更新日:2023年11月30日
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AEDを知ろう!学ぼう!覚えよう!
小学生のみなさんへ授業等での学習をお考えの方へ AED設置者の方へ
AEDは、救命救急の場面において、突然の心停止から、いのちを救う大変重要なものです。
そこで、神奈川県では、県民のAEDの認知度100%を目指し、次の取組みを呼びかけます。
平成28年6月11日
神奈川県知事 黒岩祐治
AED(自動体外式除細動器)とは、心臓が細かくふるえ、全身に血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった心臓に対して、電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器です。
医療従事者以外でも誰もが使うことができます。
心臓が細かくふるえて起こる心停止では、どれだけ早く電気ショックによって心臓のリズムを正常に戻すことができるかが、生死を分ける大きな要因になります。
そのため、救急隊を待つ間にその場に居合わせた方がAEDによる電気ショックや心肺蘇生を行うことで、救命の可能性は2倍程度に保たれます。(出典:日本救急医療財団心肺蘇生法委員会監修「救急蘇生法の指針2020(市民用)(改訂6版)」)
実際に救命救助の現場に立ち会った方が、AEDを使って電気ショックを行ったのは、全国で26,500件中、1,096件でした。(出典:総務省消防庁「令和4年版 救急救助の現況」)
AEDは電源を入れると音声メッセージが流れ、その音声に従って操作をすれば、講習などを受けていなくても、誰でも使うことができます。
また、AEDが自動的に電気ショックが必要か判断するので、誤って電気ショックをかけてしまうことはありません。
動画やゲームで、AEDの使い方や心肺蘇生法の流れを紹介します。
動画を見るときは画像をクリックしてください。
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AEDや心肺蘇生法について楽しく学べるe-ラーニングです。(日本AED財団および日本循環器学会作成)
日本赤十字社や県内消防本部等ではAEDの使用方法を含めた心肺蘇生法の講習会を実施しています。
講習会への参加については、各団体へお問い合わせください。
自宅や職場、学校の近くなど、日頃から設置場所を確認しておくことが大切です。
スマートフォンアプリ「救命サポーター チームアスカ」(日本AED財団)
※各マップについては、登録方法が異なるため、設置情報に差異が生じる可能性があります。
過去のAED普及啓発の取組みについては、こちらをご覧ください。
このページの所管所属は健康医療局 保健医療部医療整備・人材課です。