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更新日:2022年2月17日
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次の審議会等を下記のとおり開催した。
第57回施策調査専門委員会
令和4年1月12日(水曜日)14時30分から17時00分
株式会社産業貿易センター 3階302号室
吉村 千洋【委員長】、太田 隆之、大沼 あゆみ、岡田 久子、鈴木 雅一、羽澄 俊裕
令和4年2月21日(月曜日)16時00分から18時30分
水源環境保全課水源企画グループ 塩脇
〇吉村委員長
早速、議題に入らせていただきます。本日は3点議題があります。点検結果報告書、この委員会の次期委員への引継内容について、そして、森林環境譲与税の使途についての御報告となっております。最初の点検結果報告書の修正案について、まず御説明いただいて、内容を確認していきたいと思います。
それでは、意見照会の結果と変更点について、事務局のほうから御説明をお願いいたします。
【議題1 令和2年度点検結果報告書について】
[資料1-1~1-3により事務局から説明]
〇吉村委員長
ありがとうございました。本日は、本体と概要版のほうも御確認いただきたいと思いますが、まず、報告書本体のほうの確認をしていきたいと思います。全部で20件御意見が出されまして、事務局のほうに対応いただいて、二、三に関しては皆さんと議論をしないといけないと思いますけれども、それ以外は形式的なところ、それから資料等の掲載の方法に関してですので、大体この方向でいいかなという印象です。恐らくこの委員会の皆さんからも御意見が出されていると思いますが、事務局もしくは私のほうで勘違い等があれば、最初に御指摘いただきたいと思います。鈴木委員、お願いします。
〇鈴木委員
議論するところは後回しにして、個別的なところで言えば、本編の7-2で、テトラクロロエチレンと硝酸性窒素の説明を加えましたという御紹介があったのですが、硝酸性窒素の説明で、原因はいいのですが、高濃度で摂取すると云々というのは非常に高濃度のときの話で、水源環境の施策で扱う濃度とは桁が違うと思うのですね。要は、硝酸性窒素の濃度が川とか地下水で高くなると、河川、湖沼、沿岸の赤潮を生むとか、それに関わっているわけですよね。だから、1行目はいいとして、注2の2行目はここでの説明と違うと思ったというのが1つ。もう一つは、10-7の森林モニタリングのところにある図について見にくいと言ったときに、絵が大きくできないからこのままにしているとおっしゃったのですが、見にくい理由は、小さいからではなくて、背景に標高のけばみたいなものが黒く色がついているから、黒い点が見にくくなっていると思うのですね。これは地図の市町村の境と丸印と地名にすれば見えるのかなと思います。一手間かけていただけないかと思います。個別的にそういうことです。
〇吉村委員長
ありがとうございます。2つ目については私も気になっていまして、単純にページ数を増やせばいいのではないかなという気がしますが、それは難しいですか。この地図だけでなくて、その下の図の字も小さいので、増やすほうがいいかなということですが、地図の背景の色については、きれいにできると見やすいというのは確かですよね。その後がずれてくるのでちょっと。
〇宮本水源環境保全課長
全体的に少しずれていくと、その後の表の位置がということだと思いますけれども、今のこの図を調査の概要が書かれている真下に大きく載せてしまって、ドラスティックにずらしていくことで多少なりとも見やすくできるのかもしれませんが、10-10ページに手入れの評価が入っていますので、この辺りを完全に1ページ後ろにずらしてしまえばできないこともないのかもしれないですね。少しやってみましょうか。
〇吉村委員長
全体としてページ数を増やしたくないという思いがあるということですかね。あまりこだわらなくてもいいと思いますが。
〇鈴木委員
今の点、10-7ページの地図の話をしていますが、10-13ページの河川モニタリングの地図は似たような地図だけれども、もうちょっと分かりやすいですね。2色になっているからかもしれませんが。だから、こっちだったらオーケーなので、参考にしたらいいと思います。その辺は事務局にお任せして進めていただくというのでいいのではないでしょうか。
〇吉村委員長
最終的にはカラーになるのでしたか。
〇宮本水源環境保全課長
ホームページに載せるのはカラーになります。
〇吉村委員長
分かりました。では、それも選択肢の一つとして、見やすくしていただくか、少しレイアウトを変えるということも可能だと思いますので、御検討いただきたいと思います。
それから、1つ目の御指摘ですが、7-2ページの補足説明のところで、硝酸性窒素汚染の部分ですね。乳児、人に対する影響だけではなくて、環境に対する影響もあるということで、むしろそっちのほうが大事ではないかという御指摘だと思います。これを見てみると、具体的な濃度がこの資料には出てこないのですね。どこかにありますか。
〇鈴木委員
環境基準(10mg/L)ですね。これで人間への影響は出ないはずなので、水道の原水の基準ぐらいのほうを論じるほうがいいぐらい。あるいは、実際はもっと、今心配しているところというのはもうちょっと低いかもしれません。
〇吉村委員長
この件について、岡田委員、いかがでしょうか。
〇岡田委員
先ほど鈴木委員が言われていたように、赤潮について言及するほうが適当なのかもしれません。
〇吉村委員長
関連は強そうですよね。この注釈はよく評価書に書かれている内容で、間違いはないと思うのですけれども、実際の現場の濃度を考えると、健康被害だけではなくて、生態系への影響もありますので、私としてはここで両方触れると丁寧かなと思います。よろしいですか。では、そこは1行増えてしまうかもしれませんけれども、補足をしていただくということでお願いします。
ほかはいかがですか。2つ目の羽澄委員の御意見に関しては、この解釈で大丈夫そうでしょうか。
〇羽澄委員
整理番号1で、「はじめに」のところに一言文章を入れたほうがいいということを申し上げたのですが、全体の構成を変えるほどの作業をこの段階でお願いするようなものではないので、1番目の意見は取り下げさせていただきたいと思います。この意見を出した理由は、民間が森林管理をやっていくことを県が期待しているような書きぶりについてちょっと引っかかったので、整理番号4を出して、それは受け止めていただいております。その意見の勢いで1番目の意見を書いてしまいました。令和2年度の点検の文書でこだわって書くほどのことでもないので、1番目は取り下げさせていただきます。よろしくお願いします。
〇吉村委員長
ありがとうございます。言われてみると、確かに最初の部分がちょっと足りないかなとも感じましたが、0-1ページに関しては、簡単ですが、第2段落の3行目に目的が一応書かれているのです。これはよく出る文言ですが、「将来にわたり県民が必要とする良質な水の安定的確保」を目的としてというところは目的で、ビジョンと違うと思いますけれども、この一言でさらっと説明がされているということです。総括に関しては、この部分は全くなくて、説明としては第3期5か年計画の4年目というところだけですかね。あとは評価に入ってしまっている。この書類を初めて読む方には不親切かなというところはあるかもしれませんが、毎年フォローしていただいていたり、もしく施策大綱のホームページのリンク先を入れてありますので、そこから全体像を理解していただくことはできることにはなっています。それ以外にいかがですか。
〇鈴木委員
