ホーム > くらし・安全・環境 > 生活と自然環境の保全と改善 > 開発規制・生活環境の保全 > かながわの水源環境の保全・再生をめざして > 水源環境保全・再生かながわ県民会議の概要 > 第41回(第5期第3回)水源環境保全・再生かながわ県民会議審議結果
更新日:2020年9月4日
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次の審議会等を下記のとおり開催した。
第41回(第5期第3回)水源環境保全・再生かながわ県民会議
平成30年3月22日(木曜日)18時00分から20時00分
産業貿易センター地下1階 B102号室
鈴木 雅一【座長】
相川 健志、青砥 航次、太田 隆之、小笠原 多加子、上宮田 幸恵、川島 範子、倉橋 満知子、佐藤 恭平、高橋 貴子、滝澤 洋子、谷本 有美子、豊田 直之、西 寿子、羽澄 俊裕、服部 俊明、林 義亮、増田 清美、森本 正信、吉村 千洋
平成30年7月
水源環境保全課、担当者名 加藤、石郷岡
議事録全文
(事務局)
定刻となりました。開会に先立ちまして本日の委員出席状況について、ご報告申し上げます。
本日の委員出席状況ですが、現在19名のご出席を頂いており県民会議設置要綱第5条第2項に規定する定足数を満たしております。本日傍聴の方は1名です。また、県側の出席者につきましては、平田緑政部長ほか関係各課職員が出席しております。
次に議事の進行ですが、設置要綱第5条第1項の規定により、鈴木座長に議長をお願いいたします。
それでは鈴木座長よろしくお願いいたします。
(鈴木座長)
今日は第5期の県民会議の第3回目の会議となります。お集まりいただきありがとうございます。式次第の通り本日は、点検結果報告書を最終的に確定する議論と来年度以降どの様に構成やスケジュールを進めていくか。市民事業や、事業モニター、県民フォーラム等の活動の報告を予定しています。
議題1
(1)施策調査専門委員会の検討状況について
(鈴木座長)
1つめの点検結果報告書に関わる議論を進めていきます。吉村委員長からご説明をお願いします。
(施策調査専門委員会の検討状況について、資料1-1から資料1-5により、吉村委員長から説明)
(鈴木座長)
ありがとうございました。
資料1-4について、ただいまご説明がありましたとおり、皆様から頂いたご意見等を反映して、今お手元にある資料となっております。
事務局に伺いますが今お配りいただいている資料1-4はアンダーラインが入っておりますが、このアンダーラインをはずしたものが完成品になるということでよろしいでしょうか。
(事務局)
はい。
(鈴木座長)
そういたしますと、この形でご報告するということについてのご意見を伺いたいと思います。資料1-4の0-11ページですが、これが私どもの点検した結果の意見ということになります。キーポイントを申し上げますと0-11ページのところの5行目に森林関係事業では概ね順調に進められていると評価できる。
それから水関係事業では、概ね計画どおりに進捗しているが、市町と連携して、より一層の整備促進をはかる必要があるというような評価、意見となっております。
それから第二期から行う取組についてはそれぞれ一定の成果がでてきているという評価であります。
さらに県民会議としても事業モニター等の改善等をしているがより一層の活動の充実が必要であるというような評価をしております。
次に0-12ですが、これの活動、意見を受けて県では、いろいろ取り組んでいるということがありまして、今後の事業展開に期待したいという意見でございます。
それからまた、各種モニタリングを続けてほしいということで、後ろから二段目の段落は事業評価の仕組みが機能していてそれは大事なことだと言った上で、さらに水源環境保全・再生事業のあり方として事業の推進を県の各部署で事業進捗に努めていただきたいということを県民会議として議論をしてとりまとめたという部分であります。
もう一つ申し上げますと資料の13-1の部分は皆様から頂いた意見で事業の総括や県民会議全体の意見として取りまとめに入らなかったもの、個々の意見というものを13番のところで各事業について出された各委員からのご意見をもれなく書かせていただいたものです。こういうご意見も参照して今後に生かしていくというような考え方でございます。
その後は県民フォーラム等で説明をさせていただくということであります。
何かこの資料1-4についてご意見あるでしょうか。
(滝澤委員)
13-14ページにある私の意見なのですが最後の段落で、総括の中で、0-12ページにという私の意見が記載されていますが、記載されている場所が違うと思います。13施策全般・その他というところに載せていただきたい。
(鈴木座長)
事務局と確認し修正させていただきます。
他にあるでしょうか。
