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更新日:2025年1月21日

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視覚障がい者の学ぶ場・働く場見学会【終了しました】

「視覚障がい者の学ぶ場・働く場見学会」を開催します。

「神奈川県視覚障害者雇用促進連絡会議」では、視覚障がい者の雇用を促進するため、企業の経営者や人事担当者の方々を対象に、視覚障がい者の教育現場や事務職としての就労を知っていただくための見学会を実施します。

視覚障がい者の学ぶ場・働く場見学会チラシ(PDF:653KB)

※視覚障がい者の学ぶ場・働く場見学会は、終了しました。

 ご参加いただき、ありがとうございました。

 当日の概要を掲載しました。

日時

2024年10月31日(木曜)13時30分~16時45分

場所

神奈川障害者職業能力開発校 1階多目的ホール(相模原市南区桜台13-1)

プログラム

 学校見学:神奈川障害者職業能力開発校

 神奈川障害者職業能力開発校より、視覚障がい特性(見え方や困難なこと)やビジネスサポートコース(神奈川障害者職業能力開発校で視覚障がい者を対象にパソコン操作を習得するコース)、就労先における環境上の配慮、雇用した時の支援方法や助成金、当事者のキャリア形成等について話がありました。

 視覚障がい者の雇用を前向きに進めるには神奈川ハローワーク等に相談するところから始め、雇用を開始し、施設・設備の整備等が必要となった場合は企業の経済的負担軽減を目的とした障害者雇用納付金関係助成金を利用できると話がありました。

 参加者からは、視覚障がい者を雇用するにあたっての課題や導入機器、それに伴う助成金について理解できたとの声がありました。

視覚障がい特性や学校紹介に係る講演 雇用のポイントや支援方法に係る講演 校内見学01

(左から視覚障がい特性に係る講演、雇用のポイントに係る講演、校内見学)

 

 企業による取組の紹介:富士ソフト企画株式会社

 企業担当者から写真を用いて職場環境や業務で利用している仮想オフィスツールについてご説明いただきました。

 当事者から音声読み上げソフトを利用して実演(Wordファイル等への入力)いただくとともに、担当業務内容についてなどの参加企業からの事前質問をインタビュー形式で答えていただきました。担当業務は営業販促物の在庫管理や見積書の作成等で、よく利用するツールは音声読み上げソフトや拡大鏡と伺いました。

 また、以下の通り、自分で工夫していることや配慮内容をお話しいただきました。

  • 備品の置き場を分かりやすくするため、黒地に大きな白文字のラベルを用意したこと
  • パソコンを使用する業務を教えていただくときは、画面共有機能を使用して、自分のパソコンでは拡大鏡を利用していること
  • 誰がどこのデスクに座っているか把握しづらいため、「〇〇さんいますか」と聞いたら、相手から声を掛けてもらっていること

 参加者からは、音声読み上げソフトの読み上げ速度の速さと、ソフトを補助として事務業務をしている様子に驚いたとの声がありました。

【企業情報】

富士ソフト企画株式会社

視覚障がい者:2名

当事者従事業務:事務

取組説明 業務実演

(左から取組説明、業務実演)

主催

【主催】神奈川県視覚障害者雇用促進連絡会議

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