今の点について、資料1-2でこの辺りを拝見したときに、特に整理番号2番の意見に対して、最終評価報告書の暫定取りまとめに対する議論なので、ここで扱わない。それはそれでいいのですけれども、では、最終評価報告書暫定取りまとめに対する内容については、来年度になってから議論することで、当委員会は議論しないのかというと、できれば、まだあと1回はあるわけですから、あるいは本会議もあるわけですから、最終評価報告書暫定取りまとめについては来年度以降議論することではあるけれども、今いろいろな課題が出てきているので、そういう議題はどこかで、例えば今、このメンバーで論ずることがあるかなと思いました。羽澄委員の意見を拝見して思った次第です。できれば、次のこの委員会部会の議題のどこかに入れていただくとか、あるいは、それに向けて各委員の意見を募集していただくとか。これは来年度からですよという話で切れてしまうと、せっかくの羽澄委員のこういうようなコメントが台無しになります。
〇羽澄委員
私としては、ここでわざわざ細部をかき回すのではなくて、来年以降の議論の中で出させていただければいいと思いました。この段階の点検結果報告書として議論を始めたら切りがなくなる気もしましたので、ちょっと取り下げたほうがいいかなと思った次第です。
〇吉村委員長
分かりました。ありがとうございます。そうしましたら、貴重な御意見ですので、御指摘のとおり、最終評価報告書の取りまとめに関する議題をどこかでつくりまして、そこで改めて議論をするという方向でよろしいですかね。内容的には、この後の引継事項にも若干関係するかなと思っていまして、場合によってはそこで議論することもできるかなと思います。最終評価報告書に関してはこれ以外の点も恐らくあると思いますので、後ほど事務局と整理させていただいて、できれば次回2月の委員会で少し議論する時間を取りたいと思います。
〇宮本水源環境保全課長
羽澄委員から御指摘いただいた、まさに台風とか、いわゆる災害への対応というところは非常に重要な観点だと思っていまして、第4期計画を策定するに当たって、県民会議の皆様からいただいた意見書の中にも、令和元年10月の台風の影響によって林地の倒木とか土壌流出の被害が発生しているので、今後、想定される自然災害を踏まえて林地保全対策を強化する必要があるのではないかという御意見を我々のほうに県民会議の皆様からいただいています。それを受けて、さっき事務局からも説明させていただいたように、第4期計画の中ではそうした対策を強化していくという文言を入れていますので、その部分については今まさに対応させていただいておりますので、最終評価の中でそれに対して、さらにその後を踏まえて引き続き評価する必要があるとか、そういった御意見を県民会議のほうからまたいただくところになるのかなと。今、委員長からお話があったように、災害だけではなくて、ほかにもいろいろと多分これからまた最終評価に向けて我々のほうにいただける御意見はあろうかなと思いますので、そういった部分をまた御議論いただく場面をつくっていただければと思います。以上です。
〇吉村委員長
ありがとうございました。
〇鈴木委員
私のほうの意見も、事前にもっと早くお出しすればよかったなと思うのがあるのですけれども、短く言いますと、0-8ページの全体の総括のところですが、細かいのも入れて2つぐらいあります。1つは、上から4行目に、「イベント等の開催を自粛したため一部の取組は実施できなかったが、事業については概ね計画通り」と書いてあるのだけれども、そうするとイベント等は事業ではないということになってしまうので、「その他の事業については」としていただきたい。
それから、その次の段落の終わりのほうですが、「その一方で土壌保全対策は」とあって、台風の影響で「第3期5か年計画の目標達成は困難である」と書いてあるのですね。これは言葉が足らなくて、土壌保全対策は台風が来たので目標達成が困難になったと言うと、何だか分からないというか、これは目標が悪かったのか、全部台風が悪かったのか、何が悪かったのかが分からないのですね。ここのところ、「その一方で」から「困難である」という2行は、事務局の意図も反映されていないような気がするし、あるいは事業モニターか何かをやったようなところの御意見も反映されていないような気がしておりました。もっと早く言えばよかったのですが。
それから、先ほどあった下から2行目の「水と土砂を一体のものとして施策を考えていくことも重要な課題である」、これもそうなのですが、その上のところで出てくる、要はシカの管理と土壌保全の対策も一体的な施策を進めていくというのも大事なので、できれば、これは両方1か所で同じように、そういう複数の目的に対する事業が連携してやるということが大事ですよという脈絡でうまくまとめられないかなと思いました。
というのは、前回、今年度の第1回の事業モニターで、ここに出てくるのは令和2年度の事業モニターだけが出てくるのですけれども、今年度の事業モニターに私は参加させていただいて思ったのは、3-3ページで、先ほども御説明いただいたけれども、土壌保全対策と植生保護柵を合わせて施工している。これは大変結構なのだけれども、実は土壌保全対策とともにつくった植生保護柵のメンテナンスや何かのところの技術基準みたいなものがまだあまりはっきりしていなくて、植生保護事業としての植生保護柵はいろいろな知見が積み重なっているのだけれども、土壌保全対策を実施している部署における植生保護柵のメンテナンスのマニュアルみたいなものは、今、作りかけているところなのか、その辺が、せっかくここまで来ているのだから、あと一歩連携できたらもっといいなと思ったところがあるのです。
ただ、それは今年度の事業モニターで見た話なので、その実態についてここに出てこないのはいいのですけれども、全体の総括としては、さっき言った、土壌保全とシカの管理とか植生保護柵のいろいろな技術の進歩、それから水と土砂の一体の管理、この辺をもうちょっとうまく書けないかなと思いました。長くなって失礼しました。
〇吉村委員長
ありがとうございます。3点ほど指摘いただきました。最初の2つは私も気になっておりまして、御指摘いただいたところです。
第2段落の「一部の取組」のところですかね。「一部の取組」が何かというのが分かるといいなと私も思いました。恐らく県民会議の話ですよね。事業番号で言うと11番の話だと思いますので、11番事業以外はおおむね計画どおりの進捗であったというのが分かるように記載したいなと私も思いました。そこは変更をお願いしたいと思います。
2つ目ですが、土壌保全対策の台風の影響ですね。これは言葉が足りないというのは、恐らく台風の影響で何があったかという、この記述と、最後の結びの部分を読んでみると、やはり不自然かなというのが、「困難である」、これも評価は評価なのですけれども、これで終わってしまうのはちょっと寂しいかなと思います。
〇鈴木委員
私も、これを読んだ印象というか、評価は、土壌保全対策は当初計画どおりの目標は達成されるのだが、台風が来て、やらなければいけないことが増えたので、それまで含めて達成するということについてはさらなる検討と事業の推進が必要だみたいな、そういうことではないかと思うのですね。当初計画は粛々とやっていると思うのですよ。ただ、台風があって思いもかけないことがいっぱい起きて、それまでも全部面倒を見てやるのは困難というか、これからまたやりますよという話なのかなと読んだのですけれども、事務局、どうでしょうか。
〇宮本水源環境保全課長
結局、令和元年の東日本台風で林道が復旧されず通れないところがあって、それによってできていないところがある。
〇鈴木委員
事業も思うようにいかない部分があったということですね。
〇宮本水源環境保全課長
そこはもう少し丁寧に書いたほうがいいかもしれません。
〇吉村委員長
