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更新日:2024年6月12日
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当麻山無量光寺は、境内は市指定史跡及び「かながわの景勝50選」に選定されています。
「御影の池」は、一遍上人が自らの姿をこの池に映して、その姿を自ら木像に刻んだと伝えられています。山門は市指定有形文化財で、境内にある徳本念仏塔は市登録有形文化財に指定されています。境内は市指定史跡及び「かながわの景勝50選」に選定されています。
【住所】相模原市南区当麻578番地
【TEL】042-778-0284
神奈川県の中ほどに位置する相模原市南区の地に、時宗の開祖である一遍上人ゆかりの寺があります。時宗は鎌倉時代末期に興った浄土教の一派で、鎌倉仏教の一つとされます。
【はじまり】
弘長元年(1261)の秋、一遍上人が23歳の時、依知の里の薬師堂(現在の現在の瑠璃光寺・厚木)にて念仏を唱えていた際、妙見菩薩が姿を現され、ありがたいお告げをいただく。そのお告げの場所には「妙見菩薩を祀った祠」があった。上人はその場所に草庵(粗末な住まい)を結び金光院と名付け、弘長3年(1263)まで修行に励まれた、とされる。
宗祖・一遍上人が臨終のときを迎えた数年の後、真教上人が宗祖ゆかりの地当麻に帰り、嘉元2年(1304)ここに一宇(建物)を建立しました。その名を「無量光寺」と名付け、宗祖の分骨を埋骨して時宗教団の本拠地とし、念佛の根本道場として守り続けられたのです。
相模原町田線(県道52号線)と県道58号線との交差地点近くに、当麻山無量光寺の山門があります。
この山門をくぐって奥に進むと、右側に車を駐車させるスペースがあります。
そこから参道へと戻り、山門をくぐります。
腕木門の親柱の背面に袖をつけ、屋根をかけた高麗門と呼ばれる形式の門です。【平成13年4月 市指定有形文化財】
左右には古木が茂り、四季のよって様々な景色を見せてくれます。
参道の右手をよく見ると、松尾芭蕉の句碑があります。
「世にさかる花にも 念仏まうしけり」
当時の住職だった52代他阿霊随和尚らが中心となって建てたものと考えられています。
境内右手に「南無阿弥陀仏」と書かれた鐘楼があります。鐘銘には開祖一遍上人の名が記されています。
旧佛殿跡地に仮本堂があります。本堂には一遍上人の立像が安置され、「御影の像」とあがめられています。【昭和33年相模原市重要文化財指定】
毎年10月23日の開山忌には御開帳され、多くの方が参拝に訪れます。
【当麻山無量光寺】につきまして、このページだけでは触れられていない名所がたくさんあります。
お近くにお立ち寄りの際は、ぜひ一遍上人ゆかりの地をご訪問ください。
最新情報・当麻山無量光寺公式ページ(別ウィンドウで開きます)
当麻の渡し跡
当麻の渡し跡は現在の昭和橋にあります。当麻の渡しは昔から交通の要所として当麻(相模原市)と依知(厚木市)をつないでいました。
旧青柳寺庫裡(古民家園)
相模川自然の村公園内にある茅葺き屋根が目印の古民家で、江戸中期に建造されたと考えられています。上鶴間地区にあった青柳寺庫裡を移築したものです。
企画調整部商工観光課(厚木合同庁舎内)
電話046-224-1111(内線2521から2523)
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