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初期公開日:2025年3月28日更新日:2025年3月28日

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新たに9件の未病関連商品・サービスをME-BYO BRANDに認定しました!

2025年03月28日
記者発表資料

県では、県民の未病改善の促進及び未病産業の市場拡大に向け、未病の見える化や未病の改善につながる優れた商品・サービスを「ME-BYO BRAND」として認定しています(資料1)。
この度、生活習慣の改善、認知機能の見える化などの課題解決に向けた商品・サービスを募集し、新たに9件の商品・サービスを認定しました。
今回認定した9件を提供する企業に対して知事から認定証を授与するとともに、認定証授与式の後には、各企業による認定商品・サービスの展示・体験会を行います。

1 認定証授与式

(1)日時
令和7年4月16日(水曜日)14時15分から14時55分まで
(2)場所
県庁本庁舎3階大会議場
(3)出席者
各認定企業代表者(認定企業は以下に記載)
神奈川県知事 黒岩 祐治 
(4)取材を希望される方は、直接会場にお越しいただき、受付にてお申し出ください。

2 認定商品・サービスの展示・体験会

認定商品・サービスについて、認定証授与式の後、同会場でブース展示を行います(15時00分から16時00分まで)。
なお、実機の持ち込みが可能な商品については、ご体験もいただけます。

3 認定商品・サービスの概要

今後、企業と連携して、展示会や未病普及啓発イベント等において積極的にPRを行い、未病産業の魅力を広め、市場の拡大を促進していきます。

(企業名50音順)

 

商品・サービス名

【企業名】

概要
1 歩行解析計 iMU One
【iMU株式会社】
(資料2)
  • 5mの歩行測定を実施後、膝関節に掛かる負荷の指標である膝関節内反モーメント(Knee Adduction Moment:以下、KAM)を自動推定できる歩行分析計(医療機器クラス1)。
  • 臨床現場で高価な機器及び多くの解析時間が必要だったKAMを、簡易センサとAIを用いて簡便に評価することが可能。
  • 臨床現場のエビデンスに基づき、簡便に膝痛のリスクを可視化するもので、生活機能やフレイル見える化に期待できる。
2

介護タクシー配車サービス 「i-CareGO」
【株式会社アイネット】(資料3)

  • 利用者の状況・様態(注記1)に適した介護タクシーの配車・サービスをマッチングするアプリ。

(注記1) ストレッチャーや電動車いす等利用、医療機器装着、自宅の階段・ベッド位置、家族同乗等

  • 介護タクシーの配車はこれまで主に電話対応で30分以上時間を要することもあったが、アプリの活用で簡便となった。
  • 移動困難者の外出を支援し、未病改善やQOLの向上に寄与することが期待できる。
3 転倒リスク計測装置 StA2BLE
【UNTRACKED 株式会社】
(資料4)
  • 自身の転倒リスクの指標である「立位年齢」を、1分で計測することで転倒リスクの可視化ができる装置。
  • ヒトが何かに触れていると安定するという現象「ライトタッチ」を本装置で再現し、その有無の切り替えによる軽いふらつきを誘発、その具合などで転倒リスクを測る。計測結果に応じて、理学療法学的知見に基づく機能改善トレーニングを個別に提案する。
  • 転倒リスクの低減による生活機能の未病改善に期待できる。
4 Vivoo(ビブ―)
【大塚製薬株式会社】 
(資料5) 
  • 尿を用いて栄養状態(水分レベル、食塩摂取量、肉・野菜バランス、ビタミンC、骨の健康にかかわるミネラル、酸化ストレスの6項目)を測定し、結果を専用アプリで確認するサービス。
  • 測定結果に応じて、管理栄養士監修のアドバイスが提供され、健康的な生活習慣をサポートする。
  • 生活習慣の未病の見える化や、健康経営への活用などが期待できる。
5

CQ test® 

【株式会社 Splink】 (資料6)

