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更新日:2020年7月22日
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第2期かながわ水源環境保全・再生実行5か年計画を紹介します
県では、良質な水を安定的に確保するため、平成17年度に策定した「かながわ水源環境保全・再生施策大綱」に基づき、継続的な水源環境の保全・再生に取り組んでいます。
平成23年11月には、第1期(平成19年度から23年度)に引き続き、第2期(平成24年度から28年度)の「かながわ水源環境保全・再生実行5か年計画」を策定するとともに、その財源を確保するため、県議会の議決をいただき、個人県民税の超過課税(水源環境保全税)を5年間延長しました。
第1期での成果と課題を踏まえ、第2期も引き続き、水源環境保全・再生のための取り組みを推進していきます。
( )内は、5年間の新規必要額(単位:百万円)
水源の森林エリア内の私有林の公的管理・支援を一層推進し、水源かん養機能等の公益的機能の高い水源林として整備します。
土壌流出防止対策を行うとともに、中高標高域でのシカ捕獲、ブナ林の調査研究や登山道整備などの県民協働の事業に取り組みます。
水源上流の渓流両岸において、土砂流出防止や水質浄化、生物多様性の保全など森林の有する公益的機能を高度に発揮するための森林整備を実施します。
森林資源の有効利用による森林整備を推進するため、間伐材の集材・搬出に対し支援します。
地域における水源保全を図るため、市町村が主体的に取り組む水源林の確保・整備を推進するための支援のほか、高齢級の森林の間伐を促進します。
市町村管理の河川・水路等における良好な水源環境を形成するため、市町村が主体的に取り組む生態系に配慮した整備や直接浄化等を推進します。
地下水を主要な水道水源として利用している地域を対象に、各市町村が主体的に取り組む地下水かん養対策や水質保全対策を推進します。
県内ダム集水域における生活排水処理率の向上をめざして、市町村が実施する公共下水道の整備を支援します。
県内ダム集水域における生活排水処理率の向上をめざして、市町村が実施する高度処理型合併処理浄化槽の整備を支援します。
相模川水系の県外上流域において、神奈川県と山梨県が共同して、効果的な保全対策(森林整備や生活排水対策)を実施します。
森林、河川のモニタリング等を行い、事業の実施効果を測定するとともに、県民への情報提供を実施します。
水源環境保全・再生の取組を支える県民の意志を施策に反映し、施策の計画や事業の実施等に県民が直接参加する仕組みを発展していきます。
このページの所管所属は環境農政局 緑政部水源環境保全課です。