更新日:2024年8月14日
ここから本文です。
平成28年度神奈川県畜産環境コンクールのその他優良事例紹介です
→受賞農家の事例は「平成28年度畜産環境コンクール」のページへ
部門 | 農場名 | 部門 | 農場名 |
---|---|---|---|
乳牛部門 | 有限会社小野ファーム | 養豚部門 | 森 一彦 |
乳牛部門 | A牧場(中井町) | 養豚部門 | 金子 憲永 |
肉牛部門 | 石井 裕一 | 養豚部門 | 有限会社井澤種豚研究所 |
肉牛部門 | 有限会社小野ファーム | 養豚部門 | 関 正義 |
肉牛部門 | 株式会社長崎牧場 | 養鶏部門 | 有限会社三橋鶏園 |
肉牛部門 | 安藤 幸宏 |
牛舎入口付近は、手入れされた庭木や花々が植えられ、牛舎周囲はよく片づけられている |
牛舎天井裏の換気扇から効果的に送風するためにブルーシートを張って風向きを調節し、暑熱対策をしている。牛舎内はこまめに除ふんし、きれいに清掃している |
十分に発酵した良質な牛ふん堆肥は、バラで市内耕種農家を中心に配達したり、袋詰めで農協の直売所等で順調に販売している |
牛床の一部にウォーターベッドを導入し、分娩牛などがより快適な飼養環境になるようにしている |
屋根にはスプリンクラー、牛舎内にはミストや冷風扇を設置するなど、暑熱対策を積極的に行っている。また、屋根の両側にソーラーパネルを設置して、電力の節減を図っている |
中央の通路には石灰が撒かれ、バーンクリーナーの蓋の溝もよく清掃されている。また、古い木造の天井もきめ細やかな清掃により、クモの巣等も見受けられない |
団体営畜産経営環境整備事業で整備された堆肥施設。施設設置後、26年ほど経過しているが、良好に管理されている。正面や側面の開口部には、網目の細かいネットや金網を設置して、野鳥の侵入防止対策を施している |
昨年春先に牛舎周辺にアライグマが出没したことから、牛舎の低い位置に電気柵を設置して侵入防止対策を行っている |
畜舎入り口周辺はゴミがなく、きれいに清掃されており、カラーコーン及び立ち入り禁止の看板などで衛生管理区域境界を明確化している |
新旧畜舎によって経過年数にばらつきがあるが、どの畜舎も常に清掃が行き届き、清潔に管理されている。ハエ駆除の消毒は、年間5回定期的に実施 |
飼料用の米を炊く年代ものの薪釜でクズ米のほか、ビール粕、おから、とうもろこし、麦、大豆等12種類の材料を混ぜ与えている。エコフィードの観点から食品リサイクルによる資源の有効利用を実践している |
神奈川県の土地の活用案を求めた公募事業に提案し、実践している。約5ヘクタールの農地を得て始めた、農園の代表者でもあり、こちらでも自らが生産した堆肥を使っている |
広い牛舎の周囲や牛舎内はよく片づけられ、作業しやすい環境になっている |
牛舎に防鳥ネットを設置し、カラスの侵入防止対策を行っている。また、暑熱対策で、牛舎の換気扇を増設し、良好な飼養環境にしている |
牛ふんは堆肥舎で、元堆肥や乳牛舎の牛ふん等と混ぜて堆肥化する。牛ふんの水分量や気温を見ながら良好に発酵が進むように調整している |
おがくずなどの敷料を十分に確保して、こまめに交換し、良好に堆肥化して販売するという管理を円滑に行っている |
古い牛舎であるが破損箇所等は見当たらず、日常的にこまめな修繕を行いながら、よく手入れして使用している。通路等にも、不要物等は一切置かれていない |
飼料は地域の未利用資源(ビール粕、豆腐粕、白米、麦糠、米糠等)を活用する等して自家配合し、牛房ごとに桶に小分けして給与している。飼料用桶にエサが準備されているが、清潔に整然と保管されている |
完成した完熟堆肥は、バラでわら交換や無償譲渡されるものもあるが、9割はこのように袋詰めして流通している |
生後7ヶ月から8ヶ月令の頃、放牧場に放飼される |
