ホーム > くらし・安全・環境 > 生活と自然環境の保全と改善 > 野生動物と自然環境の保全 > 生物多様性 > 希少種に関する情報(レッドリスト・レッドデータブック)
更新日:2024年9月24日
ここから本文です。
環境省及び本県における希少種の保護施策などに関する情報について紹介します。また、生態系に大きな影響を及ぼす外来種対策などに関する情報について紹介します。
私たちの暮らしは多様な種が関わりあいながら形成する自然の恵みに支えられています。
複雑なバランスで成り立っている自然を守るためには、一つひとつの種を守っていくことが必要です。
国内外の絶滅のおそれのある野生生物の種を保存するため、平成5年4月に「絶滅のおそれのある動植物の種の保存に関する法律」(種の保存法)が施行されました。
同法では、国内に生息する希少な野生生物を保全するために、捕獲等の禁止や輸出入の禁止など個体等の取扱規制や、環境大臣による生息地等保護区の指定など、必要な処置を定めています。
これらの野生生物の保全に当たっては、保護すべき希少種に関する基礎的な情報(レッドデータ)の整理が重要となります。
ここでは、環境省及び本県における希少種の保護施策などに関する情報について紹介します。
野生生物について生物学的観点から個々の種の絶滅の危険度を科学的・客観的に評価し、その結果をリストにまとめたものを「レッドリスト」と言います。
また、レッドリストに掲載された種の生息状況や存続を脅かしている原因等を解説した書籍を「レッドデータブック」と言います。
レッドデータブックは、1966年に国際自然保護連合(IUCN)が初めて発行し、その後、環境省を始め、各都道府県単位でも作成されています。
環境省が作成する「全国版レッドデータブック」(日本の絶滅のおそれのある野生生物に関する情報)と、本県が作成する「神奈川県版レッドデータブック」(神奈川県内の絶滅のおそれのある野生生物に関する情報)を紹介します。
※令和4年度自然環境保全センターブナの森ギャラリー企画展「神奈川県レッドデータブック2022 植物編」展示パネル
※植物分野は「神奈川県レッドデータブック2022 植物編」が最新情報となりますが、動物分野は「神奈川県レッドデータ生物調査報告書2006」が最新情報となります。
レッドリスト作成に当たり、絶滅の危険度を科学的・客観的に評価するために、県内の生育・生息状況を調査する必要があります。調査のために、山林等私有地の立ち入りの許可をお願いすることがありますので、ご理解とご協力をお願いします。
絶滅が危惧される生物の保全・保護施策、絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律(種の保存法)など、環境省の取組について、掲載しています。
県内に生息する希少な猛禽類であるオオタカの保護を図り、多様な鳥獣が生息する自然環境を保全していくことを目的として、神奈川県オオタカ保護指導指針を策定しています。
緑地・自然公園グループ
電話 045-210-4310
ファクシミリ 045-210-8848
このページの所管所属は環境農政局 緑政部自然環境保全課です。