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更新日:2018年8月27日
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柱3 いのちが輝き誰もが自分らしくくらせる社会づくり
(医療の現場(処置をする医師たち))
高齢者が急速に増加する中、介護が必要な高齢者が増えています。また、高齢単身世帯の増加、地域のつながりの希薄化などにより、高齢者の孤独死が懸念されており、地域における元気な高齢者の活動の場づくりなども求められています。
そこで、必要な介護サービスを身近に利用できる地域包括ケアの推進、認知症ケアの推進、多世代近居のまちづくり、健康・生きがいづくりなどに取り組み、高齢者が住み慣れた地域で安心して生き生きとくらせるよう、高齢者を標準とするしくみづくりを進めます。
(特別養護老人ホームでの介護)
救急患者が増加する中で、比較的軽症な患者が救急病院に集中するなど、地域の救急医療機関において患者を適切に受け入れることが困難になっています。一方、産科などの病院勤務医の確保は厳しく、看護職員についても今後大幅な不足が見込まれます。また、がんによる死亡は依然として増加しており、生活習慣病を減らす取組みが求められています。さらに、本県では高齢者が急増し、医療と介護の連携や病気にならない取組みなど高齢化への対応が必要となっています。
そこで、救急医療の充実や医師、看護職員などの医療人材の確保、がん対策の総合的な推進、医食農同源など病気にならない取組みを進め、県民や患者が納得する医療先進県をめざします。
(モデル人形を使用した看護実習の様子)
本県の自殺者数は1998年に急増し、その後も2007年以降1,800人を超える高い水準で推移しています。自殺の背景には、健康問題、経済・生活問題や雇用問題など様々な要因があることから、市町村、関係機関、民間団体などと連携し、県全体で取り組む必要があります。また、精神疾患の患者が増加傾向にあり、精神科医療体制の整備・充実が課題となっています。
そこで、関係機関との連携などによる自殺対策の総合的な推進、精神科医療体制の整備・充実に取り組み、こころの健康を保持し、いのちを大切に生きがいを持ってくらせる社会の実現をめざします。
(県立精神医療センターの整備イメージ)
「施設・病院から地域へ」という理念のもと、障害者の地域生活への移行をより一層進め、障害者一人ひとりのライフステージやライフサイクルにあわせて、必要な人に必要な支援やサービスが届く体制づくりが求められています。
そこで、地域における「すまい」の確保と福祉・医療サービスの充実、「いきがい」を高める社会参加や就労の支援、誰もが「ささえあい」ながらくらすためのバリアフリー化の推進などに取り組み、障害者が安心してくらせる地域社会の実現を図ります。
(サービス管理責任者研修の様子)
男女がお互いを尊重し、ともに個性や能力を発揮するためには、あらゆる分野での女性の参画が重要ですが、政策・方針決定過程への参画が進んでいるとは言えません。また、長時間労働など男女が仕事と家庭を両立することが難しい状況となっています。さらに、配偶者などからの暴力による被害も複雑化、多様化しています。
そこで、男女共同参画の推進、男女がともに働きやすい環境づくり、配偶者などからの暴力防止と被害者への支援などに取り組み、男女共同参画社会の実現を図ります。
(かながわ女性センターでのパパもいっしょのイベント)
県内には多くの外国籍県民がくらし、その国籍もアジア諸国から中南米諸国など多岐にわたっています。そうした中で、外国籍県民が抱える課題は、教育や子育て、高齢化など多様化、複雑化しています。また、県内企業への就職希望など留学生の様々なニーズへの対応も求められています。
そこで、外国籍県民がくらしやすい環境づくり、神奈川でくらし学ぶ留学生への支援、地域における多文化理解の推進などに取り組み、多文化共生社会の実現を図ります。
(あーすフェスタかながわ)
スポーツは、人々が心身ともに健康で、感動や楽しみ、活力に満ちた心豊かな人生を築くための重要な役割を果たしています。また、県民のスポーツに対するニーズは多様化しており、スポーツを通じて、心身ともにたくましい子どもの育成や、高齢者の健康の維持増進などを図ることが重要になっています。
そこで、乳幼児から高齢者までのライフステージに応じたスポーツ活動の推進、スポーツに親しめるしくみ・場づくりに取り組み、誰もがスポーツに親しめる社会の実現を図ります。
(スポーツイベントでの子どもの外遊び)
計画グループ
電話 045-210-3061 | 045-210-3064
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