  • CQ test®は健常な方から高齢者まで幅広く使えるセルフチェック型認知機能測定ツール。認知機能の変化(注記2)を早期に捉え、脳の健康への気づきを促す。

(注記2) CQ test®の総合スコアと、脳内の記憶に中核的に関わる海馬領域の体積との有意な相関が論文で報告されている。

  • スマートフォンやタブレットを使用し、自宅や医療機関から、5〜10分程度で手軽に利用可能。
  • 認知機能の未病の見える化やブレインウェルビーイングへの関心向上に期待できる。
6

運転技能向上トレーニング BTOC(ビートック)

【株式会社仙台放送】 
(資料7)

  • スマートフォンなどによる安全運転に寄与する脳のトレーニング・アプリ。
  • 1回1分の脳のトレーニングゲームにより、「素早く判断する力」「素早く危険に対応する力」「事前に危険に気づく力」を重点的に鍛えるよう設計。
  • 企業・団体の「安全運転管理」のほか、「健康経営」や「認知機能の向上」等での未病改善の促進に期待できる。
7 健康チャレンジキャンペーン ©®
【東京海上日動メディカルサービス株式会社】(資料8)
  • 2か月にわたって実施する「全員参加型健康増進プログラム」。
  • 参加者個人個人が、運動、食事、メンタル等、生活習慣改善に向けて作られた20のコースから自分の課題に合うコースを選びチャレンジ・記録する仕組みを提供するサービス。
  • 参加者の健康リテラシーの向上と、生活習慣改善等により「未病」に寄与することが期待できる。
8 運動代替セルフケアソリューション「e-Nudge:イーナッジ」
【株式会社ポーラ・オルビスホールディングス】(資料9)
  • 最先端EMS(骨格筋電気刺激)デバイス。本格的なEMSと同等以上の性能を有し、高い性能に対し安価で軽量・コンパクトなデバイスを実現。
  • 痩身目的ではなく、フレイルの予防改善をはじめ、運動の習慣とベネフィットの提供を通じ、健康で活力みなぎる人生を後押しするために開発されたもの。
  • 個人や施設等での活用による未病改善の促進が期待できる。
9

対話支援システム comuoon(コミューン)

【ユニバーサル・サウンドデザイン株式会社】(資料10)

  • マイクで集音した声を、特許技術「SonicBrain」によって音声明瞭度を向上し、脳が聞き取りやすい音声にする新しい対話支援システム。
  • 医療機関や介護施設など難聴の高齢者の方との意思疎通や、テレビ視聴や会議など、様々なシーンで快適なコミュニケーションをサポートする。
  • 難聴による意思決定における課題を解消することで、認知症の誤認や認知機能等の未病の改善に寄与できる。

(参考添付資料)
資料1  ME-BYO BRAND認定制度の概要(PDF:248KB)
資料2  iMU株式会社説明資料(PDF:493KB)
資料3  株式会社アイネット説明資料(PDF:246KB)
資料4  UNTRACKED株式会社説明資料(PDF:837KB)
資料5  大塚製薬株式会社説明資料(PDF:362KB)
資料6  株式会社Splink説明資料(PDF:1,090KB)
資料7  株式会社仙台放送説明資料(PDF:815KB)
資料8  東京海上日動メディカルサービス株式会社説明資料(PDF:720KB)
資料9  株式会社ポーラ・オルビスホールディングス説明資料(PDF:1,584KB)
資料10 ユニバーサル・サウンドデザイン株式会社説明資料(PDF:754KB)

<<SDGsの推進について>>

県では、SDGsの達成にもつながる取組として、新たな未病産業の創出に向け、優れた未病関連の商品・サービスを認定し広く発信しております。

SDGs目標3 SDGs目標9 SDGs目標17

問合せ先

神奈川県政策局いのち・未来戦略本部室

未病産業担当部長 牧野
電話 045-285-0156

未病連携グループ 佐藤(貴)
電話 045-285-0778

このページの所管所属は政策局 いのち・未来戦略本部室です。