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初期公開日:2025年3月28日更新日:2025年3月28日

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令和6年度第2回神奈川県ともいきアドバイザー会議

会議結果

開催日時

令和7年3月6日(木曜日)10時30分~11時30分

開催場所

県庁新庁舎5階 新庁舎応接

出席者(敬称略)

(アドバイザー)

社会福祉法人 神奈川県社会福祉協議会会長 篠原 正治【代表】

神奈川県副知事 首藤 健治【副代表】

神奈川県商工会連合会 専務理事 宮越 雄司

社会福祉法人 アール・ド・ヴィーヴル理事長 萩原 美由紀

特定非営利活動法人 神奈川セルプセンター会長 鈴木 暢

公益財団法人 神奈川県身体障害者連合会会長 内藤 則義

特定非営利活動法人 藤沢市民活動推進機構理事長 手塚 明美

(オブザーバー)

神奈川県 会計年度任用職員 OriHime パイロット

横浜市 健康福祉局障害施策推進課 課長 中村 剛志

(事務局)

神奈川県 共生推進本部室

議題、会議結果

議題1 令和6年度「ともに生きる社会かながわ」の実現に向けた取組の実施報告

議題2 令和7年度の事業実施予定

議題3 分身ロボット OriHime による障害者就労モデル事業報告

【議題1】令和6年度「ともに生きる社会かながわ」の実現に向けた取組の実施報告

アドバイザーからの主な意見

(憲章の普及について)

  • やはりまだまだ認知度が低い感じがします。やはりこういった形の中でしっかりと発信することによって、県民の皆さんが障がい者の方と平等に接するような感覚を持っていただければと思っている。
  • かながわともいきアート展、私も参加したが非常に素晴らしかった。この辺のところも 皆さんに見ていただくことが、ともに生きる社会の理念の普及に繋がると思っている。(分身ロボット OriHime を活用した障害者就労モデル事業について)
  • 設置法人問わず、今一番問題と思っているのが、規律の失われた経営をしている事業所が存在することである。福祉の団体だけで何とかならないのかっていう状況を超えているのがあるので、社会全体で、正していかないといけない
  • 個人事業主というか、会社経営者でない限りやっぱり組織に参加をするという形になるので、やっぱ在宅はいいですけど、ただ今回は、(県職員が)バディとして大活躍をしていただいた。所属感を持って働けたっていうのをすごくよかったのかなと思っています。
  • NPOは、週に2時間だけとか、1ヶ月に2 回とか3 回、そういう時短の人たちを、上手く組み合わせながら運営している状況。時短で在宅という働き方のお仕事も実はあるのですけど、ご相談いただけると、もしかしたら何か合うお仕事を、見つけられるかもと思う。
  • 神奈川県では、働くということをもう 1 回考え直そうっていうことに着手している。一般就労が最上位で、一般就労に行くために就労支援がAだBだってある。一般就労こそが最もすばらしいみたいなのを、押し付けているように見える。一般就労だから最上位にするから、そんなふうにみんな得意不得意にかかわらず押し込まれている状況を考え直し、お金だけが価値じゃなくて、例えば、一緒にその人と過ごしていて楽しいとか安らぎとか或いはその人がもたらす価値について色々と考えていく必要がある。

【議題2】オブザーバー(OriHime パイロット)からの報告

  • 令和4年度は平塚市役所、令和5年度は小田原市役所、令和6年度は相模原市福祉 ショップで勤務しました。簡単な課内業務や、憲章のPRを家族以外の人とお話するのは、大変有意義でした。3 年間温かくサポートいただき、これからも、自分のできることは精一杯頑張りたいと思います。
  • 新しく仕事を探しています。なかなか厳しい。時短で在宅という働き方が広がれば良い。そのような働き方を求めている人は多いと思う。
  • この間 1人旅チャレンジをしました。車いす生活されていらっしゃる方は電車に乗るのにも何本か送らないと。2,3 本、4,5 本送らないと乗れなかったりする場合が多かったが、旅先では皆さん親切にしてくれて、すぐに乗ることもできた。

【議題3】質問 (メタバースについて)

(質問)

10年も前からメタバースの時代が来ると言って、インクルーシブな世界なので、様々なハンディお持ちの方でも、そのメタバースの中で、就労なんかも、実現できるかもしれないという話がありました。実際にメタバースについても、共生推進本部室で取り組みをされていますが、メタバースについては、正直に現段階での評価を教えて欲しい。

(事務局回答)

メタバースを通じて、いろんな方と接する機会が広がるっていうそのコミュニケーショ ンツールとしての可能性は十分に感じているところなので、そういった使い方で今後 進めていくのがいいと思うが、通信環境が現状、壁になっていると感じる。このあたり の技術の進歩が望まれる

 

 

【資料1】ともに生きる社会かながわ」の実現に向けた取組について(PDF:4,333KB)

神奈川県ともいきアドバイザー会議設置要綱(PDF:457KB)

このページに関するお問い合わせ先

このページの所管所属は福祉子どもみらい局 共生推進本部室です。