かながわ消費生活注意・警戒情報第86号『冬は特に注意!入浴中の事故に気を付けて!』
事例
高齢の父が風呂場から戻らないので、不審に思い見に行くと浴槽内で意識を失っていた。口までお湯に浸かっていたため、慌てて引き揚げ救急車を呼んだ。父には持病はなく、前兆などもなかったので大変驚いた。
アドバイス
脱衣所、浴室を暖めてから入浴!
湯温は41℃以下!長湯はやめましょう!
- 高齢者の入浴中の事故は、年々増加傾向にあります。11月から3月という冬の時期に多く起こるため、これから寒くなる季節は特に注意が必要です。入浴中の事故は、持病がない場合や、前兆がない場合でも発生する恐れがあります。
- 入浴前に脱衣所や浴室を暖めましょう。温度環境が変わることで血圧が急激に上下してしまうため、脱衣所を暖めたり、浴槽のフタを開けておいたりして温度差をなくすことが大切です。
- お湯の温度は41℃以下にしましょう。湯船に浸かる時間は10分間までに。熱いお湯に入ることや長い入浴は体の負担になります。また、食後や飲酒後すぐの入浴も避けましょう。
- 入浴前には同居者に一声かけるようにしましょう。なにかあっても早期発見することで、重大な事態を避けられます。
消費生活相談は、消費者ホットライン!局番なしの188(いやや!)。
身近な消費生活窓口につながります。
(PDF:1,059KB)
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