更新日:2024年2月20日
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「農産物の上手な利用法」のページでは、オープンラボで実験された農産加工実験や神奈川県農業技術センターの過去の研究成果を紹介しています。
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材 料 |
コンニャクイモ 1kg 水(コンニャクイモの4倍) 4リットル 炭酸ナトリウム 14g |
コンニャクはサトイモ科コンニャク属の一種で、原産地はインドシナ半島あたり。日本には仏教の伝来と同じ頃に導入されたという説ともっと古い時代に農耕文化にともなって渡来したという説があります。いずれにしても日本では古くから食用にされていたと考えられます。
コンニャクを経済作物として積極的に農業に取り入れたのは江戸時代になってからで、水戸藩の中島藤衛門によって荒粉、精粉の加工法が考案されてから生産販売が盛んになりました。
マンナンはコンニャク芋に多量に含まれるグルコースとマンノースからなる多糖類です。コンニャクのマンナンを水に入れると水を吸い、糊状になり、強い粘性をあらわします。さらにアルカリを加えるとブリブリしたゼリー状に凝固します。
コンニャク糊にアルカリを加えるとゼリー状に凝固します。加えるアルカリの種類によってコンニャクゼリーの硬さや弾力性が異なります。昔は木灰を水にいれた上澄み液を用いたこともありましたが、現在は食品添加物として許可されている水酸化カルシウムや炭酸ナトリウムを用います。
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生産環境部(品質機能研究課)
電話 0463-58-0333 内線344から345
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