏まえて審議を行った。
(貴村会長)審議事項について、何か意見はありますか。
(薬袋委員)この案件は、既に設置されている施設の増床ということで、それほど大きい問題はないかと思いますが、来退店車両が著しく増加するようであれば十分に対策をするように設置者にお伝えいただくようお願いします。
(事務局)承知しました。
(碓井副会長)田中委員ご指摘のCルートの退店経路の関係ですが、右折レーンから入ると危険というところについて、結論としては心配いらないという話でありましたが、もう少し詳しく教えていただけないでしょうか。
(事務局)図面11ページの右側、来店帰宅車両動線の帰宅ルートと図面2ページをご覧ください。Cルートは、出口2から退店することになりますが、出口3から退店してしまうと、市道2から左折した後、交差点2までの距離が短く、さらに右折レーンに入ろうとするため、危険であるとご指摘があったものです。
(貴村会長)今のご指摘の部分ですが、出口2と出口3では同じルートのように見えますが、違いはあるのでしょうか。
(事務局)図面1ページをご覧ください。Cルートは店舗の南側のルートなりますが、出口2で左折出庫して、横須賀青果市場の前を通過して左折、さらに左折して交差点2で右折するというルートになります。一方で、出口3でCルートに向かうとすると、すぐに右折レーンに入ってしまう形になり、危険と思われます。
(碓井副会長)念のために確認すると、Cルートの出口3の使用は推奨しないということでよいでしょうか。
(事務局)そのとおりです。
(碓井副会長)Cルートの来店ルートですが、入口1で入庫する際に、国道で滞留している場合、交差点2で右折ができずに渋滞が発生してしまわないでしょうか。
(事務局)入口1については、現在も使用されているもので、設置者からは大きな滞留や渋滞は発生していないと報告を受けています。また、補足となりますが、資料10ページに交差点の混雑度を掲載していますが、右折の数字はそれほど高くはなく、交通の予測上も問題ありません。
(清水委員)駐車場内の動きとして、例えば入口2から入って、併設施設のドライブスルーを利用する場合、右折して進入は可能なのでしょうか。右折のためドライブスルーで詰まってしまうことがないのか気になり、お聞きするものです。
(事務局)設置者に確認します。
(清水委員)また、ドライブスルーの通路に車両は何台進入可能かも併せて確認をお願いします。
(碓井副会長)加えて、入口3から併設施設に入るとき、滞留してしまわないか懸念があり、誘導員の配置が可能か確認していただけますでしょうか。
(事務局)併せて設置者に確認します。
(大内委員)併設施設に入るときは、入口3から入るように誘導するのでしょうか。
(事務局)入口3が一番入りやすいところになりますが、改めて設置者に確認いたします。
(清水委員)荷さばき施設2に併設施設の荷さばき車両も入るとの話がありましたが、資料の4ページの表には、併設施設の分も反映されているのでしょうか。
(事務局)併設施設の分については届出事項でないため、反映はされていません。
(碓井副会長)併設施設ということで、義務はないかと思いますが、状況を確認することはできますでしょうか。参考情報として聞くことが望ましいと思います。
(事務局)併設施設の利用状況を確認して報告させていただきます。ただ、届出書に掲載することは、届出事項でないため難しいと思われます。
(碓井副会長)承知しました。お願いします。
(貴村会長)他に何か意見はありますか。
(各委員)(意見なし)
(貴村会長)それでは、確認事項について事務局から改めて説明をお願いします。
(事務局)1点目は、入口2から来店して併設施設のドライブスルーを利用する場合の駐車場内の動き、2点目は、併設施設のドライブスルーの通路に何台車両が止まることができるのか、3点目は、併設施設と入口3の距離が短く、来店車両が滞留する可能性があるが、誘導等により対応することが可能か、4点目は、併設施設の来店経路の案内予定、5点目は、併設施設の荷さばき施設の利用頻度です。以上、5点について、次回の審議会で報告します。
(貴村会長)確認事項が残っておりますが、実質的な審議は今回で終了とさせていただいてよろしいでしょうか。
(各委員)(意見なし)
(貴村会長)では、この案件については、今回で実質審議終了とし、住民等からの意見期限を待って結審したいと思います。
