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更新日:2024年6月4日
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気候変動の影響への対策である「適応」について、説明します。
近年、気温の上昇、大雨の頻度の増加や、農作物の品質低下、熱中症リスクの増加など、気候変動及びその影響が全国的に現れています。地球温暖化等の気候変動の主な要因は、温室効果ガス(二酸化炭素等)の排出ですが、今後、猛暑や豪雨等のリスクが更に高まることが予測されています。
これら気候変動に対しては「緩和」と「適応」の2つの対策が必要です。
イラスト出典:気候変動適応情報プラットフォーム
「緩和」とは、再生可能エネルギーの導入や省エネルギー対策による温室効果ガスの排出削減、森林等の吸収源の増加などによって、地球温暖化の原因となる温室効果ガスの排出を抑制し、気候変動を防止するための取組をいいます。
「適応」とは、既に現れている、あるいは、中長期的に避けられない気候変動の影響に対して、自然や人間社会の在り方を調整し、被害を最小限に食い止めたり、逆に気候の変化を利用するための取組をいいます。
気候変動に対処し、生命・財産を将来にわたって守るためには、温室効果ガスの排出削減などの「緩和」に全力で取り組むとともに、地域の多様な関係者の連携・協働の下、「適応」に取り組むことも一層重要となります。
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