更新日:2024年10月28日
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神奈川県の周産期医療体制の紹介
※周産期医療に関わる県民の方(妊娠・出産に関する医療機関をお探しの方)へ
本県では、産科医師不足により、分娩を取り扱う施設が少しずつ減少している一方、妊産婦の高齢化が進み、一般にハイリスクとされる妊娠・分娩(母体が合併症を有していたり、妊娠経過に異常がある等、リスクが高い妊娠・分娩)や早産(以下、このページではまとめて「ハイリスク妊娠等」と呼びます)が増加しています。
そこで、妊産婦ごとに適切な分娩環境を確保するため、地域においてハイリスク妊娠等を取り扱う施設の拠点化、及びこれら施設と正常分娩を取り扱う施設との機能分担が進んできています。具体的には、分娩に関し地域の中心的な役割を果たす病院(周産期救急医療システム受入病院)がハイリスク妊娠等に対応し、その他の病院や診療所、または助産所が正常分娩に対応します。
分娩取扱施設の検索は医療情報ネット(ナビイ)から行うことができます。
※万一ハイリスク妊娠等と判断された場合には、受診中の医療機関から、妊産婦や胎児の状態に応じて対応可能な病院が紹介される体制となっています。
本県では、昭和60年6月より「神奈川県周産期救急医療システム」を運用しており、県内6つのブロック内において、それぞれ「基幹病院」、「中核病院」、「協力病院」として機能別に位置づけた受入病院を中心とし、分娩時の予期できない急変等に対処し、ハイリスクの妊婦から新生児まで、高度な医療水準により一貫した対応を24時間体制で確保しています。
現在、周産期救急医療システム受入病院は29病院です。
※システム受入病院一覧(PDF:74KB)(基幹8病院、中核16病院、協力5病院)
救急医療ではない通常の出産の場合、緊急時を除き自宅から病院への搬送に救急車を利用することはできませんが、一部市町村では独自の取組として、妊婦搬送に対する支援制度を設けています。
真鶴町 マタニティ・サポート119(真鶴町)(別ウィンドウで開きます)
湯河原町 マタニティ・サポート119(湯河原町)(別ウィンドウで開きます) 特集記事(広報ゆがわら)(別ウィンドウで開きます)
周産期医療協議会の概要、会議結果は『【会議】周産期医療協議会』を御参照下さい。
周産期医療協議会ワーキンググループの概要、会議結果は『【会議】周産期医療協議会ワーキンググループ』をご参照ください。
周産期医療関係の各種要綱等は『【補助金】周産期医療関連補助金の要綱及び様式類』を御参照下さい。
周産期救急医療システム受入病院向けの各種調査様式は『【調査】周産期医療関係の各種調査』を御参照下さい。
このページの所管所属は健康医療局 保健医療部医療整備・人材課です。