事務局から、届出の内容、指針により求められる周辺の地域の生活環境の保持のため配慮すべき事項、指針の各項目に関する検討状況及び欠席委員の意見を説明し、これらを踏まえて審議を行った。
(貴村会長)審議事項について、何か意見はありますか。
(薬袋委員)公共交通機関を利用した来店の促進と、高校が近くにあり、自転車で通学する生徒が多いと思うので、交通事故が起こらないよう、高校と連携して安全対策を講じるよう設置者に伝えていただきたいです。
(事務局)設置者に伝えます。
(碓井副会長)県警からいくつか要望があったことは、ここ最近なかったと思うのですが、いかがでしょうか。
(事務局)ご認識のとおりかと存じますが、県警からのすべての要望に対して、設置者は要望とおりの安全対策を講じるとしています。
(碓井副会長)現状どのような交通状況なのか、教えていただきたいです。
(事務局)届出書の交通量調査によると、現況は車線混雑度と交差点飽和度が指標値を下回っていることから、交差点の処理は可能と言えます。一方で、開店後の将来交通量については、立地法の場合、店舗面積をもとに算出した来客車両台数を、現況の交差点の交通量に加えて予測を行います。今回は店舗面積が35,000平方メートルと大規模ですので、来客車両台数が多く、開店後の交通量が増え、交差点の処理に関する予測値が高くなるという届出内容になっています。
(清水委員)北東側の来客車両について、入口マル2からも入るとのことだが、交差点Fで飽和してしまうということでしょうか。
(事務局)北東方面からの来客車両については、当初、店舗の西側に誘導し、入口マル1から左折入庫する経路で県警と協議を開始しましたが、入口マル1での入庫処理ができず、入口マル2に来客車両を分散することとしました。しかし、交差点Fで、交差点の処理が不可能であることから北東方面は東側から入口マル2で入庫する経路設定としました。
(清水委員)交差点Fは交通予測では処理できる計算結果になっていますが、横断歩道で一時停止が生じ、予測結果のとおりにならず、交差点Fで交通の処理ができなくなることが想像できます。入口マル1の入庫処理能力を上げるために、敷地をセットバックして入庫専用レーンを作ることは可能でしょうか。
(事務局)設置者に確認します。
(碓井副会長)計画地西側の入口マル1出口マル1を閉鎖した場合、他の出入口で入庫処理は可能でしょうか。
(事務局)設置者に確認します。
(清水委員)「安全に問題が生じた際は入口マル1出口マル1を閉鎖することを含めて、追加の安全対策を講じる」とありますが、閉鎖するのでしょうか。
(事務局)県警は、閉鎖までは求めておらず、安全対策を講じてほしいという意見です。それを踏まえて審議会の意見として、どこまで求めるかを、ご審議いただければと考えます。
(清水委員)承知しました。
(碓井副会長)「渋滞が発生した場合は、交通管理者と協議します」とありましたが、渋滞がおきる蓋然性が高いのであれば、どういう対策をするのか確認しておくことが、望ましいと考えます。渋滞が発生した場合に、車両をどうさばくかという対策が主でしたが、自動車による来客が減るよう、シャトルバスの運行を検討できないでしょうか。
(事務局)現時点で、設置者からは、公共交通機関利用や自転車の利用促進をホームページ等でご案内するとの報告がありました。シャトルバスの運営について設置者に確認をします。
(貴村会長)他に何か意見はありますか。
(各委員)(意見なし)
(貴村会長)では、次回の審議会に向けての確認事項について、事務局から確認していただけますか。
(事務局)1点目は、計画地の西側の入口マル1について敷地をセットバックして入庫専用レーンを作ることは可能か、2点目は、計画地西側の入口マル1出口マル1を閉鎖した場合、他の出入口で入庫処理は可能か、3点目は、自動車による来客が減るよう、シャトルバスの運行を検討できないか、について次回の審議会で報告します。
(貴村会長)確認事項が残っており、確認事項をもとにさらに審議の必要があるため、継続審議とさせていただいてよろしいでしょうか。
(各委員)(意見なし)
(貴村会長)では、この案件については、継続審議としたいと思います。
商業流通課にて保管
このページの所管所属は産業労働局 中小企業部商業流通課です。