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更新日:2024年1月5日
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髙野元さんの分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」の活用について紹介します
〇 株式会社オリィ研究所が開発した分身ロボットです。
〇 カメラ・マイク・スピーカーが搭載されており、インターネットを通して操作が可能です。
〇 移動の制約があっても「行きたい場所」にOriHimeを置くことで、その場の風景を見たり、その場の会話に、声や身振りでリアクションをするなど、あたかもその人がその場にいるようなコミュニケーションが可能です。
髙野さんは神奈川県の共生社会アドバイザーとして、OriHimeを活用したテレワークにより、自宅から県の会議などに参加しています。
(写真左:会議の様子/写真右:新庁舎1FロビーでOriHimeの就労支援の試行を見学した時の様子)
なお、髙野さんが実際に視線入力をしてOriHimeを操作している様子が動画で紹介されています。
2020年7月12日放送 テレビ神奈川 カナフルTV 動画はこちら
※髙野さんの出演は18分頃から
OriHimeがあって良かったことは、OriHimeを通じて会議や遊びに参加した時に存在を忘れられないことだと思います。あと手を挙げたりして、ボディーランゲージでアピールできるところも良いことだと思います。
髙野さんとはOriHimeを通じて定期的に会議を行い、経営者の視点と障害福祉サービス利用者の両方視点から助言をいただいています。
OriHimeには声だけでなく、頷く・拍手をするようなアクションがあり、気持ちが伝わりやすいと思います。その場にはいなくても、OriHimeはその人と目の前で話しているような気持ちになり、気持ちが温かくなります。
これから神奈川県だけではなく、この事例が全国で広まって、全国的にともに生きる社会の実現に繋がっていけばと思います。
関連リンク
分身ロボット OriHime (製作元:(株)オリイ研究所)
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