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更新日:2024年5月22日
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オンラインセミナー「循環経済とネットゼロ:ビジネスとくらしの大変革」を開催しました!
日時 |
2023年1月25日(水曜日) 18時00分から19時30分まで |
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開催方法 | オンラインによる開催 |
参加者数 | 100名 |
主催 | 神奈川県、公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES) |
【概要】個人の行動変容と意識の向上により脱炭素(ネットゼロ)社会の実現を図ることに限界があり、循環経済を構築し、より循環型なくらしを浸透させるには、人びとの働き方やライフスタイルのルールを変える社会変革が必要であると説明しました。また、COVID-19の影響がこの傾向を増幅させていると示唆しました。具体的には、脱炭素(ネットゼロ)や海洋プラごみ流失ゼロといった長期目標を実現した社会の姿を皆で描き、そして、その実現に向けて市民の行動変容や政策介入に係る社会実験を行い、効果を検証する証拠を積み重ねていくことが肝要であると指摘しました。
■当日配付資料は、ここからダウンロードできます。(PDF:1,386KB)
【概要】循環経済(サーキュラー・エコノミー)とは、資源(製品や部品等を含む)循環利用し続けながら、新たな付加価値を生み出し続けようとする経済・社会モデルであることを説明しました。そして、3R(リデュース・リユース・リサイクル)から循環経済への移行を図るには、ごみになってから考えるのでは遅く、循環を前提としてモノやサービスを設計する「環境配慮設計」が重要であることを示唆しました。
■当日配付資料は、ここからダウンロードできます。(PDF:1,753KB)
【概要】消費の拡大しているプラスチックは、市場(人間の管理)の外に漏れ出ることで、海洋の自然資本を急速に喪失しつつあることを指摘しました。さらに、プラスチックごみを利用する際の課題として、プラスチックの品質の維持や安定的な供給についても説明しました。
■当日配付資料は、ここからダウンロードできます。(PDF:2,370KB)
【概要】神奈川県は「2050年脱炭素社会の実現」を目指しており、IGESとの共同研究により策定した「かながわ脱炭素ビジョン2050」で将来像を示し、県民の皆様、企業の皆様・行政各主体の行動変容を促す取組を進めていることを発表しました。また、プラスチックごみ削減に向けて、「かながわプラごみゼロ宣言」を発表し、ワンウェイプラの削減、プラごみの再生利用の推進、地域清掃活動などのクリーン活動の拡大等に取り組んでいることを説明しました。
■発表資料「神奈川県の取組について」(ここからダウンロードできます。)(PDF:1,631KB)
【概要】循環経済(サーキュラー・エコノミー)の促進に向けて、地域のエリア内の企業、団地、商業施設、大学、公共施設、個人等の連携を図る、「サーキュラーエコノミーゾーン」構想の実現に向けた開発の取組について発表しました。
■発表資料「サーキュラーエコノミーゾーンの開発」(ここからダウンロードできます。)(PDF:7,156KB)
【概要】世界では、毎日、1分間にゴミ収集車一台分のプラスチックが海に流出していることを指摘し、こうした海洋ごみ問題を解決するための最初の一歩として、Social Innovation Japanが取り組んでいるペットボトルの消費削減の手法について発表しました。具体的には、「共創」型プラットフォームを立ち上げ、無料給水アプリ「mymizu」を提供し、無料でマイボトルに給水できるスポットの可視化を実現しています。
■発表資料「mymizu」の紹介(ここからダウンロードできます。)(PDF:4,524KB)
オンラインセミナー当日(1月25日(水曜日))の動画は、次のリンク先から視聴できます。
このページの所管所属は環境農政局 環境部環境課です。