それでは、今ご指摘があったところについて修正させていただきますが、その上でこの形で黒岩知事にこの平成28年度の事業の点検結果報告ということで提出するということでお認めいただきたいと思いますがよろしいでしょうか。
ありがとうございます。それではお認めいただいたということで先に進めたいと思います。
また、概要版もお認めいただいてよろしいでしょうか。よろしければ先に進みます。
(施策調査専門委員会の検討状況について、資料1-6、資料1-7により、吉村委員長から説明)
(鈴木座長)
ありがとうございます。
点検結果報告というのですが、先ほどご了解いただいた資料1-4は例年の第1期、2期とずっとやってきたスタイルですが、来年度は第3期の1年目の総括ということで、この際、もう少し見やすく簡略化できないかということで要請がありました。ただ薄くすればいいというわけではありませんで、先ほど議論がありましたが、資料1-4でいうと13番にありました個別意見とかあるいはそこでの事業モニターの報告書にあるいろいろな議論の中身、これが今回のものだと冊子からは、はずすということであります。ただ生の意見が消えるということは、もともと生の意見が記載されているということが県民会議の従来からの特徴でありますので、これはホームページの方にきちんと載せてそちらで参照できるようにします。手に取るものとしては、この200ページを超えているものを80から70ページにしたいという趣旨でございます。
ですので、個別意見を大事にしたいという趣旨は変えないということです。
そうするとホームページの方をわかりやすくしないと役にたたないですからこれから事務局の方にもご努力いただくのかなと思っております。
また、吉村委員長からありましたように、まだ細部については来年度の報告書をまとめる中でさらに議論をすすめていただきたいと思います。
何かご意見ご要望はあるでしょうか。
(青砥委員)
従来に比べて薄くしてくれるのは見る方にはとてもありがたい。
特に重複したところをまとめるとかは、もっと早くやってほしかったと思うのですが、私たちはその見ることによって見るたびによくなったのではないかなと思いますが、このボリュームを減らすということについては毎回事務局の負担がものすごく大変だろうと思うのですが、このやり方で事務局の方たちは楽になるのでしょうか。
(事務局)
ボリュームを減らした分については楽になるだろうとは思いますが、目的はそれではなく、あくまでも県民の皆様にわかりやすくなるということで見直しをはかるということです。
(鈴木座長)
よろしければ、この資料1-6と1-7で示されている方向で来年度の点検結果報告書の作成は新年度になったらとりかかるということにさせていただきたいと思います。
(施策調査専門委員会の検討状況について、資料1-8により、吉村委員長から説明)
(鈴木座長)
ありがとうございました。それでは施策調査専門部会で今後のスケジュールの議論をしたとのことでございます。要は水源環境の施策大綱の大本のものは20年計画になっていて現在が11年目ということでございます。20年の終わりというのがこの資料1-8にあります第4期の終わりで平成38年であるということでございます。そこでは20年計画が終わったあとどうするかという先の話がいずれ必要になっている。それに向けては大分前から議論を重ねていかなければこういう大きな話ができなかろうというわけでそこに向けて第4期の計画を考えていく必要がある。そうすると現在の第3期の半ばに行われる第3期の中間評価というところでそれなりの将来計画の議論を始める土台を作らなければならないというのが1-8の上の(1)であります。先の話ですが第3期のうちには今までの11年間どうだったのかの話をしていかなければいけません。
それと、資料1-8というのは、1月31日にありました施策調査専門委員会の時の議論をする基になった資料です。そこの右側に経済評価を実施しない理由とありますが、これは施策調査専門委員会ではいろいろな議論が出まして、しない理由と書くのは強すぎるのではないでしょうか。委員の中にはしない方がいい、またはすることを考えた方がいいというご意見がでました。今決めなくてもいいでしょうということで、今日のこの1-8の資料というのは1月31日に議論をした資料だということで右上に施策調査専門委員会の資料であると書かせていただいております。もう1つここに書いてあるのは吉村委員長からご説明がありましたが、将来の議論を始めるために今年の11月か12月にワークショップをしましょう。これは、それなりに準備をしたワークショップができないかということで1-8の資料の(3)ですがこれは平成30年度の予定という中に6月中旬にワークショップ開催に向けた準備等を施策調査専門委員会が始めると書いてありますがこれは来年度の議論ということでありますが、これは施策調査専門委員会だけではなくて県民会議全体の議論で準備をしていくということで考えているということでございます。
