花粉症について
花粉の飛散情報
花粉症は、花粉が原因で引き起こされるアレルギー症状です。
くしゃみ、鼻水、眼のかゆみ、皮膚の荒れ、せき、口内のかゆみなど、多くの場合は花粉の飛ぶ季節に限定しておこります。
ダニアレルギーや、複数の花粉のアレルギーがある場合は、飛散時期と一致しない場合もあります。
主な花粉の飛散時期
花粉症を引き起こす植物には次のようなものあがあります。
【樹木】スギ、ヒノキ、シラカンバ、ハンノキ、ケヤキ、クヌギ、コナラなど
【草木】イネ科(カモガヤ、オオアワガエリなど)、キク科(ブタクサ、ヨモギなど)、アサ科(カナムグラなど)
花粉は、晴れて気温が高い日、空気が乾燥して風が強い日、雨上がりの翌日や気温が高い日が続いたあとに特に多くなります。
花粉の飛散する時期は地域によって違いがありますが、春から秋にかけて飛散しています。
- スギ花粉
- 2月から4月
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- ヒノキ花粉
- 3月から5月
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- イネ科の花粉
- 4月中旬から6月
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- ブタクサやヨモギの花粉
- 8月下旬から9月
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- カナムグラ(アサ科)など
- 9月から10月
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花粉症の予防について
花粉の症状をやわらげたり、発症を防ぐには、花粉を避けることが大切です。また、規則正しい生活やバランスのとれた食事を心がけましょう。
予防対策には次のものがあげられます。
- 花粉情報を有効に使って行動する
- 花粉症用のマスクやメガネを使用する
- 外出から帰ったら、花粉を落としてから家に入り、洗顔やうがいをする
- 室内換気をした場合、花粉が流入するため、掃除をする
- 外出時の服装はウール製の上着は避ける
花粉症の症状が重い場合は、耳鼻咽喉科や眼科での受診をおすすめします。
花粉症でない方も、何らかのきっかけで花粉症になる可能性がありますので、予防に努めましょう。
花粉症についての相談
県の保健福祉事務所では、随時電話等により花粉症に関する一般的な健康相談を行っています。
県域保健福祉事務所一覧
機関名 |
郵便番号 |
所在地 |
電話 |
平塚保健福祉事務所 |
254-0051 |
平塚市豊原町6-21 |
0463(32)0130 |
平塚保健福祉事務所秦野センター |
257-0031 |
秦野市曽屋2-9-9 |
0463(82)1428 |
鎌倉保健福祉事務所 |
248-0014 |
鎌倉市由比ガ浜2-16-13 |
0467(24)3900 |
鎌倉保健福祉事務所三崎センター |
238-0221 |
三浦市三崎町六合32 |
046(882)6811 |
小田原保健福祉事務所 |
250-0042 |
小田原市荻窪350-1 |
0465(32)8000 |
小田原保健福祉事務所足柄上センター |
258-0021 |
足柄上郡開成町吉田島2489-2 |
0465(83)5111 |
厚木保健福祉事務所 |
243-0004 |
厚木市水引2-3-1 |
046(224)1111 |
厚木保健福祉事務所大和センター |
242-0021 |
大和市中央1-5-26 |
046(261)2948 |
神奈川県の取組み
県内のスギ・ヒノキの花粉飛散量
県自然環境保全センターでは、スギの花粉飛散量を予測するため、平成9年度から県内の森林30箇所で花粉を飛散させる雄花の着花量調査を実施しています。
花粉の発生源対策
県では花粉症対策苗木の生産、スギ林針広混交林化と植え替えの取り組みを行っています。
花粉症の関連サイト