新型コロナウイルス感染時のすごし方
新型コロナウイルスにご自身やご家族等同居されている方が感染された時のすごし方等をご案内します。
ご自身が感染された時
ご家族等同居されている方が感染された時
次のことを参考に、体を休めて回復に努めてください。令和5年5月8日以降、新型コロナウイルスに感染したことを保健所や自治体にご報告いただく必要はありません。
(1)外出について
- 法律に基づく外出自粛は求められません。外出を控えるかどうかは、個人の判断に委ねられます。
- ただし、他人にうつさないようにするため、発熱等の体調不良時は、発症後5日間かつ症状軽快後24時間経過するまで外出を控えることを推奨します。期間経過後は、改めて検査で陰性の確認を行う必要はありません。
- 通学については、学校保健安全法施行規則において、「発症日を0日目として、発症した後5日を経過し、かつ、症状が軽快した後1日を経過するまで」を新型コロナウイルス感染症による出席停止期間としています。詳しくは通学先の学校にご確認ください。
- 出勤については、お勤め先にご確認ください。
- 10日間が経過するまでは、ウイルス排出の可能性があることから、不織布マスクを着用したり、高齢者等ハイリスク者と接触は控える等、周りの方へうつさないよう配慮しましょう。発症後10日を過ぎても咳やくしゃみ等の症状が続いている場合には、マスクの着用など咳エチケットを心がけましょう。
- また、医療機関の受診等、やむを得ず外出するときは、マスクを着用しましょう。
マスク着用の考え方を参考にしてください。
(2)⾷料・日用品について
(備えておきたい食料品の一例)
〜食欲がなくても食べられて、必要なカロリーが摂取できるものが必要です〜
- 主食(お米やうどん、シリアルなど食べやすいもの)
- 菓子類(とくにチョコレート)
- ゼリー状栄養補助食品
- レトルト食品、インスタント食品
- 缶詰(果物等)
- 冷凍食品(火にかけるだけのうどん等が便利です)
- 経⼝補⽔液
- スポーツ飲料
(注意)持病等により、食事制限がある⽅は、主治医の指示に従ってください。
(備えておきたい⽇⽤品の一例)
- 保険証
- 持病等で服⽤中の薬、市販の解熱鎮痛剤・総合風邪薬・胃腸薬等
- 体温計(電池残量も確認しましょう)
- 氷まくら、保冷剤等の冷却材
- 消毒⽤エタノール
- マスク
- ごみ袋
- トイレットペーパー
- ティッシュペーパー
- 洗剤・石鹸等
- ⽣理⽤品、乳幼児や⾼齢者がいる世帯で必要な衛⽣⽤品(ミルクやおむつ等)
⾷料・日用品等の配送サービスの例
(3)体調悪化時の相談について
軽症時や検査、診断書発行等のために救急受診することは控えましょう。次のことを参考にしてください。
高熱時
⽔分をこまめに摂取し脱⽔症状を防ぐように心がけましょう
- 冷たいものを摂取し続けることや刺激の強い飲料⽔はなるべく避けましょう。
- 1⽇1500ml程度の⽔分摂取を目標とします。(心臓・腎臓疾患がある場合や、医師の指示がある場合は除く。)
解熱剤を内服しても解熱傾向がみられない場合
- 解熱剤の飲み⽅の調整が必要な場合があります。かかりつけ医または処方医へご相談ください。
咳や息苦しさが悪化した時
⾷欲低下時
- 刺激が強い食品はなるべく避けましょう。
- 少量ずつ、消化に良いものを食べましょう。
- 食事・⽔分摂取ができないと脱⽔症状を起こす可能性があり、全⾝状態の悪化につながります。
- 食事量が普段の3割以下になった場合はかかりつけ医または厚生労働省新型コロナウイルス感染症電話相談窓口へご相談ください。
⼊浴について
- ⼊浴やシャワー浴は、酸素の消費量が大きく、⾝体に負担がかかるため、発熱時や息苦しさがある場合、体調がすぐれない場合は控えるようにしましょう。
(4)ゴミ出しについて
- ⾃宅療養期間中のゴミは、収納した袋の中の空気をしっかり抜き、厳重に密閉して療養終了後に一般ゴミとして廃棄してください。
新型コロナウイルス感染症に係る廃棄物対策について取りまとめた資料(環境省)
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環境省ホームページ |
(1)外出について
- 濃厚接触者として特定されることはありません。また、濃厚接触者として法律に基づく外出自粛は求められません。
- 外出する場合は、新型コロナにかかった方の発症日を0日として、特に5日間はご自身の体調に注意してください。7日目までは発症する可能性があります。こうした間は、手洗い等の手指衛生や換気等の基本的感染対策のほか、不織布マスクの着用や高齢者等ハイリスク者と接触を控える等の配慮をしましょう。
- 通学については、学校保健安全法施行規則において、「新型コロナウイルス感染症の感染が確認されていない者については、直ちに出席停止の対象とする必要はない」としています。詳しくは通学先の学校にご確認ください。
- 出勤については、お勤め先にご確認ください。
(2)⽣活空間
部屋を分けましょう
- ご家族等と同居している場合、食事や寝る時も感染者は個室で隔離など可能な限り⽣活空間を分けましょう。部屋を分けられない場合は、仕切りやカーテン等を設置したり距離を保てるよう工夫をしましょう。
定期的に換気をしましょう
- 窓を開け放しにしたり、1時間に2回以上、数分程度窓を開ける等、定期的に換気をしましょう。⽇頃から室内の換気をお勧めします。
共⽤部分の消毒
- ご家族等と同居している場合、洗面所やトイレ、お風呂等の共⽤場所には消毒⽤エタノールを設置するなど、手指消毒とともにドアノブや手すりの消毒を⾏い、⼊浴は感染者が最後に⼊るなど事前にルールを話し合っておきましょう。
- タオル、衣類、食器、箸等は通常の洗濯や洗浄で構いませんが、共⽤は止めましょう。
(3)予防法・消毒法
- 手指の消毒には、消毒⽤エタノールを、物の表面の消毒には次亜塩素酸ナトリウム又は消毒⽤エタノールを使⽤することをお勧めします。