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更新日:2024年5月8日
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令和4年度かながわ選挙カレッジの活動内容を掲載しています。
5月30日、任命書交付式が行われ、令和4年度の「かながわ選挙カレッジ」の活動がスタートしました。
今年度は5大学から男性9名、女性4名のカレッジ実習生が集結いたしました。
任命書交付後は、神奈川県明るい選挙推進協議会の委員の皆様と、若者の選挙意識などについて、意見交換を行いました。
「大切な民主主義を、次の世代へ」
若者が選挙について自ら考え行動できるよう、私たちはその支援へ努力を惜しみません。
今年度も選挙啓発活動を通して、若年層を中心に投票の大切さをお伝えして参ります。
10月29日、清泉女学院高校で出前授業をさせていただきました。
前半は租税教室、後半は選挙の話と模擬投票でした。
模擬投票は、政策とその財源が問われるものでした。独身税を唱える候補者の応援演説でざわめきます。
応援演説が終わった後の休み時間、各所で熱心に議論する生徒が印象的でした。
啓発活動を通じ、政治が他人の物ではなく、自分のものだと捉える人を増やしていきたいです。
11月10日に鎌倉女学院高等学校で1年生を対象に出前授業を行いました。
授業の前半は、神奈川県選挙管理委員会の職員による選挙制度の講義を行い、選挙についての理解を深めていただきました。講義終了後は、模擬投票を行うために、かながわ選挙カレッジ実習生による応援演説も実施しました。多くの生徒さんが講義内容を踏まえつつ、各候補者の政策をしっかりと見極めることができていたと思います。
授業の後半では、講義内容や模擬投票の振り返りの意味も込めて、〇×クイズを実施しました。民法の条文や18歳選挙権に関する問題など、高難易度と思われる問題もいくつか出題しましたが、生徒の皆さんが各問いに真剣に答えている様子が窺えました。
選挙権年齢が18歳に引き下げられたので、多くの生徒さんは高校3年次に選挙権を得ることになるかと思います。この出前授業をきっかけに選挙への関心を持っていただけたら幸いです。
11月22日、県立城郷高校の3年生に対して模擬投票を行いました。
最初に税理士の先生方による租税教室、神奈川県選挙管理委員会職員による選挙についての説明の後、かながわ選挙カレッジ実習生が作成した政策を実習生自ら模擬投票の候補者役として高校生の前で演説を行いました。
開票作業では、実際に使われている投票用紙読取分類機や投票用紙計数機を使用し、開票の速さに注目が集まりました。
生徒さんからは、「投票の大切さをあらためて学ぶことができた。」などの声が挙がり、出前授業を通して、選挙で候補者を自分の眼で選ぶことの大切さが伝わったと思います。
12月8日に、神奈川県本庁舎にて私たちかながわ選挙カレッジ生と神奈川県選挙管理委員会委員の方による意見交換会を行いました。
若者の投票率向上に関し、どのような策が有効か、若者が投票に行かない要因は何か等、様々な議題について話し合うことができました。委員の方々と我々学生の間では、選挙に関し認識が異なる点もありましたが、委員の方々と学生の考え、双方の考えを知ることができました。
特に、若者がSNSを幅広く使って情報収集をしている点は、我々より上の世代の方には意外なポイントであったようです。一方、選挙公報は紙媒体で配布されるので、若者の目に触れる機会が少ないことが分かりました。そのため、若者向けに電子媒体で情報伝達をしていただくと共に、私たちも紙媒体の情報を意識的に見る事が必要であると実感しました。
自分たちとは違う世代の方々と選挙に関する話をすることは中々ないため、貴重な機会となりました。今後も、若者の投票率向上について考え続けなければいけないと改めて思いました。
3月16日に、第16期かながわ選挙カレッジ実習生の修了式及び神奈川県明るい選挙推進協議会委員との意見交換会が行われました。
すべての課程を修了したカレッジ実習生に、神奈川県明るい選挙推進協議会会長より修了証が交付されました。
修了式後には、県明るい選挙推進協議会委員と意見交換会を行いました。カレッジ実習生は、今年度の活動の成果を委員に報告するとともに、自身の活動を振り返りました。委員からは、若者の投票率を向上させる方法や選挙に対する考えについて質問があり、議論を交わしました。
来年度も引き続き、投票率向上に向けた活動を行って参ります。
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