このあたりにつきましてご意見があればよろしくお願いします。ここで事務局に伺いますが、議題の5番に平成30年度県民会議スケジュールについてということで机上に配付されております資料7-1というのをのちほど説明があると思いますが、場合によっては今の議論とかぶるところがありますので、私の理解としては今説明いただいた資料1-8の(3)の部分を事務局に各専門委員会や各チームに分けていろんな会議で実施するというのを落とし込んだものが資料7-1でありますが、事務局からご説明いただけますか。
(5)平成30年度県民会議スケジュールについて
(平成30年度スケジュールについて、資料7-1、資料7-2により水源環境保全課角田副主幹から説明)
(鈴木座長)
ありがとうございました。第3期以降の評価スケジュール等について、施策調査専門委員長からご提案をいただきました。12月にワークショップがあり、それに関連して、議題5の平成30年度県民会議全体スケジュールを事務局からご説明いただきました。資料1-8で示されたスケジュールについて、委員のご意見をいただきたいと思います。経済評価を今後するかどうかについて、施策調査専門委員会で検討を進めることや、長期計画や、今年度、来年度の検討方法等について、ご意見はありますか。特に、資料7-2の表面にある目的、対象、企画内容についてご意見をいただきたいと思います。
(倉橋委員)
前回のワークショップ実施時、一般の方の参加が少なく、関係者ばかりが集まったため、一般の方の意見が吸い上げられなかったような気がします。ワークショップの開催は賛成ですが、やり方や周知の仕方を考えないと、通り一遍に開催しただけになってしまう。検討会のメンバーで検討するのは良いが、県民会議全体で検討する場は設けるのでしょうか。
(鈴木座長)
資料7-2にある検討会のメンバーについては、検討会に必ず出席してほしいという方の名前が書かれているだけで、他の県民会議のメンバーを排除するという趣旨ではないと私は理解しています。開かれた検討会であって、検討結果は県民会議で議論していくということだと思います。事務局からワークショップの検討会のメンバーを決めていただきたいと提案されたが、平成30年度の県民会議が7月下旬で、ワークショップ開催の内容について議論するには時期的に遅いということだと思います。資料7-2だと裏面で今後のスケジュールがありますが4、5月頃から何をやるか、中身をどうするのか、なるべく広く皆様にご参加いただくための周知徹底にはどうしたらいいかといった議論はどうしたらいいかということは早めに行った方がいいというのが裏面のスケジュールです。
(吉村委員長)
補足すると、ワークショップ開催の趣旨は中間評価報告書作成の準備と次期計画への意見書の作成です。中間評価に関しては、委員の皆様が積極的にやる部分なので、県民の方に来ていただいて、中身を理解、評価して、コメントを出してもらうのは時間的に厳しいと思います。広く意見を収集することは、将来に向けて、次期計画の内容をまとめていく上では重要になります。この2つをどのようなウェイトで入れ込むかが、準備段階の重要なポイントになると思います。あとは、第1回の経験を共有して準備を始めるのが重要だと思っています。
(鈴木座長)
何かご意見ありますか。
(青砥委員)
先ほど、倉橋委員が検討状況について、県民会議全体で検討する機会があるのか質問されていましたが、今後のスケジュールの8月を見ると委員向け取組成果(モニタリングの状況)説明と書かれている、この意味がわからないのですが、これは、ワークショップの内容を皆で確認するのか、全く違うことなのかお答えいただいてよいでしょうか。
(鈴木座長)
事務局、この点はいかがでしょうか。
(事務局)
10番事業で実施している、水環境モニタリング事業について、県民会議の場で詳しい成果の報告をしたことがないので、県民の方に広める前に、県民会議委員の皆様に先に知っていただく必要があると考え、委員向け取組成果(モニタリングの状況)説明という話の場を設けています。
(鈴木座長)
資料1-4の0-5ページに事業の評価の流れ図があります。各事業について、予算がどれだけあって、例えば水源林の確保であれば、何ヘクタール確保したか等の数量を点検するのがアウトプットで、水源林を確保した後、下草が生えたか等を見るのが1次的アウトカムで、そこまでは毎年見ています。さらにその右側の2次的アウトカムや最終的アウトカムを議論するために、森林モニタリングや河川モニタリングがあり、そのあたりも含めて、ワークショップで議論し、理解を共有しようとしており、事務局の話はそういうことを念頭に置いていると思います。そういう議論は従来の県民会議の定例会議では議論できないので、こういう場で予習してワークショップをするということだと思います。何か、事務局から付け加えることはありますか。
