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更新日:2024年7月23日
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クビアカツヤカミキリに関するお知らせを掲載しています。
近年、全国で特定外来生物であるクビアカツヤカミキリの被害が拡大しており、神奈川県内では、令和3年7月2日に藤沢市で初めて発見されました。また、令和6年7月2日に相模原市で発見されています。
特定外来生物に指定されている侵入害虫で、国内では2012年に愛知県で初めて確認され、現在は東京都、埼玉県など複数の都道府県で発生が確認されています。本県でも、今後の被害拡大が心配されています。
サクラやウメ、モモなどのバラ科植物を中心に多種の樹木を幹や枝の内部から食い荒らし、時に枯死させるなどの被害をもたらしてます。幼虫は木に開けた穴から、「フラス(幼虫のフンと木くずが混ざったもの)」を春から秋にかけて大量に排出します。
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5月下旬~8月頃に出現し、木の幹や枝の樹皮に産卵する。 秋から春にかけてかりんとう状のフラスを排出する。
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「クビアカツヤカミキリはすぐそこに」リーフレット(国立研究開発法人 森林研究・整備機構森林総合研究所)(PDF:7,013KB)
クビアカツヤカミキリについて(環境省資料)(PDF:1,195KB)
クビアカツヤカミキリに注意!(神奈川県農業技術センター)(PDF:453KB)
被害木は速やかに伐採して、焼却・粉砕等することが効果的です。その他にも、成虫の活動時期前後に(5~8月)にネットを被害木に巻き付けることや農薬を散布することも効果があります。
「クビアカツヤカミキリの防除法」(国立研究開発法人 森林研究・整備機構森林総合研究所)(別ウィンドウで開きます)
もしクビアカツヤカミキリを見つけたら、生きたまま持ち帰らず、その場で捕殺し、神奈川県環境農政局緑政部自然環境保全課(045-210-4310)までご連絡ください。
※クビアカツヤカミキリは特定外来生物に指定されているため、飼養、保管、運搬、輸入、野外への放出等が原則禁止されています。
このページの所管所属は環境農政局 緑政部自然環境保全課です。