もしできれば、少し前向きな話を私としては入れたいなと思うのです。これが4年目なので、5年目というのが今年度で既に終わりつつあるところですけれども、今後に向けてのメッセージが書けるといいかなと思います。例えば、こういった自然災害の発生状況を見据えながら事業を進めていくというところですかね。それから、もう少し長期で、次の5年間にこの教訓を生かしていくことが望まれるとか、そういう感じかなと思います。
〇鈴木委員
ただ、大きな台風が来る来ないというのは推しはかれないところもあるから。だけど、多分、皆さんの印象というか、考えていることは一緒で、書きようだと思うのですね。
〇吉村委員長
そうしたら、今御議論いただいたように、目標達成の状況を具体的に分かるように修正するということにしましょう。
3点目に関しては、私も悩んでいるのですが、水と土砂に関してはここに書いてあるのですけれども、それ以外の事業間の連携も重要だということだと思いますが、この辺は鈴木委員のイメージとしては最後の段落をもう少し工夫するということですかね。
〇鈴木委員
そのやり方と、もう一つはその上の「また、第3期からの」云々と書いてあるところで、シカと水源環境とか何かの話をしているので、この辺りで土壌保全とシカ対策の連携をここで書いておくかという扱い方なのかなと思います。これも作文の力だと思います。
〇吉村委員長
ほかの皆さん、この辺りの書きぶりはいかがですか。こう話していくとだんだん長くなっていくのですけれども、これは恐らく1ページに収めたいところですね。あまりこだわりはないですか。
レイアウトの話もそうですけれども、総括として短くまとめたほうがいい面もありますので。
〇鈴木委員
要は、だらだらしないで、分かりやすく書かなければいけないという要請は一方であると思います。だから、細かいことを書き出すのだったら、最後のところが総合的に、だから全体としてはこの事業はうまく進んでいますよとか、そういう決めの言葉が最後に分かりやすいのが出てくるという話がいずれにしてもいいかもれない。
それと、せっかくここの議論をしているので、場合によると引継事項に関わるようなことかもしれないのだけれども、これを拝見していても、令和2年の点検結果報告書を論じているのが、3年までの事情が分かった上で2年までのことしか書かないということで書いているもどかしさがあるのですね。そういうので言うと、非常にストイックに令和2年のことまでしか知らないという立場で書くと、今読んでもっと分かっていることが出てきたりすると思うのですけれども、私は0-8という総括のページは、ある程度現在の知見も含めて書いていいのではないか。そうでないと、県民は分からないだろうと思うのですね。直近のことまで、つまり、データとか数値として後ろに挙がらないから書いていないけれども、そこに根拠を示していないけれども、今年のいろいろな事情もあって分かっていることは、少しは入れてもいいという立場で書かれたらどうなのかなという印象を持っています。
〇吉村委員長
事業実績に関しては昨年度の内容ですけれども、それを評価したのは今年度ですので。
〇鈴木委員
今やっているわけですからね。
〇吉村委員長
そうですね。この議論を盛り込むというのは問題ないと思います。先ほどの点は、最後の段落を少し修正する形で、「水と土砂を一体」というところに限定せずに、土壌保全対策とかシカ対策という相互関係がありますので、そこを盛り込む形で修正するのがいいかなと思っております。ほかに、皆さんいかがですか。太田委員、いかがですか。
〇太田委員
鈴木委員が御指摘いただいたことは、やはり「総合的」という文言がいいという印象を受けました。並列する書き方もあるのかなと。
〇吉村委員長
なるほど。Web参加の大沼委員、何か御意見はございますでしょうか。
〇大沼委員
皆さんの御意見を伺っていまして、私のほうからは特にございません。議論の内容には賛成といいますか、そのとおりでよろしいのではないかと思います。
〇吉村委員長
承知しました。ありがとうございます。岡田委員、これ以外の点も含めて何かありましたら。
〇岡田委員
「第3期からの」ところではなく、最後の段落で追加、充実させるということですね。
〇吉村委員長
さっきの総合的という話ですか。
〇岡田委員
シカ対策、プラス土壌保全対策に一体化するという文言は、最後の段落で入れるほうが収まりがよいと思います。
〇吉村委員長
そうですね。私も同じような印象です。最後から3番目の段落に入れることはできるとは思うのですけれども、内容的には最後の段落のほうが近いので、そこを少し修文するのがいいかなということですかね。もう一回議論の機会がございますので、あとは県民会議の皆さんの意見照会がありますので、実際に文言を考え始めると時間がかかってしまいますので、事務局と調整させていただいて原案をつくって、それで次回の意見照会ということにさせていただきたいと思います。
このページの細かいところを一つ追加させていただきます。上から4段落目、「森林の公益的機能」というところです。この後に「持続させるための対策やシカ対策の継続などの課題は引き続きあるものの」とございますが、継続というのは課題なのですかというのが気になってしまいました。シカ対策の強化とか改善というのは課題だと思いますけれども、単純に継続することは課題かと言われると、そうでもないと思ってしまったのですけれども、もしそうであればこの「継続」は削除で、「シカ対策などの課題」でいいかなと思いました。
〇鈴木委員
「積極的にシカ対策の推進などの」というのもあるかもしれないけれども、ここだけ「推進」を使うのも何かというので、外して「シカ対策など」でいいのかもしれないです。
〇吉村委員長
羽澄委員、よろしいですか。
〇羽澄委員
はい。「シカ対策の継続などの課題は」というのは、事務局のほうでその辺の意図が込められているのでしょうか。
〇鈴木委員
去年、こう書いてあったのでしょう。
〇羽太自然環境保全センター研究企画部兼自然保護公園部長
自然環境保全センターからよろしいですか。この言葉がふさわしいかどうか、あるいはここにそれを書くかどうかは別に置いておいて、恐らく「継続」と言っている意味は、シカ対策というのはどこかまでやったら終わりというものではなくて、続けていかないといけない面がどうしてもある。もちろん、今、ある程度増え過ぎている分はとにかく加速的に強化して減らしているわけですが、その先の議論がそろそろ見えてきたので、その辺が含まれているような気がします。今後、持続的な方法を編み出してやっていくということがキーワードになってくると思いますが、まだそこの部分は議論されていません。3月の意見交換のときにそういう話も出てくるかなと思います。
〇羽澄委員
おまけで茶々を入れるなら、「森林の公益的機能を持続させるための対策」の中には「シカ対策」が含まれます。
〇吉村委員長
シカ対策を中に入れるような書きぶりにしますか。ありがとうございました。長期的に考えると、継続が課題になるのは間違いないと思いますので、そういう意味では問題ないと思いますけれども、単年度の報告書、評価として考えると、なくてもいいのかなと思いました。ほかはよろしいですか。
概要版のほうはいかがですか。今の総括の内容変更、文章の変更に関しては、具体的に概要版の1ページの文言に反映させることになると思いますから、それ以外に関していかがでしょうか。こちらは事務局から何か補足がありましたか。
[資料1-4により事務局から説明]
〇吉村委員長
ありがとうございました。全体として大分すっきりした印象ですけれども、レイアウトもしくは内容に関して何かございましたら、御意見をお願いします。
〇鈴木委員
これを見ると、去年から結構ちゃんとできているとも見えますね。
〇吉村委員長
そうですね。中の2ページはあまり変わっていない。