牛舎は先代が酪農経営していた当時のつなぎ牛舎を改修したもので、丁寧に使用されている。周辺は整理整頓され、不要物品等が積まれているようなことはない |
牛房内にはおが粉、籾殻や落花生の殻が敷き料としてふんだんに使われている。おが粉は3戸の大工から譲り受けていて、敷き料について不足することはない |
堆肥舎は十分な大きさがあり、周辺はきれいに清掃され、堆肥が施設外にこぼれ出ているようなことはない。牛舎や運動場からスキッドステアローダーで搬出されたボロがたい積されている |
当農場では畜舎周辺の植栽に力を入れている。7から8月には色とりどりの花々が訪問者の目を楽しませている。11月の訪問時は、バラ、みかん、菊などが彩りを添えていた |
敷地入口や豚舎の周囲は整理整頓されており、きれいな花々や手入れされた木々の植栽がある |
豚房内はこまめな洗浄により清潔に保たれており、良好な飼養環境になっている |
飼料は、食堂残さやパンと、リキッド飼料を混合して給与しており、未利用資源を有効活用している |
敷地入口に車両消毒機械を設置して、消毒液の噴霧により確実な消毒を行っている |
農場の敷地境は耕種農家の耕作地と隣接しており、敷地境の除草や片づけなどの景観保全だけでなく、臭気対策、騒音などにもきめ細かく配慮し、周辺環境との調和に努めている |
畜舎内にふんを滞留させず、臭気が発生する前に畜舎外に確実に排出することを衛生対策の基本とし、人だけでなく、豚にとっても快適な畜舎環境の提供を常に意識した農場管理が行われている |
ふんを堆肥化するコンポストは、設置から20数年を経過しているが、日常の点検や部品交換を徹底している。品質の安定した堆肥が生産され、地域に供給されている |
畜舎汚水の浄化にあたっては、理論的且つ実践的に浄化槽の維持管理技術を習得、間欠曝気による脱窒にも取り組んでいる。浄化した放流水は、良好な水質が維持されている |
北側に住宅地が隣接していることから、かねてから浄化槽振動篩の周囲を覆うことにより臭気の拡散防止を図るなど、臭気を中心とした環境対策に取り組んできた |
全農神奈川県本部の指導のもと、5S活動を開始し、農場内の整理・整頓、手が行き届きにくい刈り払いや畜舎の補修など、農場環境の改善に努めている |
衛生対策に対する意識も高まり、踏込消毒槽は汚れたらすぐに交換されている。豚房の洗浄消毒も丁寧に行われている |
一般企業を勤め上げた経験豊富なスタッフを農場に招き入れ、市民目線で農場環境の整備に取り組んでいる |
鶏舎周囲は整理整頓され、きれいに清掃されており、奥側には花々の植栽がある |
鶏舎内はこまめに除ふんしてきれいに清掃している。鶏の入れ替え時に餌樋をケージから外して清掃するため、清潔に管理されている |
鶏ふんは、水分調整をして、コンポストで発酵温度を確認しながら堆肥化する。堆肥は、バラで野菜・果樹農家へ配達したり、袋詰めで農協等で販売している |
コンポストの脱臭槽に炭を充填し、脱臭能力を保つよう管理している。また、コンポストのブロワーを箱に入れ、作動音が周辺に気にならないようにしている |
農場内は、整理整頓や除草が行き届いており、無駄なものがなく、良好な環境が確保されている。鶏舎内外をこまめに点検し、異常の確認とともに、必要に応じて補修を行っている |
農場入口には、衛生管理区域を示す大きな看板が設置され、場内への入場者や車両等は、消毒ポイントにおいて常設された石灰帯を通過することにより場内に入る |
鶏ふんは、予備発酵工程を経てからコンポストに投入されるため、特にコンポストの冬期における負荷が軽減され、良質堆肥を生産しつつ、電気代の削減と排気中の臭気の抑制が図られた |
予備発酵工程では、ブロアーにチューブを接続し、そのチューブに10cm間隔で5mm程度の穴を開け、鶏ふん堆積物の下部に埋設、通風され、切り返しをしなくても、好気条件が保たれている |
このページの所管所属は環境農政局 農水産部畜産課です。