農産物の上手な利用法(赤タマネギのピクルス/材料)
「農産物の上手な利用法」のページでは、オープンラボで実験された農産加工実験や神奈川県農業技術センターの過去の研究成果を紹介しています。
湘南レッド(極小) 2kg
食酢 890ml
砂糖 400g
塩 32g
水(熱湯) 1リットル
トウガラシ 3本
黒胡椒 30粒
ローレル 3葉
シナモンスティック 2本
保存ビン 4リットル
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★赤タマネギ(極小)
ピクルスに使う赤タマネギは大きなものでも構わないのですが、小さいものを有効に利用すること、あるいは見た目を重点におくならば、容器に小さいタマネギがころころとしている方がピクルスに適しています。
家庭菜園ではタマネギを栽培しますが、全てが大きく育てばよいのですが、たくさんの中には小さなタマネギもできてきます。また、種を蒔いて苗を作ったときには、苗の取り残しでそのままにしておくと小さなタマネギがたくさんできてきます。小さなタマネギは市販されることが少ないため、あったとしても特殊な需要があるので、価格は高価なものとなっています。家庭菜園や苗床などに、小さいタマネギがたくさんあるときは、ピクルス作りには絶好のチャンスです。
赤タマネギの苗床
植付け直後の赤タマネギ
★ピクルスの基本配合
酸、糖、塩のバランスを考えねばなりません。漬けあがりの酸、糖、塩の濃度は酸は1%、糖は10%、塩は0.8%としてあります。糖酸の比率は10でやや酸味が勝っていますが、酸っぱすぎないような量にしてあります。塩は生理食塩水の濃度であり、塩味を強く感じることはありません。ピクルスの味としてはまろやかな酸味を感じる配合にしてあります。
★香辛料
香辛料は好みで加えればよいのですが、基本的な調味料として、トウガラシとコショウ、ローレルがあげられます。また、ピクルスに甘い香りをつけるため、シナモンスティックを加えました。
★容器
ピクルスは酸が強いので、錆びのこない容器が適しています。最近のビンのフタはコーティングがされているため、キズがなければ錆びが来ることはありません。また、インテリアとして飾るならば、ちょっと大きめのガラス容器が見栄えがします。
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