ホーム > 神奈川県記者発表資料 > 神奈川ME-BYOリビングラボとては~とホールディングス株式会社が未病産業の実証フィールドで連携!
初期公開日:2025年2月3日更新日:2025年2月3日
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県では、未病関連製品・サービスの実証及びエビデンス構築を支援する「神奈川ME-BYOリビングラボ」の取組を行っています。ては~とホールディングス株式会社は、アクティブシニアや介護・福祉現場のニーズ把握ができるフィールドを有しています。
この度、県とては~とホールディングス株式会社は、現場のニーズに即した、エビデンスに基づく未病関連製品・サービスの創出を目指して、連携を強化することとしましたので、お知らせします。
未病の見える化や改善に資する製品・サービスまたは介護・福祉用具を扱う企業が、県内における科学的な実証を行う際に、当該企業の意向をふまえた上で、両者で連携し情報共有を行い、次の支援機能について連携を強化していきます。
(1)神奈川ME-BYOリビングラボ事業で、連携を強化する主な支援内容
•実証事業の計画全般に関する助言
•倫理審査を必要とする実証について、倫理審査申請書等の検討に関する助言
•神奈川ME-BYOリビングラボ審査委員会による実証事業の科学的な評価
(2)ては~とホールディングス株式会社で、連携強化する主な支援内容
•企業の製品・サービスに関するニーズの事前調査
•シニア層が運動等に取り組む体操教室の場等を活用した実証フィールドの提供
•実証後の製品・サービスのプロモーション支援
県とては~とホールディングス株式会社はこれまで、地域の体操教室への未病指標の導入など、県民の未病の見える化及び改善のために連携した取組を推進してきましたが、昨年11月に開催した「ME-BYO サミット神奈川 2024」において、地域の健康課題に対し、医療や介護との連動、科学的エビデンスの活用、産学公民連携で取り組む必要性等についての大会メッセージを発信したことを受けて、連携をより強化することとしたものです。
県では、本取組により、産学公民による当事者ニーズを捉えた住民参加型の科学的な実証を促進することで、科学的信頼性を一定程度確認した質の高い未病関連製品・サービスの社会実装を促進し、適切な未病産業の育成・拡大を図ります。
(注記)実証希望の申し込みについて
本取組に関して、実証を実施されたい場合は、下記問合せ先へご連絡ください。
ては~とホールディングス株式会社は、「ホームケア事業」「ウェルビーイング事業」「IT・マーケティング事業」の3事業で「誰もが健康で豊かに生きる持続可能な社会をつくること」を掲げています。豊富な接触領域を活かし、未病やヘルスケア産業の事前調査や実証実験など、製品やサービスの開発をサポートする「IT・マーケティング事業」などを展開しています。
《SDGsの推進について》
県では、SDGsの達成にもつながる取組として、県民の未病改善の実践と未病産業の持続的発展を促す産学公連携の実証事業を推進する神奈川ME-BYOリビングラボに取り組んでいます。
問合せ先
神奈川県政策局いのち・未来戦略本部室
未病産業担当部長 牧野
電話 045-285-0156
未病連携グループ 佐藤(貴)
電話 045-285-0778
このページの所管所属は政策局 いのち・未来戦略本部室です。