かながわ消費生活注意・警戒情報第102号「外貨建て保険契約」は内容をよく理解して
事例
老後資金のための定期預金が満期を迎え、銀行の窓口で解約しようとしたら、利率がいいと豪ドル建ての個人年金保険を勧められた。預金のつもりで契約したが、為替の影響で200万円ほど損失が出た。これ以上損失が出ないうちに解約したい。
アドバイス
外貨建ての生命保険や個人年金保険は、保険料の支払いや保険金の受け取りなどをドルなどの外貨で行う保険です。為替変動のリスクや両替手数料の負担があることを理解して契約するようにしてください!
- 銀行の窓口で定期預金だと思って契約したら、外貨建て保険の契約だったという相談が多く寄せられています。外貨建て保険の契約であることやリスクについての説明が十分でないケースでトラブルが多く見られます。
- 預金と違って、外貨建ての生命保険や個人年金保険は元本割れのリスクがあります。「元本保証」だと言われても、すぐに契約せず持ち帰って慎重に検討しましょう。
- 契約後に送られてくる保険証券などの書類はすぐに確認し、不安に思った場合やトラブルになった場合は消費生活センター等に相談しましょう。
消費生活相談は、消費者ホットライン!局番なしの188(いやや!)。
身近な消費生活窓口につながります。
(PDF:1,397KB)
注意・警戒一覧へ戻る
注意・警戒情報は紙のチラシも作成しています!
県内NPO法人や老人クラブ等団体、体育館や図書館等、配布のご希望がございましたら、下記までご連絡ください。※残部限りの対応となりますので、終了の際はご了承ください。PDFは自由に印刷してご利用いただけます。