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更新日:2024年5月1日
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神奈川県の青少年指導員についての概要
神奈川県の青少年指導員は、戦後の「児童愛護班活動」「校外生活指導者」を経て昭和36年から置かれていた「地区少年指導員」制度の幅を広げ、昭和43年から「青少年指導員」という名称で活動している制度で、市町村長または市町村教育長等から推薦のあった方を、2年の任期で知事が委嘱しています。(各市町村でも委嘱されています。)
知事が委嘱する唯一の青少年育成関係者であり、地域の青少年健全育成活動の中心的な存在として、レクリエーションやスポーツ活動のほか、青少年に望ましい地域づくりのためのパトロールや社会環境調査、あいさつ運動、青少年指導者の育成など、地域の実情に応じたさまざまな活動を自治組織や青少年関係団体と連携して行っています。
近年、地域の人間関係が希薄化している中で、青少年指導員の活動がますます重要となっていることから、平成22年10月の条例改正により、神奈川県青少年保護育成条例に位置づけられました。
第28期(令和4・5年度)委嘱数4,951名 (令和5年4月1日時点)
県では青少年指導員活動を促進するため、次のような支援を行っています。
各地の青少年指導員相互の連絡協調を図りながら、関係機関との連携を密にし、地域における青少年指導員活動を推進するため、各市町村の青少年指導員組織の代表者で構成する「神奈川県青少年指導員連絡協議会」を設置し、情報交換、協議等を行っています。
県内の青少年指導員が一堂に会し、日ごろの活動成果の発表や情報交換を行うことにより相互理解と連携を深め、青少年指導員活動のより活発な展開を図るため、昭和43年から、毎年、青少年指導員大会を開催しています。
なお、平成3年度からは、青少年指導員表彰(県青少年指導員連絡協議会会長表彰)を、併せて行っています。
神奈川県内では、4,900人もの青少年指導員がそれぞれの地域で活躍しています。
今回は寒川町で活動されている“白岩しのぶさん”にスポットライトを当て、素敵なお話を
伺いました。(聞き手・撮影:青少年課)
<白岩しのぶさんプロフィール>
Q&A 白岩しのぶさんに聞いてみました。
➀青少年指導員になられたきっかけについて
⇒子どもまつりを通じて青少年指導員の活動を知っていましたが、
PTA活動への参加をきっかけにお誘いを受けて青少年指導員になりました。
青少年指導員になることに一抹の不安はありましたが、元来、子ども好きの性分な私に合う
ボランティアのような気がしました。そして、なにより青少年指導員主催イベントに参加した
際に、自分の子ども達が楽しんでいた思い出が支えになり、自分も頑張ってみようという気持ちに
なりました。
➁青少年指導員になってよかったこと
⇒地域の子ども達と自分の子どものように触れあい、喜びを分かち合えること。
青少年指導員には様々な職業の方がいるので、アイデアを出し合いイベントを形作っていくことが
楽しく、自分の財産になっていると思います。
➂青少年指導員になってからの思い出
⇒イベントに参加していた小さな子ども達が寒川町ジュニアリーダーズクラブに入り、イベント
を計画し形作っていく。担当としてサポートして子ども達が成長していく姿を目の当たりにするこ
とは感慨深いです。
➃青少年指導員になってもらいたい人のイメージ
⇒青少年指導員は地域の子どもの健全育成を担う活動をしています。活動の中で子どもとの関わりが多く、子ども達から元気をもらえることがとてもうれしい。地域の子どもの成長に携わりたい方、是非ともご参加ください。
➄青少年の皆さんに伝えたいひと言
⇒様々な悩みを持っている方や自分を変えたいと思っている方は、是非、一歩を踏み出し外に出て
みてください。何かが変わるかもしれません。青少年指導員は皆さんの味方です。
(令和5年12月28日 神奈川県青少年課作成)
神奈川県青少年指導員制度50周年記念大会を開催しました!
神奈川県青少年指導員制度50周年記念大会概要(国立国会図書館インターネット資料収集保存事業「WARP」に移動します)
以下のページでは青少年指導員活動に関連する情報を取り扱っています。青少年指導員や青少年育成関係者の方は、こちらの情報も参考にしてください。
地域環境グループ
電話 045-210-3848
このページの所管所属は福祉子どもみらい局 子どもみらい部青少年課です。