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更新日:2024年11月7日
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かながわの身近なみどりを守り育てていくために、ぜひご寄附ください。
かながわのナショナル・トラスト運動のしくみ |
かながわトラストみどり基金は、県民、団体、企業の皆様からの寄附金や募金、緑化協力金、県の資金などを積み立てたもので、「かながわのナショナル・トラスト運動」を進める資金となっています。
この基金の趣旨に是非御賛同いただき、より多くの皆様からの御協力をお願いいたします。
法規制や協定等で守ることができない貴重なみどりを次の世代へ
神奈川県内の緑地は都市公園のような施設緑地、自然公園や歴史的風土保存区域といった法規制で守られていたり、県のみどりの協定、市町村の緑地保全制度等の方法で守られています。
しかし、市街地に残る緑地、住宅に隣接しながら水辺と森が一体になった谷戸、近所の裏山など、保全地域や公園になれなかった森や湿地も大切な緑地です。
かながわトラストみどり基金はそのような緑地を守るために作られ、緑地の買入れ、維持管理を行うほか、基金の運用益を普及啓発、緑化推進、緑地の保存契約等に活用することで、県内の貴重な自然を守っています。
この基金の趣旨に御賛同いただき、より多くの皆様からの御協力をお願いいたします。
昭和61年度から令和5年度までにいただいた寄附の使い道
緑地の維持管理費 9.2億円
緑地の買入れ費 51.2億円
合計 60.4億円
小田急江ノ島線沿いに位置し、中央林間自然の森(大和市)と隣接する大規模で貴重な緑地です。市街地に囲まれながらも「かながわの探鳥地50選」に選定されるなど、身近にある自然豊かな緑地です。県と相模原市が協力して保全しています。
藤沢市と鎌倉市にまたがる、市街化区域内の広域的な大規模緑地です。「かながわの探鳥地50選」にも選ばれ、地元住民や自然保護団体の活動の場になっています。森林と水田又は森林と湿地草原の複合環境が多くの動物の生息地になっており、緑地内には周りの住宅地から緑地を隔てるように谷戸(谷状の地形)があり、良好な景観を形成しています。
三浦半島の先端にあり、相模湾に面した約70haの森です。森林、湿地、干潟及び海までが連続して残されている、関東地方で唯一の自然環境と言われています。アカテガニをはじめとして、多くの生き物たちが多様な生態系を形成しています。散策路が整備されて多くの人が訪れており、自然観察会などのイベントも盛んです。
相模湾沿岸に残されたクロマツを中心とする約7haの希少な海岸林の中にある緑地です。市街化区域にあり、開発される可能性が高かった土地を買い入れ、維持管理(巡視、清掃、枝打ちなど)を行っています。
鎌倉市の市街化区域に大きくまとまって残された特異な緑地です。かつて開発計画があり、宅地開発と保全との取り扱いが課題となっていましたが、開発に対する反対運動もあり、緑地として保全されることとなりました。
秦野市曽谷、東田原、西田原にまたがる葛葉川沿いにある緑地です。昭和62年にかながわのナショナル・トラスト運動による第1号緑地として指定されました。市民が身近に自然とふれあえる施設「くずはの家」や散策路が設置されています。
引地川の源である大和水源地を中心に広がる、大和市の自然の核として位置付けられている緑地です。樹林地と水辺空間が特色ある生態系を形づくり、約450種の植物や約50種の野鳥をはじめ、多くの生物たちが生息する環境であり、県指定天然記念物のシラカシ林もあります。国道246号などが近く、開発の可能性が高かったため買い入れ、緑地の景観を守りました。
都市部にあって、規模の大きいまとまりのある緑地であり、変化に富んだ自然環境が形成され、多くの動植物が生息しています。もともと動き始めていた区画整理事業を、買い入れることによって保全した緑地です。
県内唯一の広大な湿原です。江戸時代から草刈りや火入れが行われ、湿原・草原が維持されてきましたが、買入れ地は火入れが行われていないため乾燥化が進んでハンノキが林立し、湿性植物が減少しています。このままでは湿原環境が失われることが危惧されるため買入れを行い、専門家の意見を伺いながら保全を図ることとしました。
※箱根町仙石原緑地では、基金による買入れ地(6.83ha)の他に、昭和61年に箱根登山鉄道株式会社から寄贈いただいた緑地(2.33ha)も保全しています。
大和市の南東部に広がる緑地です。湧水の流れる谷戸(谷状の地形)とスギ等の針葉樹から成り、多くの山野草を観察することができます。また、近隣の「上和田野鳥の森」から多くの野鳥が飛来するため、バードウォッチングを楽しむこともできます。この緑地は利便性が高く、開発される可能性が高いため、大和市と共同で買い入れ、保全することになりました。
