農産物の上手な利用法(割り干しダイコン/材料)
「農産物の上手な利用法」のページでは、オープンラボで実験された農産加工実験や神奈川県農業技術センターの過去の研究成果を紹介しています。
ダイコン
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割り干しダイコン
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★ダイコン
ダイコンの種類は問いません。どんなダイコンも利用できます。農家では市場へ出荷できない折れたダイコン、割れたダイコン、傷の有るダイコン、形の悪いダイコンなども割り干しダイコンの原料としています。
切ったダイコンは速やかに表面を乾かしたいので、寒中の天気の良い日を選んで、切って下さい。温度の高い時期は微生物の繁殖により、変質することがあります。また、切り面の乾燥が悪いと微生物の繁殖により、変質することがありますし、白くきれいに干し上がりません。
収穫直後のみずみずしいダイコンは包丁を入れるとパリッと割れたり、堅いのでダイコンの形にあわせて切るのは非常に難しいものです。特に割り干しダイコンは形が悪いものや曲がり、先割れを多く利用するので、表面の張りがなく、少し萎びたくらいのダイコンの方が上手に切れます。収穫後2~3日放置したダイコンの方が扱い易いのですが、ダイコンの表面が汚れていると、乾いてから洗ってもなかなかきれいにならなりません。表面の汚れは収穫後直ぐに洗い落した方がよいでしょう。
包丁は菜切り包丁は縦に大きく割るときは有効ですが、細く割るときはペティナイフの様に細い包丁の方が上手く切れます。道具も使い分けると作業がはかどり、仕上がりもきれいになります。
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