〇事務局
中のページにつきましては、各事業の枠をそろえるぐらいの調整という形です。
〇吉村委員長
いかがでしょうか。細かいところですけれども、3ページの表の中に5か年の事業費・目標等とございますが、ここはHとRは漢字にしましょうか。Hは平成、Rは令和。スペースはあると思います。各事業の簡単な説明と写真が1つずつ載っていますけれども、ここの番号とタイトルを少し大きくできると見やすいかなと思いました。もしスペースが許せば、サイズを大きくしてみてはいかがでしょうか。ほかはよろしいですか。いかがでしょうか。そうしたら、これも次回の意見照会の対象になります。これも含めて御確認いただく時間がございますので、そのタイミングで何かありましたら御意見を出していただきたいと思います。
先ほどの最終評価報告書の暫定取りまとめの話に戻ってしまうのですけれども、気になっていまして、最終評価取りまとめというのをタイミングが来ればやることにはなるのですが、この20年間の事業としては来年度から最後の5年間が始まるわけでして、そこに対してこの委員会から何か意見を出すこともあったほうがいいのかなと思いました。これまでの経緯としては、意見書というのを数年前に作成していまして、意見書の中にこの委員会の意見も反映させた形で提出したという形だと思いますけれども、それ以降、台風の話とかコロナの話が出てきていますので。
〇鈴木委員
今ので言うと、さっき見ていました資料1-4の写真の⑪で、去年の6月に中間報告書を出しています。
〇宮本水源環境保全課長
一昨年です。令和2年6月です。
〇鈴木委員
令和2年で、そのときに意見書も出しているのですか。
〇宮本水源環境保全課長
そうです。
〇鈴木委員
だから、令和3年には特段意見を言っていないわけですか。
〇宮本水源環境保全課長
そうです。昨年はないですね。
〇鈴木委員
分かりました。失礼しました。
〇吉村委員長
具体的にはこういった台風や自然災害の話を受けて、これからどうするかという議論があってもいいのかなというところですが、恐らく県の事務局のほうでは、実際に事業を計画して実施というところがあるので、その議論をされていると思うのですけれども、その辺を共有していただいて議論する場があってもいいのかなと思います。県民会議もしくは委員会のほうでそういう時間はあるのですか。
〇鈴木委員
1つは予算、次の5か年計画が認められたということで、その御報告をいただいているということで中身が分かると思っていますけれども、もう少しかみ砕いて御説明いただくということだったら、一つあるのは、例えば次回のこの専門委員会で、最後の5年はこういうことで、こういうところが変わって、こういうところに力を入れてやりますよという御報告をいただいて、県民会議の本会議にそれを委員長から紹介いただく、そういう辺りでしょうか。
〇宮本水源環境保全課長
次回の施策調査専門委員会が2月21日に予定されていますので、そうすると、令和4年度、来年度の予算がもう記者発表されていますから、どういう形で令和4年度の予算を議会に提案したかというのは説明できますので、その説明を踏まえて、委員会で今後に向けてということで少し御意見をいただいて、それを議事録に残すということは可能かなと思います。
〇吉村委員長
ありがとうございます。会議の時間を考えなければいけませんが、もし時間的に可能であれば、そういう議題を設定できるといいと思います。
〇事務局
次回ですけれども、先ほど点検結果報告書のところでもお話に出ていたのですが、次は最終評価報告書に向けての暫定取りまとめについて、前回の施策調査専門委員会で吉村委員長のほうから、まず令和4年度から始まる次期の実行計画の中でどんなモニタリングがどんなスケジュールになっているのかを示してほしいというお話がありまして、それをお示しするのと、あと、鈴木委員のほうから、施策開始からこれまでの水環境モニタリングで分かったこと、調査結果を簡潔にまとめたものを資料としてお示ししてほしいというお話がありましたので、それを次回の施策調査専門委員会で資料を提出して御議論いただきたいと思っていたところなので、時間的にちょっと厳しいと思います。あと、羽澄委員から、先日の県民会議で、最終評価報告書の暫定取りまとめのところで、気候変動の話というのも入れたほうがいいのではないかというお話もあったので、そういうのも資料として提供して御議論いただくとなると、時間的になかなか厳しいのかなというところが事務局の意見であります。
〇吉村委員長
忙しそうですね。分かりました。ありがとうございます。
〇宮本水源環境保全課長
多分県民会議ではなかなか時間的に難しいと思います。もし議論をするのであれば委員会なのでしょうけれども、次回、いろいろ予定もしているということでいくと。
〇鈴木委員
ただ、資料さえ御準備いただければ、意見は後から書いて送るとか、あるいは事前に照会があって出すということもありだと思うので、この議論は1回では終わらない話ですから、次回に何とか全部出していただいたら。委員が替わるところでどうかということもないわけではないのだけれども。
〇吉村委員長
来年度の事業に関しては予算が決まっていますし、ある程度内容も決まってきていると思いますので、それは最低限御報告いただくということは可能ですかね。
〇宮本水源環境保全課長
それは可能だと思います。
〇吉村委員長
資料を数ページで十分だと思いますので出していただいて、時間がなければ、数分でそれを御報告いただくというだけでもいいと思います。あとは、最終評価報告書の暫定取りまとめとも関係してきますので、その中でもし時間があれば、今後の展開ということで議論をするということがあると思います。
そうしましたら、御指摘いただいたところをさらに修正して、必要に応じて私のほうで原案をつくっていきますが、それをもって次回の意見照会にお諮りするということで進めたいと思います。2回目の意見照会の結果を受けて次回の本委員会で再度確認するという流れになっております。
【議題2 施策調査専門委員会の次期委員への引継内容について】
〇吉村委員長
それでは、議題2です。「施策調査専門委員会の次期委員への引継内容について」に行きたいと思います。今年の3月で現在の第6期県民会議委員の任期が終わります。こちらは、4月以降、第7期に向けた引継書の原案となります。資料2を御覧いただきながら、事務局から内容を簡単に御説明いただきたいと思います。よろしくお願いします。
[資料2-1~資料2-3により事務局から説明]
〇吉村委員長
ありがとうございます。資料2-1の1ページに原案を書いていただいたところです。これをたたき台として議論していきたいと思います。忌憚のない御意見をいただければと思います。この原案の内容に関してでもいいですし、これ以外に引き継ぐことがあれば書いていただくこともできます。
〇鈴木委員
①と②があるけれども、実は①の次なのか、①より前のゼロなのかで、今までルーチンとしてやってきました単年度の点検結果報告で、評価というのを最後の5年間についてもそれぞれきちんとやってくださいよというのがまずあるかなと思います。つまり、将来どうするかという話を抜きにしても、我々のこの県民会議は、特別対策事業でやっていることを総合的に評価するというのが一番の役で、そのうちの中心を担うのがこの委員会だとすれば、そこをゼロで書くのかなと。これだと、経済評価と大綱終了時の点検みたいなものだけになるのかなと。
〇吉村委員長
一つ一つやるべきことを書いていくと10ページぐらいになりそうですけれども、引継ぎの中で特に重要なところを。
〇鈴木委員
ゼロ番で、今まではあまりなかったかもしれないのだけれども、市民事業専門委員会とかほかのところだと、例年ルーチンでやっていることも書いて申し送っていくということだったと思うので、それに準じた書き方でいいのかなとも思います。二、三行でいいと思います。