今残されている身近なみどりを次世代へ引き継いでいくために、県民・団体・企業の皆様と、公益財団法人かながわトラストみどり財団・県・市町村とが一体となって進めている県民運動です。
(公財)かながわトラストみどり財団は、「かながわのナショナル・トラスト運動」を推進し、今残されている身近なみどりを次の世代へ引き継いで行く活動を行っています。
県が設置している「かながわトラストみどり基金」の運用益とトラスト会員の会費などで、「かながわのナショナル・トラスト運動」の普及啓発、緑化推進、緑地の保全・維持管理などを行っています。
トラスト会員は、かながわのみどりを守り育てる運動を支えていただく会員です。随時募集をしており、どなたでも会員になることができます。
トラスト会員の御案内(別ウィンドウで開きます)(入会、会員特典、イベントなど)
【お問合せ先】
〒220-0073 横浜市西区岡野2-12-20 TEL(045)412-2525
かながわトラストみどり基金への寄附実績令和6年3月末時点で、合計1,474,477,736円の御寄附(緑化協力金を含む)をいただきました。 御寄附をいただいた皆様に、心から感謝申し上げます。
基金を活用した緑地保全の実績皆様からいただいた御寄附は、かながわトラストみどり基金に積み立てられ、地域住民に親しまれている身近なみどりの買入れ・維持管理費用にあてられています。 かながわのナショナル・トラスト運動では、様々な手法の組み合わせにより県・市町村・(公財)かながわトラストみどり財団が連携して緑地を保全しています。 このうち、買入れによる保全については、
という4つの前提条件を満たした上で、緑地として保全すべき必要性が特に高いものを対象としています。 ※詳細については、県自然環境保全課緑地・自然公園グループまでお問い合わせください。 緑地・自然公園グループ 電話:045-210-4310 ファクシミリ:045-210-8848
合計:116.50ha(令和6年3月31日現在) 寄附者の御紹介この基金の趣旨に賛同された、次の方々から御寄附をいただきましたので御紹介します。 誠にありがとうございました。 ※掲載の御承諾をいただいた方のみ御紹介しております かながわトラストみどり基金への寄附の方法
1 ふるさと納税サイトからインターネットを利用して寄附する令和6年4月1日から、ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」を追加しました。 令和6年4月15日から、ふるさと納税ポータルサイト「楽天ふるさと納税」を追加しました。 各ふるさと納税ポータルサイトの神奈川県ページで使い道から「かながわトラストみどり基金」をお選びいただき必要事項を入力してください。 「ふるさとチョイス」からの寄附
「さとふる」からの寄附(令和6年4月1日~)
「楽天ふるさと納税」からの寄附(令和6年4月15日~)
神奈川県のふるさと納税に関する詳細は、次のページをご覧ください。 2 お電話等でのお申込みによる「納付書」で寄附する
3「かながわキンタロウ☆ブックキフ」を利用して寄附するかながわトラストみどり基金への御寄附 令和5年度 164,015円 ※「かながわキンタロウ☆ブックキフ」は、税法上の寄附金控除の対象にはなりません。 4 その他の方法で寄附する緑化協力金駐車場で寄附する緑化協力金とは自動車が二酸化炭素の排出など環境に負荷を与えている一方で、緑がその負荷を緩和している現状を考慮し、自動車利用者に本県の緑地保全施策の推進に協力してもらうことを目的に、駐車場の利用者から一定額(1台あたり20円または利用料金の一部)を任意のかたちで寄附してもらう仕組みです。 緑化協力金制度を実施している駐車場かながわ労働プラザ 恩賜箱根公園 (更新:令和元年10月1日) 緑化協力駐車場に登録する駐車場収益の一部を「かながわトラストみどり基金」へ寄附してくださる「緑化協力駐車場」を募集しています。詳しくは募集ページをご覧ください。 募金箱で寄附する県施設や県内の銀行などに設置されている「トラスト募金箱」へ募金してください。 募金箱を設置していただける施設がございましたら、自然環境保全課まで御連絡ください。 かながわトラストみどり基金への寄附金は、ふるさと納税制度の対象です個人の方は、ふるさと納税制度の対象となります。法人の方は、寄附された金額が損金参入の対象となります。 ふるさと納税ワンストップ特例制度の適用を希望される場合は、「かながわキンタロウ寄附金(ふるさと納税)」の「ワンストップ特例制度」をご覧ください。 個人住民税の寄附金控除(ふるさと納税)については、次のページをご覧ください。 関連リンクふるさと納税制度について確定申告について |
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このページの所管所属は環境農政局 緑政部自然環境保全課です。