ホーム > 神奈川県記者発表資料 > オープンイノベーションでコロナ禍における課題の解決に挑むベンチャーのプロジェクトを支援します
初期公開日:2022年9月27日更新日:2022年9月27日
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県では、コロナ禍で顕在化した課題の解決に向けて、大企業と連携して新たなサービス等の開発に取り組むベンチャー企業を募集しました。
このたび、2つの募集方式のうち、「ベンチャー発自由提案型」について審査の結果、県が支援を行う6プロジェクトを採択しましたので、お知らせします。
次の6プロジェクトについて、県の「ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK)」が開発・実証を支援し、コロナ禍における課題の解決を図るサービスの早期の事業化を目指します。
採択プロジェクト名 | 提案ベンチャー企業(下線)・連携企業 |
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日本酒の新提供方法の検証 | 株式会社Agnavi(茅ヶ崎市) |
トヨタ自動車株式会社(愛知県豊田市) | |
手渡しベースでのモノの貸し借りアプリ「ロキャピ」による「人と人の繋がり×循環型社会×地域経済活性化」の事業化 | 株式会社AsMama(横浜市) |
株式会社小田急SCディベロップメント(東京都新宿区)、株式会社カヤック(鎌倉市) |
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インバウンド回復を見据えた多言語音声による分散型観光・まちあるきコンテンツ創出 「Walk Around Mirai」 |
DATTARUJIN合同会社(横浜市) |
株式会社資生堂(東京都中央区)、ソニー株式会社(東京都港区)、株式会社JTB(東京都品川区) | |
ひと・おみせ・地球にうれしいドリンク体験で地域がつながるコミュニティコイン&プラットフォーム実証実験 | 株式会社フィルズ(横浜市) |
京セラ株式会社(京都府京都市) | |
Web3.0時代を見据えた、NFTを利用する服薬行動トレーサビリティ向上アプリ「DrugN」プロジェクト | 株式会社HealthCareGate(横浜市) |
大日本印刷株式会社(東京都新宿区) | |
発話音声から睡眠不足を検知し交通事故を減らすリスク管理DX -モビリティの安全確保で持続可能性のある社会へ- |
リスク計測テクノロジーズ株式会社(横浜市) |
ジェネクスト株式会社(横浜市) |
(注記)並び順は提案ベンチャー企業の五十音順。各プロジェクトの概要については別紙のとおり
今後、各プロジェクトの実現に向けて、コンサルタントによる助言・調整、連携企業や資金調達先の獲得、実証に向けたフィールドの確保・関係機関との調整、モニター募集やプロモーション活動などを県が支援していきます。
なお、各プロジェクトの成果発表は2月末から3月頃を予定しています。
別紙 採択プロジェクトの概要(PDF:388KB)(別ウィンドウで開きます)
募集方法:次の2つの方式(1.大企業提示テーマ型、2.ベンチャー発自由提案型)により、コロナ禍で顕在化した課題の解決に繋がるプロジェクトをベンチャー企業から募集
(1.大企業提示テーマ型については10月中旬頃、採択結果発表予定)
方式 | 1.大企業提示テーマ型 | 2.ベンチャー発自由提案型 |
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概要 | 大企業が示した6つのテーマに対して、自社の技術やサービスを活用した連携プロジェクトを募集 | ベンチャー企業が自社の技術やアイデアに基づき、大企業等と連携して実施する、新サービス等の開発に係るプロジェクトを募集 |
対象企業 | 全国のベンチャー企業 | 県内に本店を有するベンチャー企業 |
採択者数 | 6社(1テーマにつき1社) | 6社 |
支援金額 | 上限900万円/社 | 上限600万円/社 |
募集期間:令和4年6月10日(金曜日)から7月11日(月曜日)
応募数:計225件(1.大企業提示テーマ型 190件、2.ベンチャー発自由提案型 35件)
県では、県内に拠点を持つ大企業と質の高いベンチャー企業による連携プロジェクトの創出と、オープンイノベーションに向けたコミュニティ形成を目的として、大企業・ベンチャー企業・研究機関・支援機関等に参画いただく協議会「ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK)」を運営しています。県内で、積極的にオープンイノベーションに取り組みたい方々は、ぜひ御参加ください。
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/sr4/cnt/f537611/bak01.html
問合せ先
神奈川県産業労働局産業部産業振興課
ベンチャー支援担当課長 脇坂 電話 045-285-0213
新産業振興グループ 徳永 電話 045-210-5636
このページの所管所属は産業労働局 産業部産業振興課です。