〇吉村委員長
コメントとしては毎年の評価をしっかりやっていくということですけれども、何か具体的な思いとかメッセージはございますか。ここは特に重要だとか、注意したほうがいいとか。最終成果との関連が出てくる。
〇岡田委員
基本的な質問で恐縮なのですが、引継書というものを作るのですか。
〇吉村委員長
そうです。
〇岡田委員
書面を作るということですね。では、前回はどのようなものが作られたのでしょうか。
〇吉村委員長
当日配付していただいた、これが前回のものでございます。なので、3年前ですか。
〇鈴木委員
私の経験上というか、次の期が始まったときに委員会や県民会議がやりたいねとなっても、事務局は急に言われてもという話があるのだけれども、ここに書いてあると、引継書に書いてあるとおりにというふうになって割と予算化がスムーズにいく、あるいは予算が既に組んであるとか、ある程度皆さんの頭にも入っているので、後になって急に言うよりも、ここのところで県民会議としてこういうことがしたいから次の委員に申し送りますよと。そうすると、こうやってオープンに議論してつくったものだから、割と行政的にも対応していただきやすいという効能もあると思うのですね。何でもかんでも書けばいいというものではないのですけれども、これは大事ですよという我々のメッセージをここに込める価値があるのかなと思っています。
〇吉村委員長
ちなみに、毎年の点検結果報告書を作成するのは、1年ずれて作業に入るのですけれども、最後の20年目の分は21年目になるのですかね。スケジュール的な話ですけれども、そこがちょっと気になってしまいました。これから考えるということですか。
〇鈴木委員
私のイメージは、今日議論したような単年度の実績は淡々と1年前のものをきちんと評価してやるということだと、次の5か年においては最後の1年はこれをつくる時間はないわけですね。それはしようがないというか、淡々とやるということではないかなと思います。必要があれば、もう1年、施策調査専門委員会だけは別途延ばしていただいて、全部の20年間を、暫定評価でなくて最終評価ということをやっていただくというイメージかなと思っています。単年度のものは淡々と。
ただ、行政的に大事かもしれないと思うのは、最初の2年目でつくる暫定評価報告書、これから始まっていくからだと、それかなとは思いますけれども、事業は全部最後まで評価しましょうということについては、それは淡々とやっていくのかなと思いますが、そんなイメージでよろしいでしょうか。
〇宮本水源環境保全課長
まだ、明確に決まってはいないのですけどね。淡々と、令和8年度にやったものを令和9年度に何かしらで形としては残していくということになるのかなとは思います。
〇吉村委員長
いずれそのやり方を議論する場も出てくると思います。今気づいたのですが、次期というのが次の3年ですので、最終年度はまたその先ということで、そこまで考えなくてもいい。
〇鈴木委員
委員の期の引継ぎですからね。
〇吉村委員長
そうです。私もその点検結果報告書に関してはしっかり毎年やるべきですので、そこは触れるべきかなと思います。
それ以外に関してはいかがですか。コロナ関連はいかがですか。この委員会で議論するべき内容ではないのかもしれない。県民会議のスタンスとして、コロナ後がいつ来るのか分からない状況なので何とも言えないですけれども、どうですか。フォーラムとか、モニタリング。
〇鈴木委員
個々の事業は粛々とできているのだけれども、広く議論をすることと広く広報するということですね。フォーラムとかプレゼンするということがコロナの影響を一番受けるところで、だけど、2年も続いていますから、それにもかかわらず最低限発信できるという、例えばウェブでセミナーみたいなことをやって、県民の方にユーチューブならユーチューブで見ていただくとか。そのときのそれぞれの専門の方が専門の事業についてコメントしていただいて、あるいは最初に課長さんとかグループリーダーがこの事業全体についての見通しを話していただくとか、そういうのをユーチューブで動画配信して、1人10分ずつとか、それを期間限定で流す。そんなものも次期には要るのかなと思ったりしています。まだ、ここからどうなるか分からないけれども、それは多分、県もいろいろな事業で同様の経験を積んでおられるかと思いますので、例えば自然環境保全センターとかもそういう経験を積んでおられると思うので、次は、コロナが消えればなるべく面談でやるけれども、そうでなく、特に広報について何かお考えいただければなというのが希望です。
〇吉村委員長
コロナが続いた場合に、これまでの経験を生かして、少し工夫して議論をもう少しできるような形に持っていきたい。これは県民会議全体の話ですか。
〇鈴木委員
そうですね。例えばここに入れておいていただいて、県民会議全体にも同じ文言で書かれるならば、この委員会の引継事項からは削除するとか、そのくらいかもしれない。
〇事務局
今、お話があった広報については、これから情報発信チームのほうで次期委員に向けての引継書を作っていくので、その中でそういった話を盛り込んでいこうと事務局としては考えているところです。なので、情報発信チームのほうで一回検討させていただければなと思います。
〇鈴木委員
こちらからもこういう議論が出ましたというのを紹介していただいて。
〇事務局
分かりました。紹介させていただきます。
〇吉村委員長
気になっていますと。
〇事務局
承知しました。
〇吉村委員長
県民会議全体としての引継ぎというのも文書になるのですか。
〇事務局
なります。
〇吉村委員長
分かりました。県民会議のほうでも議論したほうがいいということです。
〇鈴木委員
それから、勉強会みたいなものをやってくださいよというのは、最初の県民会議全体ですけれども、施策調査専門委員会の引継書に、県民会議にそういうふうに働きかけるのが有効であろうと書いておいていただくのもありだと思います。
〇吉村委員長
委員会の意見として書きますか。
〇鈴木委員
懇談会としていろいろな最新の知見を集めるとか、最後の5年間だから、これまでの成果を共有する場が必要であるというようなことが書ければ。
〇吉村委員長
そうですね。今の話は、この委員会に対しての引継ぎというよりも、県民会議全体に対しての意見だと思いますので。この委員会報告を県民会議でやることになると思いますので、その中で、私からの報告でそこをお伝えするということでよろしいですね。
〇鈴木委員
ただ、県民会議全体はこの後1回しかなくて、次のこの会議があってさらに1か月ぐらい後ですよね。だから、どうするか。今回の議事録みたいなものか、議事要旨みたいなものを、先ほど紹介いただいた、ほかのチームや何かのときに参考資料でつけていただいて、この会議はこういうことだということを伝えていただいて、次の県民会議のときに事務局が準備される県民会議全体としての引継書の中にそれをまとめていただく。そうすると、その結果として、施策調査専門委員会の中から全体のほうに動いたりすることもあるだろう。だから、ここの中に書く案と、補足事項みたいなのと2つ、委員長、御準備いただければと思います。
〇吉村委員長
この委員会は次回の県民会議の前に予定されているのですか。
〇事務局
はい。2月21日になります。
〇吉村委員長
そうしましたら、今、御提案いただいた流れで進められると思いますので、できるだけ議論ができるような工夫をこれからもするということと、あとは専門家の皆さんに少し御尽力いただいて勉強会の企画を検討するといいのではないか、この辺りですかね。この議事録でも結構だと思いますし、その要約版でもいいと思いますので、この委員会の議論の内容をほかの委員会と共有する形にしたいと思います。
