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更新日:2023年10月17日
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横浜市の「認定NPO法人あっとほーむ」を取材した「かにゃさんぽ」の記事です。
かにゃお
今日は、横浜市都筑区で主に保育支援事業を行っている「認定NPO法人あっとほーむ」代表理事の小栗さんにお話を聞くよ!
小栗さん、こんにちは。
(「あっとほーむ」さんの入口)
小栗さん
かにゃお、こんにちは。
かにゃお
「あっとほーむ」さんは、法人を立ち上げてから何年目になるの?
小栗さん
特定非営利活動促進法ができた1998年に個人事業として起業し、2002年にNPО法人になっているから、創業25年目ですね。はじめは、NPО法人にするつもりはなかったけど、保育をしているうちに、「法人」にすることによって信用性が高まると思ってNPO法人にしました。
かにゃお
今は何人くらいの子どもが利用しているの?
小栗さん
いま利用しているのは、日によって利用人数が変わりますが、放課後児童クラブが毎日20人、夜間保育が9人です。
かにゃお
そうなんだにゃ、夜間も預かってくれるのは働いている人にとってはありがたいね。スタッフの方は、何人かにゃ?
小栗さん
スタッフの数はシフトの状況にもよるけど、4~5人くらいは出勤しています。
かにゃお
スタッフの方が十分にいるから子どもにとっても安心して過ごせると思うにゃ。小栗さんはどうして「あっとほーむ」をスタートさせたの?
小栗さん
このあたりは、1990年代にできたニュータウンで、新しい住民が多く、子育てで頼れる親戚や近所の知り合いが近くにいないという人も多かったの。その頃に、私自身が仕事を辞めたあとに、働いているママを支えることが、家族であるパパや子どものためになると思って「あっとほーむ」を立ち上げました。
かにゃお
ニュータウンだと、頼れる人が身近にいないこともあるんだね。
小栗さん
例えば、仕事で保育所のお迎えの時間に間に合わないこともあると思います。そういうときに、もし、近所におじいちゃんやおばあちゃんがいて、お迎えをお願いできればいいけど、いない人だっている。「あっとほーむ」はそういう人の「身近に頼れる場所」でありたいと思いますし、働きたいと思っているママやパパには、仕事にも育児にも全力を出してもらいたい、お迎えの時間があるから、やりたかった仕事をセーブすることがないようにしてほしい、と思っています。
かにゃお
保育所のお迎えがあるから、仕事を途中で切り上げるって、聞いたことがあるにゃ。育児も仕事も頑張っている人を応援するのは、すごいいいにゃ。
小栗さん
「あっとほーむ」を利用しているママやパパに「心のゆとり」を持って欲しいと思っています。子どもは、ママとパパの笑顔で、幸せを感じられると思うし、笑顔には、「心のゆとり」が大切だと思います。だから、たまにはママとパパが一緒に夕ご飯に出かけて、リフレッシュできるように、子どもを預かることもしています。普段、ママとパパは子どもに全力で愛情を注いでいることは分かっているからこそ、手を差し伸べたいと思っています。
(あっとほーむさんより提供)(子どもたちが楽しく遊んでいる写真だよ。ぼくも参加したいにゃ)
かにゃお
確かに「心のゆとり」は大事だにゃ!「あっとほーむ」ではどんなことに気を付けているの?
小栗さん
いろいろなことに気をつけているけれど、とにかく事故を起こさないということね。そのために、保育に関する情報には、常にアンテナを立てて、新しい情報を収集するように努めています。
(小栗さんとお話ししているかにゃお)
かにゃお
こんなに手厚くて優しいスタッフさんがいたら、おうちみたいに過ごせるにゃ。働くママとパパだけじゃなくて子どもにとっても安心だと思うにゃ。でも、小学校を卒業したら、「あっとほーむ」も卒業しちゃうのは寂しいにゃ。
小栗さん
中学生でも高校生でも、遊びに来ていいのよ。実際、たまに遊びにきて、宿題をしたり、学校であったお話をしたり、ご飯を食べたり、好きなことをして過ごしています。大晦日には、卒業生の集いがあって、その時に卒業生のみんなと会って楽しく過ごしています。
(あっとほーむさんより提供)(卒業生の集いの写真)
かにゃお
そうなんだにゃ!もし僕なら卒業しても毎日くるかもしれないにゃ・・・。
小栗さん
大学生になったらアルバイトとして手伝ってくれる卒業生もいます。
かにゃお
僕もスタッフになってみたいにゃ。「あっとほーむ」さんみたいな居場所がどんどん増えるといいと思うにゃ~。
小栗さん
保育事業と別に、コロナ禍で、今は個別のオンラインにしているんだけど、保育事業の起業講座や相談も10年以上続けていて、これまで、80名以上の卒業生がいます。起業の相談をするだけではなく、私たちの理念を理解していただいて、同じ考えを持つ仲間を全国に増やしたいと思っているの。全国に卒業生がいて、今は、起業講座の卒業生同士で横の繋がりが生まれています。
かにゃお
「あっとほーむ」さんみたいな保育事業が全国で広がっていけば、働いているママやパパ、そして子どもたちにとってもいい社会になると思うんだにゃ。
小栗さん
私たちは、働くママとパパを支えたいという気持ちで頑張っています。これからも働いているママやパパを支えて、ママやパパを笑顔にして、子どもたちのために取り組んでいきたいと思っています。
かにゃお、今日は来てくれてありがとう
かにゃお
今日はお忙しいところありがとうにゃ!たくさんいいお話を聞くことができて、嬉しかったにゃ。
(小栗さんと記念写真だよ。後ろの絵はみんなが書いた節分の鬼だよ。素敵だにゃ~)
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認定NPO法人あっとほーむ
ホームページ https://www.npoathome.com/
このページの所管所属は政策局 政策部NPO協働推進課です。