初期公開日:2024年3月4日更新日:2024年3月4日

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あつぎ気候市民会議

地域の住民が参加する脱炭素に関するワークショップを実施することで、脱炭素の自分事化と具体的な行動に繋げます。

目次

事業概要/第1回会議/第2回会議/第3回会議/第4回会議/第5回会議/第6回会議/アクションプランについて

事業概要

 無作為抽出で選ばれた厚木市民の参加者が、気候危機を回避しかつ豊かで暮らしやすい厚木の未来を創るため、「脱炭素市民アクションプラン」をつくります。

内容

  • 気候変動や脱炭素の講義
  • 家庭での脱炭素に向けたチャレンジの発表
  • 脱炭素に係るテーマに即したグループ討議
  • グループワークなど

実施期間

令和5年6月~11月(計6回実施)

参加者について

会議参加者の選出にあたっては、住民基本台帳から無作為抽出した市民のうち、参加を希望する者の中から市全体の議論となるよう、性別や年代のバランスを考慮して市民52人を選定させていただきました。

(参考)あつぎ気候市民会議の構成概略

第1回会議

日時:2023年6月18日(日曜日) 13時から17時

場所:サイエンスホール250 (厚木シティプラザ6階)

概要

 専門家による気候変動問題の理解を深めるための情報提供とともに、脱炭素型の行動リストを用いたグループワークを行い、将来の厚木市でもっと多くの人が脱炭素行動を取り入れられるようにするための工夫や支援について話し合い、取りまとめた意見を発表した。

時間 内容
13:00 

開会

主催者挨拶・市長挨拶

趣旨説明

オリエンテーション

13:20  アイスブレイク グループ内で自己紹介
13:32 専門家レクチャー1 「気候変動問題の全体像」(東京大学未来ビジョン研究センター教授、国立環境研究所地球システム領域上級主席研究員 江守正多氏)
14:05 グループワーク 1
14:40 (休憩)
14:50 専門家との質疑応答
15:05 専門家レクチャー2 「わたしたちのくらしと温室効果ガス」(地球環境戦略研究機関 渡部厚志氏)
15:25 グループワーク 2・発表
16:45 講評
16:50 次回に向けての連絡
17:00 閉会

資料

 第2回会議

日時:2023年7月16日(日曜日) 13時から17時

場所:サイエンスホール250 (厚木シティプラザ6階)

概要

 前回の振り返りとして参加者アンケート結果や、意見及び感想を共有し市民会議の目的の再確認を行い「じぶんごとプラネット」に各自で取り組んだ感想などをグループで共有した。

 また、3人の専門家によるレクチャー後、「脱炭素化した2050年厚木市のイメージを描く」というテーマに沿って、脱炭素化が社会をより豊かにし、より快適で幸せに暮らせることにつながるというポジティブな視点でグループ内で話し合い、特徴的だった意見等を発表した。

時間 内容
13:00

開会

前回のふりかえり

今回の内容説明

アイスブレイク

地域脱炭素を考える補足説明

2050 年のイメージ意識化

13:30

専門家レクチャー1

「神奈川県(厚木市周辺)における地球温暖化の影響」(神奈川県気候変動適応センター)

専門家レクチャー2

「厚木市の地域特性について ~コンパクト・プラス・ネットワー クに向けたまちづくり~」(厚木市まちづくり計画部)

専門家レクチャー3

「厚木市の CN 施策 #カーボンニュートラルあつぎ みんなで取り組みましょう」(厚木市環境政策課)

14:15 (休憩)
14:25 グループワーク 1・質疑応答
15:05 グループワーク 2
15:50 (休憩)
16:00 グループ発表
16:20

今後の会議の進め方の提案

次回に向けての連絡

アンケート

17:00 閉会

 

資料

第3回会議

日時:2023年8月20日(日曜日) 13時から17時

場所:サイエンスホール250 (厚木シティプラザ6階)

概要

 前回のふりかえりとして、アンケート結果の紹介や前回のグループ発表「脱炭素した2050年あつぎのイメージ」のまとめの共有等を行った。

 また、専門家による脱炭素に関する取組のレクチャー後、グループ討議を実施し、アクションプランに取り入れたいこと等を話し合った。

時間 内容
13:00

開会

前回のふりかえり

今回の内容説明

アイスブレイク

13:20

専門家レクチャー

A-1 再生可能エネルギーを創る、地産地消(環境エネルギー政策研究所 松原弘直氏)

A-2 移動・まちづくり (東海大学建築都市学部土木工学科 梶田佳孝氏)

14:15 グループ討議 1
14:55 (休憩)
15:05

専門家レクチャー

B-1 住まい・省エネ(東京工芸大学 山本佳嗣氏)

B-2 消費・食・農・廃棄(消費生活アドバイザー 村上千里氏)

16:00 グループ討議 2
16:40 (休憩)
16:50 次回に向けての連絡・分科会の選択について説明・アンケート
17:00 閉会

資料

第4回会議

日時:2023年9月17日(日曜日) 13時から17時

場所:ミュージックルーム1(A分科会)・2(B分科会) (アミューあつぎ7階)