引継書に関して何かそれ以外の御意見はございますでしょうか。大沼委員、よろしくお願いします。
〇大沼委員
ウェブで参加させていただいています。直接お伺いできなくてすみません。文言だけの話ですけれども、引継事項の(1)で、最初の2行目から「SDGsやグリーンインフラ、NbSといった副次的な効果を含めた経済評価の結果を」と書いてあるのですけれども、SDGsは目標ですし、グリーンインフラとかNbSというのは名詞なので、「SDGsやグリーンインフラ、NbSの観点からも効果を」というほうがいいのかなと思いますね。
〇吉村委員長
分かりました。ありがとうございます。「副次的な効果」と対応がなっていないということだと思いますけれども、そういった3つの観点から経済評価のという形につなげるのがよろしいということですね。
〇大沼委員
そうですね。きちんと聞き取れているかどうか分からないのですけれども、観点とかそういった形から県の取組の効果も見てみるということだと思うのですね。そういった内容にしていただいたほうがいいと思います。
〇吉村委員長
了解しました。どうもありがとうございます。「といった取組の観点から」でもいいかもしれないですね。この文章に関してはそれ以外も何となく不自然なところがありましたので、修正が要るかなとは思っております。それ以外に、皆さん、いかがでしょうか。私の印象としては、経済評価をしっかりやるというところが大事かなというところと、あとは(1)(2)両方とも最後は検討が必要だとなっていますが、これは検討だけではなくて、実質的には評価をやるということですよね。暫定という言葉がつくかもしれませんが、本格的に評価をしないといけませんので、その辺りの心構えをここに入れておいたほうがいいのかなと思います。
〇鈴木委員
要するに、調査をしました、こういう結果でしたということが出たとして、それをそれぞれの御専門の委員の立場から読み取ってかみ砕いて県民に伝えるというプロセスが必要ですよということではないかと思うのですね。アンケートを取って数字を出したらこうでしたということで経済評価が終わるのではなくて、それを水源環境保全ということから見てどうかという解釈は、多分それぞれの学識者によってかみ砕いていただくということかなと思うのですよ。その段階を次回はやっていただきたい。それは言い過ぎかな。
〇吉村委員長
3年で、書類としてはそこまで行かないと思うのですけれども、そういった視点を常に意識しながら検討することが重要だと思いますので、最終評価に向けた検討を行っていく、ここを少し修正して、何のためにやるかという、最終的というか、本来の目的を思い出していただくためにも、今、御指摘いただいた内容を盛り込むということだと思います。
年度ごとの点検結果報告書というのをもう一つ追加して①から③にするということ、それから副次的な効果のところの表現を修正するというところと、最後の結びのところで、検討というところをもう少し具体的に書けるといいかなというところですかね。それ以外のコロナ対応とか勉強会等の部分に関しては、ほかの委員会と相談、議論を共有するということで県民会議への議論の流れをつくっていくということになるかと思います。
〇羽澄委員
確認ですけれども、ただいまの部分ですが、事務局のほうにお伺いしたいのは、たしか以前に資料をいただいたかもしれないのですけれども、経済評価の方法を検討するというのはスケジュール的にあと何年で、実際にその評価を行うのは何年目というスケジュールがありましたよね。それを踏まえたときに、ここで、委員長がおっしゃったように「検討を行う必要がある」という文言でいいのかどうか。まさに評価をするというのが引継ぎの趣旨のような気もします。
〇宮本水源環境保全課長
経済評価はもう令和4年度に行っていくので、最後の3行目にあるように、「経済評価の結果」としていますから、経済評価を行うことを前提に、ただ、最終評価へどのように反映させていくのかというのは検討とここでは書いたのです。なので、経済評価はもう間違いなくやる。
〇羽澄委員
何か回りくどい感じですよね。最終評価をするのですね。
〇吉村委員長
両方を実質的に3年間でやるということですね。その細かい文章をどこまで変更すればいいのか分からないところではあるのですが、まず、経済評価をしっかりやって結果を出すということは重要な課題としてあって、その次として最終評価へつなげる、その2つを同じぐらいのウエートで書くほうがいいのかなと議論を聞いていて思いました。そうすると、今、御指摘いただいた点を修正したものを作成しまして、次回の委員会で恐らくもう一度皆さんで確認したほうがいいと思いますので、次回の委員会でこの修正版を共有して最終版に持っていきたいと思います。そのときに、3年間の流れが見えると話がしやすいと思いますので、3年間もしくは次の5年間のスケジュールの資料があったと思いますので、それも併せて資料に入れていただくということでお願いしたいと思います。
事務局のほうから委員会に対して何かコメントはありますか。これを盛り込んでほしいとか、そういうところはよろしいですか。
〇鈴木委員
この事務局案というのが大体それなのではないですか。
〇吉村委員長
そういうことですかね。そうしましたら、ちょっと時間は余裕がありますので、また何かお気づきの点がありましたら会議の最後にお願いします。引継ぎに関しては、次回にかけてまた議論をするということでお願いします。
【議題3 令和2年度森林環境譲与税の使途について】
〇吉村委員長
それでは、議題3に移らせていただきます。森林環境譲与税の使途について確認ということになります。こちらは令和元年度より国の税である森林環境譲与税が譲与されております。こちらの事業は水源環境保全税と重複がないか、実績について確認を行うこととなっております。まずは、資料の内容を森林再生課から御説明をお願いします。
[資料3-1~資料3-3により森林再生課から説明]
〇吉村委員長
御説明をありがとうございました。市町村での実施状況ですけれども、いかがでしょうか。
〇鈴木委員
県には林業職というのがあって、森林の専門家の部署がありますけれども、市町村はもともとなくて、こういう事業をするのにどうしようかというのを各地で伺うのですけれども、そういう辺りで、県として林政支援業務で研修会をやるというのはあるのだろうと思いますけれども、実際、市町村でこの辺の事業に急に担当者を割り当てられて困っているとか、そういうところは特段ないのですか。
〇森林再生課
いろいろ苦労しているという話はたくさん聞いております。もともと市町村のほうは技術者がいらっしゃいません。また、これを専門で事業を担当している方もいらっしゃいません。いろいろ掛け持ちしながらやっておりますので、なかなかここに注力できないというのは聞いております。そのため、最初に御説明させていただきましたサポートセンターというのを県のほうで設置しておりますので、そこを活用していただく形でいろいろ事業を展開していただこうと考えております。
〇鈴木委員
ありがとうございます。
〇吉村委員長
そのほかいかがでしょうか。岡田委員、お願いします。
〇岡田委員
県の資料3-1の3行目の「事業支援システムの構築」で、12市町に網羅的に調査し、提供したとあります。先ほど、森林が多くない市町村を対象としたという説明があったのですが、これは森林が多い市町には水源環境税で支援しているという理解で正しいですか。
〇森林再生課
大きくそういうエリア分けをしておりまして、森林が多いところは既に森林整備の実績等がありますので、そういうところは特に支援は不要かと思います。
〇岡田委員
もう一つ、クラウドシステムについて説明していただきましたが、それは森林資源の情報のデータベースみたいなものですか。また、それはどういう情報が入っているのですか。
