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更新日:2025年3月31日

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県内の温室効果ガス排出量推計結果

神奈川県の温室効果ガス排出量推計結果

県は、2050年脱炭素社会の実現に向けて、2030年度までに県内の温室効果ガス排出量を2013年度比で50%削減することを目標としており、県内の温室効果ガス排出量を毎年度推計しています。

(参考1)温室効果ガス
地球温暖化対策の推進に関する法律では、次の7種類のガスを温室効果ガスとしています。
二酸化炭素(CO2)、メタン(CH4)、一酸化二窒素(N2O)、ハイドロフルオロカーボン類(HFCs)、パーフルオロカーボン類(PFCs)、六ふっ化硫黄(SF6)、三ふっ化窒素(NF3

(参考2)速報値の算定
温室効果ガス排出量は、各種統計値に基づいて算定していますが、使用している統計の中に暫定値や一部未公表のものがあるため速報値としており、今後、その暫定値等が更新された際に、改めて推計し直して確定値とします。

1 温室効果ガス排出量

  • 2022年度の県内の温室効果ガス排出量は6,031万トン(二酸化炭素換算。以下、「t-CO2」。)で、前年度(2021年度確定値。以下同じ。)から1.6%減少しました。これは、産業部門を中心に、エネルギー消費量が減少したことが主な要因と考えられます。また、2013年度と比べると19.7%減少しています。
  • 森林等による温室効果ガス吸収量は16万t-CO2で、吸収量を差し引いた正味の排出量は、6,015万t-CO2となり、2013年度と比べると19.9%減少しています。

2 二酸化炭素排出量

県の地球温暖化対策を進める上では、県内の温室効果ガス排出量の約94%を占める二酸化炭素の削減が不可欠であることから、二酸化炭素排出量について詳しく説明します。

(1)排出量の推移

  • 二酸化炭素の排出量は2013年度以降減少傾向にあり、2022年度の排出量は5,677万t-CO2で、前年度から1.6%(94万t-CO2)減少し、2013年度比で21.5%(1,556万t-CO2)減少しています。

(2)部門別排出量

  • 2022年度の排出量の部門別構成比は、産業部門(31.8%)が最も大きく、次いで家庭部門(18.8%)、運輸部門(16.3%)の順になっています。
  • 2013年度の部門別排出量と比較すると、業務部門(△31.5%)、産業部門(△27.2%)、家庭部門(△18.4%)、廃棄物部門(△14.2%)、運輸部門(△14.0%)、エネルギー転換部門(△6.8%)となり、すべての部門で減少しています。

3 資料のダウンロード

詳細なデータについては、次の資料をダウンロードしてご確認ください。
  • 7.エネルギーをみんなに。そしてクリーンに
  • 9.産業と技術革新の基盤を作ろう
  • 11.住み続けられるまちづくりを
  • 13.気候変動に具体的な対策を

このページに関するお問い合わせ先

このページの所管所属は環境農政局 脱炭素戦略本部室です。