概要

 これまでのグループ討議の内容を分析して作成した「脱炭素市民アクションプラン枠組み」により今回は「私たちは何をどのようにしたいのか」を文章化することがゴールであることを示した後、テーマごとに分かれて情報提供者から事例紹介を行い、グループ討議を実施した。

 

A分科会

時間 内容
13:00

開会

前回のふりかえり

今回の内容説明

アクションプラン作成の大前提の説明

アイスブレイク

13:20

情報提供(前半)【創エネ・エネルギーの地産地消】

① 市民による再エネ、ソーラーシェアリング(あつぎ市民発電所)

② エネルギーの地産地消・地域新電力(たんたんエナジー株式会社)

③ 脱炭素先行地域(小田原市ゼロカーボン推進課)

14:10 グループ討議(前半)
14:57 (休憩:他グループの模造紙を見る)
15:07

情報提供【移動・まちづくり】

④ 電気自動車(EV)の動向と活用事例(日産自動車株式会社厚木テクニカルセンター)

⑤ MaaS(マース:Mobility as a Service)(NONET Technologies株式会社)

⑥ 公共交通(バス) (神奈川中央交通株式会社)

15:49 グループ討議(後半)
16:40 (休憩:他グループの模造紙を見る)
16:50 次回に向けての連絡
17:00 閉会

 

B分科会

時間 内容
13:00

開会

前回のふりかえり

今回の内容説明

アクションプラン作成の大前提の説明

アイスブレイク

13:20

情報提供(前半)【省エネ・住まい】

① 窓の断熱

② 住まいの省エネを考える(設計・建築家)

③ 太陽熱の利用(自然エネルギーを利用した家)

④ 省エネ家電・建物の消費エネルギー

13:58 グループ討議(前半)
14:50 (休憩:他グループの模造紙を見る)
15:00

情報提供(後半)【消費・食・農・廃棄】

⑤ 大量消費・大量廃棄を見直すライフスタイル

⑥ 農業・不耕起栽培

15:55 グループ討議(後半)
16:40 (休憩:他グループの模造紙を見る)
16:50 次回に向けての連絡
17:00 閉会

資料

第5回会議

日時:2023年10月15日(日曜日) 13時から17時

場所:602・603(シンポジウム、B分科会)(アミューあつぎ6階)

   ミュージックルーム1(A分科会)    (アミューあつぎ7階)

概要

 「アクションプラン素案」をたたき台とした議論を進め、アクションプランの「原案」を作成することをゴールとした。前半は普及啓発活動をどのように進めるかをテーマとしたシンポジウムを実施した。冒頭で社会運動に関する動画を視聴し、3人のパネリストが順に発表を行った。

 後半は、前回と同様にA分科会とB分科会の会場に分かれてグループ討議を行った。討議のたたき台となるアクションプラン素案は「大項目(テーマ)」「中項目(取組内容)」及び「小項目(より具体的な項目)の三層構造となっており、今回の討議では「中項目(取組内容)」ごとに議論を深めていくこととした。

時間 内容
13:00

開会

前回のふりかえり

今回の内容説明

13:10

第一部 シンポジウム

普及啓発をどうやってすすめるか

アクションプラン~市民の行動変容へ 

14:00 (休憩:A 分科会は会場移動)
14:10

第二部 分科会

アイスブレイク・会議の進め方説明 

14:15

グループ討議

アクションプラン原案を作成

16:50 次回に向けての連絡
17:00 閉会

資料

第6回会議

日時:2023年11月26日(日曜日) 13時から17時

場所:サイエンスホール 250(あつぎシティプラザ6階)

概要

 前回の終了後に取りまとめた「アクションプラン原案1」に対する投票の結果と、それに基づいて作成した「アクションプラン原案2」の概略を説明するとともに、本日のグループ討議において改めて検討してほしい「原案2」の項目を提示し、今回のグループ討議の中で適宜修正または取捨選択することでアクションプランの最終案の確定を目指した。

 また、全6回の会議を通して参加者一人一人が「これが大事・自分はこれをする」と考えたことを「マイアクションプラン」としてまとめ、内容とその理由をひとりずつ発表した。 

 発表の後に参加者、専門家、ゲストが自由に話せる全体交流の時間を設けた。

 「原案2」に関する今回のグループ討議の検討結果を反映させたものを脱炭素市民アクションプランの最終案として確定し、今回の会議終了後に各取組に対する推進程度を問う投票(Web)を行い、 参加者一人一人の最終的な意思表示の結果を受けてアクションプランを完成させることとした。 

時間 内容
13:00

開会

厚⽊市より挨拶(厚⽊市環境政策課)

前回のふりかえり

本日の内容説明

今後の進め方

13:30

グループ討議

アクションプランの「原案②」について

14:40 (休憩)
14:50

「マイアクションプラン」を考える

発表 

16:15 アクションプランの最終案の確定
16:25 専門家・ゲストによるコメント 今後の連絡等
17:00 閉会

資料

アクションプランについて

作成したアクションプランについては、令和5年12月26日に厚木市長へ提出されました。

 

このページの所管所属は環境農政局 脱炭素戦略本部室です。