〇森林再生課
まさに今構築に向けていろいろ準備を進めているところになりますが、県のほうで所有しています森林に関する情報ですね、材積もありますし、森林のエリアという位置情報とかがあります。あと、市町村が持っています所有者情報などを一括に集めまして、関係市町村と県が共有できるようなデータベースを構築しています。
〇岡田委員
林野台帳みたいなものが一元化されるというイメージでしょうか。
〇森林再生課
そうです。そういったものが、もろもろ紙ベースだったものを全部データ化しましてシステムに乗せることを検討しています。
〇岡田委員
ありがとうございました。
〇吉村委員長
太田委員、どうぞ。
〇太田委員
基本的なことで申し訳ございません。全市町村というところで、数量等で記載されているのは、Aだけではなくて、AプラスBの両方の財源で行われる事業という理解でよろしいですか。
〇森林再生課
そうです。総事業費となります。
〇太田委員
Bのほかの財源というのはイメージ的には一般財源になるのですか。資料3-2です。
〇森林再生課
すみません。表記が正しくなかったです。Aが譲与税の金額でありまして、Bがその他の財源、「うち」ですから譲与税以外の財源という言い方になります。
〇太田委員
なるほど。補助金だとか一般財源が混在しているようなイメージですか。
〇森林再生課
そうですね。一般財源と譲与税を併せ持って一つの事業を構成している。
〇吉村委員長
資料3-1のほうのAとCは、AとBという理解でよろしいですか。
〇森林再生課
そうです。
〇吉村委員長
ちなみに、その他の財源の中には水源環境保全税というのは入っているのですか。
〇森林再生課
入っていないです。
〇吉村委員長
入っていない。分かりました。羽澄委員、お願いします。
〇羽澄委員
私は、水源林の整備あるいは生物多様性を維持するための整備においても、森林環境譲与税がすごく意味があると思っています。というのは、税の目的にあるように、林業とか森林管理の技術の継承体制をきちっとつくり上げて、将来的に森林の管理をやっていく体制をつくり上げられるかというところにかかっていると思うのです。それは、理想を言えば、民間事業体がたくさん活発に動いていればいいのだけれども、もし民間事業体がポシャってしまったら、公的に抱えていくしかなくなります。これは災害防止の意味も含めて。その意味で、譲与税の使途というのはすごく大事で、ここの集計に出ていることは前向きに取組が始まっていることとして理解できます。
そして、何の事業に幾ら使ったかということはもちろん大事なことなのだけれども、実質的に必要なところは、例えばこの後、最終5か年でこの大綱が終わっていきますが、その間に新規の林業就労者がちゃんと増加したのかどうか。何人研修を受けさせましたという話ではなくて、県の中で林業就労者あるいは林業事業体が上向きに増加したかどうかということを、きちっとモニターしていただきたいということです。
それから、森林整備がトータルで、いわゆる水源林整備の視点というか、県の森林計画の視点でもいいのですけれども、遅滞なく進んでいるのかどうか。県の税の使途とか市町村の税の使途は、使途としては分かるのだけれども、その結果のアウトプットとして全体がどのようにに整備されていっているということがモニターされていくかどうか、というところが重要なところなのだけれど、それは森林クラウドシステムのところでカバーしますという話で捉えていいですか。
〇森林再生課
そうです。
〇羽澄委員
もう一つ、民間事業体というのが、別にこれまでの思考で木材生産に偏る必要は全くなくて、今後の林業の在り方としては、エネルギーに転換するという話も出てくるでしょうし、防災の観点とか森林管理を請け負ってやっていきますという事業体になるかもしれませんけれども、その辺の推移をきちっとモニターしていっていただきたいのです。そうでないと、大綱が終わって、それっきりとなった後の神奈川県はシカの問題も含めて大変なことになってしまうので、その辺りについて、税に関する使途のこういう表のほかに、ちゃんと成果がこのように上がっていっているということもモニタリングの対象として、適切な会議の場で議論されるよう配慮をいただきたいと思いました。以上です。
〇吉村委員長
ありがとうございました。いかがでしょうか。今のような取組は現状としてございますか。計画として何かございましたら。
〇森林再生課
今のお話になりますが、森林環境譲与税のほうで対応できる部分が限られておりまして、大部分が市町村への交付になります。県のほうで今後、総額の1割ぐらいのお金で譲与税の事業を実施していくという形になりますので、市町村支援という立場になります。また、水源税とすみ分けをする形で運用しております。あと、環境譲与税のほうですが、人口割という配分の仕組みがありまして、人口の多いところにかなり多くのお金が譲与される形になりまして、神奈川県におきましては山の人口の少ないところの市町村に対する譲与額はかなり少なくなっております。そこにつきましては、水源税を用いた交付となっているという形です。
〇羽澄委員
もちろんそのとおりなのです。そのうえで、いわゆる財源ごとに考える話ではなくて、水源林整備という観点で見たときに、水源税で持つ部分、譲与税で持つ部分といろいろあるけれども、民間の事業体、それから市町村の森林管理能力というか、それらも含めてトータルで丹沢とか箱根という神奈川県の山間部について、生物多様性保全の観点、水源林の整備の観点、それから災害防止の観点で見たときに、それをやっていく体制が県としてつくり上げられているのかどうかということをきちっとチェックしておかないと、あるとき技術の継承体制が全部パアだなとなると、こうした森林の技術というのはつながっていかないので、そこのところをすごく心配しています。
〇宮本水源環境保全課長
その点については、水源税とか森林環境譲与税を使ってどうこうということではなくて、今まさに羽澄委員がおっしゃったように、神奈川県全体として森林を守っていく意欲と能力がある林業事業体や森林組合さんがどれだけ育ってきているのかというところは、モニタリングというか、例えば就業者数がどれぐらい増えているか、事業者数もどれだけ増えているかというのは把握をしていますので、そこは崩れないようにしていかなければいけないという意識は我々森林部局では持っています。
〇羽澄委員
ぜひその辺のデータをこの会議で資料として逐次お示しいただけるとありがたい。ちょっと安心します。
〇吉村委員長
鈴木委員、何かありますか。
〇鈴木委員
今、羽澄委員の御意見を伺いながらふと思ったのは、先ほどの概要版だと、水源環境税はどういうふうに使っているかというのがありましたけれども、これは譲与税と足した円グラフにして、どのぐらいが環境税で、どのぐらいが譲与税で、どのぐらいが市町村を経由しているか、実は水源環境税も市町村を経由していく補助事業の部分もありますから、一緒に合わせて絵を描いてみたらどんなふうになるのかなというのを一瞬思いました。これは多分、役所は描きにくい絵なのかもしれないですけれども、林政学者とかそういう方はさっと描いて出してくると思うので、そういうところで議論になったときにも、ちゃんとそういうのを踏まえてかみ合った議論ができるようなことはお考えいただいていいのかなとイメージしました。
