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初期公開日:2023年12月7日更新日:2023年12月7日

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咽頭結膜熱の警報を発令します

2023年12月07日
記者発表資料

神奈川県内において、第48週(11月27日から12月3日まで)の咽頭結膜熱の定点当たり患者報告数が「3.07」となり、警報レベルの基準値である「3」を超えました。今年は例年に比べ、全国的に高い傾向が続いています。神奈川県では、1999年の感染症法施行以来初めて、咽頭結膜熱の警報を発令します。

感染予防と感染拡大の防止のため、こまめに手を洗い、せきやくしゃみが出るときはマスクをするなどの、せきエチケットを徹底しましょう。

定点当たり報告数が「3」以上の場合に「警報」となります。終息基準の「1」を下回るまで継続します。

(参考)前週第47週(11月20日から11月26日)の咽頭結膜熱の定点当たりの患者報告数は「2.94」でした。

(注記)小児科定点として指定した医療機関のうち231か所から報告があったものです。週1回患者数が報告されます。

発生状況

地域別

県民の皆様へ

〈予防のためには〉

  • 手洗いは、感染予防の基本です。流水・石けんでこまめに手洗いをしましょう。
  • タオルの共用は避けてください。
  • 十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を心がけましょう。
  • 人混みへの外出を控えましょう。

〈他の人へうつさないために〉

  • せきやくしゃみが出る時はマスクをするなどの、せきエチケットを徹底しましょう。

〈治療法は〉

  • 特別な治療法はありませんので、症状に応じた治療となります。
  • 吐き気や頭痛、発熱や咳症状が激しい時は、すぐに医療機関を受診しましょう。
  • 安静にして休養をとり、十分に水分補給をしましょう。

【参考ホームページ】

咽頭結膜熱の発生状況(神奈川県衛生研究所感染症情報センター)

https://www.pref.kanagawa.jp/sys/eiken/

咽頭結膜熱(国立感染症研究所)

https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/a/adeno-pfc.html

問合せ先

神奈川県健康医療局医療危機対策本部室

感染症対策連携担当課長多田

電話045-285-0848

神奈川県衛生研究所

企画情報部長関戸

電話0467-83-4400(内線2100)

 

このページの所管所属は健康医療局 保健医療部健康危機・感染症対策課です。