給食施設のための災害対策ツール
当センター地域食生活対策推進協議会において、平成25年度から27年度に作成した資料3点を紹介します。
災害に備えた非常備蓄食の考え方
特徴
- 以下のような状態においても対応できる非常備蓄食を目指しています。
・建物の部分的な損壊はあったものの、施設に人が留まっている
・ライフライン(電気、水道、ガス)がすべて止まった
・がけ崩れや道路の寸断等により、施設が孤立し、人や物の出入りができないなど
- ワークシートにより、施設で非常備蓄量を検討することができます。
- 調理担当職員がいなくても提供できる方法を紹介しています。
- 施設の状況を踏まえて、コストにも配慮した運用方法を記載し、現実的な内容になっています。
(平成25年度作成)
給食施設のための備えセルフチェック表
特徴
- 神奈川県地域防災計画における被害想定に対する対策例を示しています。
- 秦野伊勢原地域の給食施設の事例を掲載していますので、具体的な備えの方法がわかりやすく、参考になります。
- それぞれの備えの状況を入力すると、レーダーチャートに表示され、防災対策を総合的に見ることができます。
(平成26年度作成)
給食施設のための備えヒント集
特徴
- 「給食施設のための備えセルフチェック表」を活用して行った「平成27年度給食施設における災害対策に係る調査」に基づく、秦野伊勢原地域の備え状況結果を掲載しました。
- 秦野伊勢原地域の各施設からいただいた、災害に対する取り組み事例やコラムを掲載しました。
(平成27年度作成)