それと、多分もう時間が来ているので、これで終わりということになると思うので、ちょっと話が違うかもしれないけれども、一言言わせていただきます。将来のところというか、今御紹介いただいたようなデータも含めてですが、前回のこの委員会で資料1-8というのがあって、最終評価報告の暫定版の構成という目次をいただいているわけですが、これを見たときの感想として、前にこちらでお作りいただいている、これまでの取組というパンフレットの最初のところにいろいろな概況が載ってくるわけですけれども、大体これに沿って書かれているのですね。ただ、これのデータをアップデートすればいいかというと、多分そうではなくて、今の譲与税の情報も加えたかったりするかもしれないし、あるいは先ほどどこかに出てきた、丹沢湖とか宮ヶ瀬ダムの土砂がどれだけたまっているか、つまり、どのくらいたまっていて、どのくらい掘る必要があるかということが分かるような、今までのここの構成というものの中に入っていないもので、20年の計画が終わった次のときに、確かにもっと続けていかなければいけないということのバックグラウンドになるようなデータをここに入れるのがいいのではないか。
いずれお作りになると思うけれども、第1部の部分のどういうものをビジュアルなデータで出していくか、予算的なところもどういうふうに表現して出していくかというところを、できれば今年度のうちから、構成の目次だけではなくて、もうちょっといろいろ。実際にお決めいただくのは次の委員だしあれなのだけれども、今期の委員でもお知恵を持っている方にはいろいろ知恵を出して置いていっていただくのがいいかなと思った次第です。ただ、その辺りは生データがちゃんと手に入るかどうかということもあるので、実際にそういうのをお持ちなのは環境科学センターや自然環境保全センターなので、そこのところの御協力を得ないと進まないと思うのですけれども、ぜひそういうものを、今までにないけれども、これがあると話が早いというところを考えていただきたい。
〇吉村委員長
水源環境保全税でやっている特別対策事業そのものの実施効果の評価だけではなくて、県全体として、森林環境なり、林業なり、水源としてダムの状態がどう変わってきたかというところも情報として出していただけると、20年間の事業の次のことを考えるときに非常に役に立つだろうということだと思います。これは恐らく水源環境保全税だけではなくて、結果的に森林環境譲与税のほうの成果も含めた形になるかと思いますけれども、個別の事業の効果だけではなく、県全体として林業がどう変化しているかというところも両方の事業で重要になると思いますので、もし資料がございましたら次回の委員会で共有していただけるといいのかなと思います。委員会の議題についてはこれから考えます。
〇鈴木委員
勝手なことを言ってすみません。
〇吉村委員長
この方法でいきたいと思います。ほかはいかがですか。大沼委員、何か御意見はございますか。今の譲与税の使途に関して、もしあればお願いします。
〇大沼委員
特にございません。
〇吉村委員長
承知しました。ありがとうございます。岡田委員、お願いします。
〇岡田委員
確認だけさせてほしいのですけれども、クラウドシステムで構築されるデータは、神奈川県の全ての森林がデータとして入るのでしょうか。
〇森林再生課
そうです。県内全部のデータです。
〇太田委員
国有林も入るのですか。
〇森林再生課
国有林は入ってこないです。民有林と言われる部分になります。
〇吉村委員長
水源環境のほうで持っているデータもいずれはそれに乗せることができるということですよね。
〇森林再生課
そうですよね。ゆくゆくは活用できるようにはしたいと考えております。
〇鈴木委員
クラウドシステムということは、データ自身はグーグルとかどこかに行くのですか。
〇森林再生課
データは、別でサーバーを設定しまして、そこにアクセスしてもらう形です。
〇鈴木委員
県が県庁で管理するサーバーをつくる。
〇森林再生課
はい。
〇吉村委員長
よろしいですか。ありがとうございます。
この会議の目的としては、施策が重複していないかを確認するということが一番大事なところではあるのですが、今、御発言いただいたように、最終的には神奈川県の森林に対して林業をどうするかというところが大事になってきますので、2つの性格の違う税ですけれども、両者を組み合わせて相乗効果を得るというところが私としては重要なのかな、税の使い道を確認すると同時にそういったアイデアも出していけるといいのかなと思います。
〇鈴木委員
細かいことを言うと、水源環境税の森林塾と森林環境譲与税の担い手育成というのは重複があるように見えなくもないのだけれども、譲与税のほうの担い手育成の金額が極めてわずかなので、そういうところの問題ではないのかなとも思うのだけれども、何でそれぞれあるのかということが気になる方はいるかもしれないと思いました。
〇吉村委員長
その辺りの区別は整理されているのですか。
〇森林再生課
そうですね。重複しないような取組内容になっています。
〇吉村委員長
市町村単位で区別がされている。
〇森林再生課
そうですね。
〇吉村委員長
これを見ると、間伐、伐採、剪定というのが入っていますけれども、この辺りは若干気になったところではあるのですが。
〇鈴木委員
これは近郊林というか、小規模緑地ぐらいのイメージではないのかなと思っていたのです。
〇森林再生課
そうですね。そういうのも含めてやります。
〇吉村委員長
今後そういった質問が出るかもしれませんので、整理された資料があると一番いいとは思います。ほかはいかがでしょうか。よろしいですか。
それでは、県全体で、長い目で見てどう変化してきたかというところは、森林、林業の状態は資料を御確認いただいて、次回の委員会で出していただけるといいかなと思います。準備した議題3点については以上となります。
次回の施策調査専門委員会の議題は、最終評価暫定取りまとめの状況についてということで、事務局から御説明お願いします。
〇事務局
次回は、前回の施策調査専門委員会で吉村委員長から御意見があった、令和4年度から始まる第4期の計画の中でのモニタリングのスケジュールをお示しすることと、あと、鈴木委員から御意見をいただきました、施策開始からこれまでの水環境モニタリングの調査結果を分かりやすくまとめたものの資料を提供して御議論いただくということです。あとは、11月に実施した県民会議の中で羽澄委員から御意見をいただいた最終評価報告書の暫定取りまとめの中に、気候変動とかそういった長期的なお話も入れたほうがいいのではないかという御意見もいただきましたので、最終評価報告書の構成案はもう一回事務局のほうで見直しをした形でお示しできればと思っております。以上になります。
〇吉村委員長
ありがとうございます。ちょっといろいろあって大変ではございますが、無理のない範囲でお願いしたいと思います。それでは以上をもちまして、第57回施策調査専門委員会を終了します。
資料1-1 点検結果報告書作成スケジュール(PDF:184KB)(別ウィンドウで開きます)
資料1-2 点検結果報告書(令和2年度実績版)(案)に関する意見照会結果及び対応案について(PDF:325KB)(別ウィンドウで開きます)
資料1-3 令和2年度点検結果報告書修正案(PDF:4,164KB)(別ウィンドウで開きます)
資料1-4 令和2年度点検結果報告書(概要版)案(PDF:2,665KB)(別ウィンドウで開きます)
参考資料1-4 令和元年度点検結果報告書(概要版)(PDF:2,388KB)(別ウィンドウで開きます)
資料2-1 施策調査専門委員会引継書(案)(PDF:246KB)(別ウィンドウで開きます)
資料2-2 施策調査専門委員会設置要綱(PDF:176KB)(別ウィンドウで開きます)
資料2-3 施策調査専門委員会 開催状況(PDF:250KB)(別ウィンドウで開きます)
資料3-1 県_譲与税使途・決算状況集計表(PDF:94KB)(別ウィンドウで開きます)
資料3-2 市町村_譲与税使途集計表(PDF:140KB)(別ウィンドウで開きます)
このページの所管所属は環境農政局 緑政部水源環境保全課です。