ヘルスケア・ニューフロンティアの推進
更新日:2024年6月5日
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いわゆる団塊の世代が75歳以上の後期高齢者になる2025年には、高齢者の虚弱化や認知症の増加など、超高齢社会の課題が一気に顕在化する「2025年問題」が危惧されています。
そこで、神奈川の強みを生かし、イノベーションの力で超高齢社会を乗り越えていくために、ヘルスケアの分野で先進的な取組みを進めることで、超高齢社会の課題を解決するとともに、新たな市場・産業の創出を図っていきます。
このような取組みを、多様な主体と連携しSDGsの理念に沿って進めることで、すべての世代が日常生活の中で未病を改善し、100歳になっても健康で生きがいと笑顔あふれる健康長寿社会(「スマイル100歳社会」)を目指します。
神奈川県では、ヘルスケアの分野で「最先端医療・最新技術の追求」と「未病の改善」という2つのアプローチを融合させ、新たな市場・産業の創出を図るとともに、健康寿命を延伸し、持続可能な新たな社会システムを創造していく「ヘルスケア・ニューフロンティア」政策を進めています。
県民にとって身近な課題である次の4つの重点領域に対し、イノベーションの創出や産業化の側面からのアプローチを中心に取組みを進めます。
メタボリスク指標の活用に基づく介入プログラムの開発により、生活習慣の改善を図ります。
マイME-BYOカルテのデータを活用し、医療機関と連携して重症化を予防します。
ロコモ・フレイル対策サービスの利用を促進し、生活機能の維持を図ります。
ロボティクスと再生医療を促進し、低下した機能の回復を可能にします。
認知症に関する指標及び早期診断技術の開発・普及を通じて、進行抑制を図ります。
再生医療・遺伝子治療など新たな治療方法の実用化を促進します。
家庭や職場のストレスの状態の「見える化」を通じて、早期発見・介入を図ります。
コミュニケーション・ロボットなど様々な介入ツールの普及を促進します。
健康や未病に関する知識の普及 未病改善のための商品やサービスの普及・拡大 未病産業研究会
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研究開発の支援 最新技術の市場化の促進 県内における関連産業の集積促進 ライフイノベーションセンター |
個人の選択と行動を行政や企業等が支える仕組みづくり 実施スキーム
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県内企業の国際展開を支援 海外の先進的な取組みの県内への早期提供 WHOと幅広い連携 高齢化の対応等に関する専門家会合 |
マイME-BYOカルテの普及 蓄積されたデータを未病改善に活用できる仕組みの構築 マイME-BYOカルテ |
新たな技術や社会システムの変革を担う人材の育成 県立保健福祉大学大学院ヘルスイノベーション研究科
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詳しくは「ヘルスケア・ニューフロンティア推進プラン」のページをご覧ください。
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2023年5月25日 ライフサイエンス企業等の国際展開に係るアンケートの実施について(受付は終了しました)
2023年3月14日 【開催報告】WHOエイジフレンドリーシティ推進オンラインセミナー「高齢者のための包括的なケア~健康長寿社会の実現に向けて~」
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