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更新日:2024年7月25日
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悪臭問題の解決に向けて
神奈川県では、県内の市町村と協力して悪臭の防止に関する取組みを行っています。
悪臭の発生は、日々のこまめな清掃の実施、においのでる作業工程の見直し等、においを出さない工夫をすることで、未然に防ぐことができます。
悪臭問題が生じないように、日ごろから気を付けましょう。
このホームページでは、悪臭防止に関する神奈川県の取組内容、悪臭規制の概要をご案内しています。
悪臭防止法に基づき、工場その他の事業場における事業活動に伴い発生する悪臭について規制を行っています。
悪臭防止法の規定事項を簡単にまとめています。
簡単にできる防脱臭対策を記載しています。においは、こまめな清掃の実施や効果的な防脱臭対策で防止できます。
悪臭でお困りの場合は、こちらにご相談ください。
悪臭問題は、なぜ起こるのでしょうか。ここでは、悪臭問題の特徴について記載します。
わたしたちの身の回りには、さまざまな「におい」があります。
「におい」を持つ物質は、約40万種あるといわれています。
「においの感覚(=嗅覚)」には、個人差があります。その感度は、年齢、性別、健康状態、喫煙の習慣などによっても影響されます。
「悪臭」とは、人が感じる「いやなにおい」、「不快なにおい」の総称です。
しかし、嗅覚感度には個人差や嗜好性、慣れによる影響があります。そのため、ある人には悪臭として感じられるが、他の人には感じないという場合や、いい香りであっても濃いものを嗅がされたり、長時間嗅がされると、悪臭として感じられることがあります。
人が感じるにおいの大部分は、「複合臭(=低濃度・多成分の臭気物質が相加・相乗・相殺した強いにおい)」といわれるものです。この複合臭が悪臭問題の原因となります。
悪臭は、騒音や振動とともに感覚公害と呼ばれる公害の一種であり、環境基本法第2条で定める「公害」のひとつです。
悪臭による公害は、その不快なにおいにより生活環境を損ない、主に感覚的・心理的な被害を与えるものです。
悪臭の大部分は、低濃度・多成分の臭気物質からなっており、これらが複合して住民に不快感をもたらし、苦情となっていることが多い状況です。
悪臭は建屋や窓から漏洩するほか、煙突、排水口などからも発生します。
また、悪臭は風等に運ばれ、広範囲に拡散することがあるため、発生源の特定を難しくしている場合も少なくありません。
悪臭問題を起こさないために(出典:環境省 悪臭防止法の手引き抜粋)(PDF:1,549KB)
悪臭の規制の根拠となる法律(悪臭防止法)及び神奈川県条例等は、次のとおりです。
神奈川県条例・規則は、神奈川県の法規データ(別ウィンドウで開きます)(第5編環境 第1章環境管理)から閲覧できます。
神奈川県の告示は、神奈川県の法規データ(別ウィンドウで開きます)(第5編環境 第3章公害防止)から閲覧できます。
このページの所管所属は環境農政局 環境部環境課です。