(事務局)
そういう趣旨でよろしいです。
(青砥委員)
少し唐突な感じがしたが、よろしいです。
(鈴木座長)
ワークショップの内容を予習するという意味合いが委員向け取組成果(モニタリングの状況)説明に含まれているかもしれません。倉橋委員からご指摘のとおり、幅広い意見を聞くことが大事だと思うので、検討会で考えてほしいと思います。このあたりについて、増田委員長、何かコメントはありますか。
(増田委員長)
特にありません。
(鈴木座長)
資料1-8については了解いただきました。資料7-2のご提案についても、了解いただけますでしょうか。では了解いただけたということで進めます。ありがとうございます。
(2)市民事業専門委員会の検討状況について
(市民事業専門委員会の検討状況について、資料2により、増田委員長から説明)
(鈴木座長)
ありがとうございました。ご質問等はございますでしょうか。よろしいでしょうか。
市民事業専門委員会の皆様には、補助金の審査・選考いただき、ありがとうございました。お礼申し上げます。
(3)各作業チームの活動報告について
(鈴木座長)
次の議題に移らせていただきます。各作業チームからの報告ということで、各チームのチームリーダーからご報告をお願いします。
質疑は、3つのチームのご報告をいただいてからまとめてお願いしたいと思います。
(事業モニターチームの活動について、資料3-1から3-3により滝澤委員、高橋(貴)委員、相川委員から報告)
(県民フォーラムチームの活動について、資料4-1、4-2、4-3により森本委員から報告)
(コミュニケーションチームの活動について、資料5-1、5-2により豊田委員から報告)
(鈴木座長)
ありがとうございます。今、3つのチームからご報告をいただきました。
事業モニターについては、1つは丹沢堂平での取組、2つめは地域水源林整備の支援の事業モニターを行いました。
1番事業は県が実施している事業であるのに対し、地域水源林整備というのは市町村に委託をして市町村が補助をする事業となります。
1番事業はよくモニターしていましたが、地域水源林はあまりその機会がなく、初めての議論もあったものと思われます。
モニター報告について、ご意見ありますでしょうか。
(服部委員)
地域水源林事業についてですが、水源かん養の視点からは疑問が残るという意見があるのと、税金は有効に使われたかということで疑問が残ると書かれています。
具体的にどういうところが疑問が残ったのか、教えていただけますでしょうか。
(青砥委員)
ご質問の意見は私の意見だと思いますが、湯河原町は桜の単層林を作ろうとしており、水源かん養というよりは、観光的な森にしているような印象を受けました。
それから、税金が有効に使われていたかということについては、県民のための水源林整備としては疑問が残るというのは、箱根のことを言っているものですが、芦ノ湖周辺の水源林を整備し、きれいに管理されていい森づくりをされていると思うのですが、その結果、芦ノ湖の水を潤しているのではないかと感じます。芦ノ湖の水利権は神奈川県にはないものですので、このような感想を持ちました。
(倉橋委員)
私も同じですが、湯河原に関しては、水源林には違いないが、桜で広葉樹では有るのですが、単一化したものを観光のために下草を常にきれいに刈って整備しています。それが、生態系などにとって良いことなのか疑問を感じました。
箱根町に関しては、芦ノ湖の水は静岡側に行きますので、水源地ではないと思っております。地域として整備することに関しては、必要だとは思います。
(鈴木座長)
議論はいろいろとあるかと思いますが、このような議論はワークショップなりで深めていっていただくのがよいと思います。
他に、ありますでしょうか。よろしければ、続いて県民フォーラムチームについてですが、非常に活発に活動いただいております。何かご意見等はありますでしょうか。
よろしければ、続いてコミュニケーションチームに関してはいかがでしょうか。
(青砥委員)
絵本を作られるのは非常に良いことだと思いますが、どのように活用されるのでしょうか。販売されるのか、県内の学校などに配布するのかとか方法があるかと思うのですがいかがでしょうか。
(豊田委員)
現在は、幼稚園や小学校に配布するということを考えています。発行できる部数も限られると思いますので、廉価版としてコストを落としたもので増刷できたらいいと考えております。
販売ではなく、配布するという方向性です。
(鈴木座長)
ありがとうございました。もうすぐ次の年度となりますが、引き続き活動をお願いしたいと思います。
(4)第40回県民会議における主な意見への対応について
