更新日:2024年4月15日

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田名八幡宮

田名八幡宮は千年以上の歴史を持つ古い神社です。9月の例大祭に奉納される「獅子舞」が地域の人々に愛されています。

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田名八幡宮

田名八幡宮

田名八幡宮は千年以上の歴史を持つ古い神社です。現在の神殿は老朽化のため2009年に改築されたものです。毎年1月6日に行われる「的祭(まとまち)」や毎年9月1日の「獅子舞(ししまい)」などの行事も有名です。

 

 

【住所】相模原市中央区水郷田名1-8-28

 

田名八幡宮の位置


相模の地を見守ってきた鎮守様

田名八幡宮

田名八幡宮の歴史は古く、一説には延暦17年(799年)の創建とも伝えられています。天地社(天地大明神)が元々の氏神ともいわれているお社になります。

田名八幡宮

江戸時代には田名村の鎮守様として信仰されました。現在の社殿は老朽化していたために2009年に改築されたものとなります。

天地社(天地大明神)

田名八幡宮/天地大明神

もともとの氏神様だと云われている天地社(天地大明神)

毎年1月6日に行われる「的祭(まとまち)」

田名八幡宮「的祭」

田名八幡宮「的祭」

田名八幡宮「的祭」

「的祭(まとまち)」とは、その年の豊凶を占う伝統行事で、的場で弓を放ち、射た弓矢の結果で今年1年の実りを占うものです。

起源は源頼朝の時代といわれますが、「八幡宮縁起」には元禄時代ともされています。2001年に市指定民俗文化財(風俗慣習)に指定され、田名八幡宮的祭保存会が保持に取り組んでいます。

田名八幡宮

田名八幡宮

毎年9月1日に行われる「獅子舞」

田名八幡宮「獅子舞」

田名八幡宮「獅子舞」

田名八幡宮「獅子舞」

毎年9月1日に行われる「獅子舞」は、昭和49(1974)年に復活した獅子舞で、地域を代表する民俗芸能です。男獅子(おじし)、女獅子(めじし)、子獅子(こじし)の三匹の獅子と、バンバ、天狗、花笠、笛、唄手によって構成されます。舞の後半に、女獅子が薮畳(やぶたたみ)とバンバによって隠される「女獅子隠し」の特色があります。

じんじい石とばんばあ石

じんじ石とばんば石

田名八幡宮

天地社(天地大明神)の隣にひっそりと。

日照りが続き、農作物が枯れそうになったとき、この「ばんばあ石」を相模川に沈めると不思議と雨が降ったそうです。ただ、時として洪水も起こってしまい、その理由は横にある「じんじい石」の涙が怒りに代わって洪水となったとされたそうな。
日本昔話に出てきそうなお話です。

1月6日の「的祭」、9月1日の獅子舞は見どころです。

とても静かな住宅の中に佇む田名八幡宮ですが、年に2回行われる行事は非常に見ごたえがあります。
近くには「相模川ふれあい科学館アクアリウムさがみはら」もあり、相模川を散策しながら名所を巡るのもオススメです。


 

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