(鈴木座長)
続いて、議題の4、5になりますが、5は先ほど終わりましたので、4についてです。
こちらは前回の会議でいただいた意見に対して県から回答するというものです。では、事務局からお願いします。
(第40回県民会議における主な意見への対応について、資料6により水源環境保全課増子グループリーダー、石郷岡グループリーダーから説明)
(鈴木座長)
2番については、市民事業専門委員会の活動でご報告いただいています。1番の返還後の森林の扱いについては、これまでは県の回答どおりで良かったが、昨今の森林、林業の事情を考えると、将来については懸念が生じるおそれがあるため、継続して検討してほしいと思います。時間がないので、1番についてご意見があれば、事務局にお寄せください。
報告事項
・森林環境税(仮称)の概要について
・平成30年度当初予算(案)について
(鈴木座長)
報告事項として、県で2つ準備していただいています。まず、森林環境税(仮称)の概要について、ご説明をお願いします。
(森林環境税(仮称)の概要についてを資料8により羽鹿水源環境保全課長から報告)
(鈴木座長)
ありがとうございました。ほとんどの方は、森林環境税について急に聞いてびっくりされていると思います。こういう資料が林野庁から出ていて、森林環境税と神奈川県の水源環境保全税の趣旨が重なる部分があるので、議論が必要になるかと思います。平成30年度当初予算について、事務局からご説明をお願いします。
(平成30年度当初予算(案)についてを資料9により、羽鹿水源環境保全課長から報告)
(鈴木座長)
ありがとうございました。平成31年度に国の事業が始まる前に、国と神奈川県の事業の重なりに関する議論を済ませておくということなのでしょうか。
(事務局)
鈴木座長がおっしゃるとおりで、平成31年4月からはお金も入り、事業も始まるので、平成30年度中に整理をして、平成31年度予算に反映させなければいけないという状況です。
(鈴木座長)
ありがとうございました。
これで、本日の全ての議事は終わりとなりますが、何かありますか。
(川島委員)
机上配布した資料の3ページ目は、小田原山盛の会のシカ調査班が3年間かけて調査した踏査ルートです。7ページ目の生活痕跡GPS位置情報図では、シカの生息密度の高い所は青いピンの分布が密になり、その部分をホットスポットとして赤い線で囲ってあります。これは捕獲については大変有効な情報となります。
先日シンポジウムを開催し、シカの行動圏の研究をしている静岡県の研究員に来ていただきました。メスグループは定着して、そこで高密度化すると伺い、会の調査結果とリンクする事が分かりました。今後も対策に向けてホットスポットを見つける調査を続けていきたいと思います。最後のページにシンポジウム議事録を掲載しました。専門家の話が載っていますので、是非ご覧ください。
よろしくお願いいたします。
(鈴木座長)
よろしいでしょうか。何かありますか。
(事務局)
先ほどの事業モニターと地域水源林のやりとりについて、補足したいので担当グループからご説明します。
(増子GL)
箱根町と湯河原町の職員の説明を繰り返します。箱根町の芦ノ湖の疑義について、地下水のかん養ということで町内では水道水源として地下水を取っているところがあるため、当該箇所を地域水源林として整備をしています。湯河原町については、桜の生育が早いため植栽樹種として選定しました。また苗木が成長した後の草刈りは行わず、地域水源林として、森林の生育を見守っていきます。
(鈴木座長)
はい。わかりました。
では、事務局へお返しします。
(事務局)
これを持ちまして、第41回水源環境保全・再生かながわ県民会議を閉会いたします。
(閉会)
資料1-3 資料1-3点検結果報告書(第2期・平成28年度実績版)(案)に関する意見照会結果及び対応案
資料1-4 特別対策事業の点検結果報告書(第2期)・平成28年度実績版(案)(その1)
資料1-4 特別対策事業の点検結果報告書(第2期)・平成28年度実績版(案)(その2)
資料1-5 特別対策事業の点検結果報告書(第2期・平成28年度概要版)(案)
資料1-6 点検結果報告書(第3期版)の構成見直しについて(案)
資料2平成30年度水源環境保全・再生市民事業支援補助金申請及び採択状況
資料4-1 第38回水源環境保全・再生かながわ県民フォーラム結果概要
資料4-2 県民フォーラム意見について(第35回~第38回)
資料5-1 絵本・紙芝居「かながわしずくちゃんと森のなかまたち」(仮称)について
資料5-2 平成30年度コミュニケーションチーム活動スケジュールについて
資料7-2 県民参加型ワークショップ(第42回県民フォーラム)の開催について(案)
このページの所管所属は環境農政局 緑政部水源環境保全課です。