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更新日:2024年6月10日
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神奈川県立山北高等学校の活動内容を紹介するページです。
本校は、昭和17年に開校し、創立80周年を迎える地域に根差した全日制普通科の高校です。通学環境は、JR御殿場線「東山北」駅より徒歩4分と大変「楽な」ものとなっています。「着実に努力」を学校教育方針とし、【自他を思いやる力】【挑戦する力】【協働する力】【未来を切り拓く力】【伝わる力】の5つの力を育てる教育目標を掲げています。近年、進学率も伸びていますが、就職も地域に根差した実績があり、入学してから自分の夢を探せる学校です。伝統を守り未来に継承する「スポーツの山北」、地域と協働した探究学習を主とする「探究の山北」の、二刀(灯)流の高校として教育活動を展開しています。
本校は、地域課題をテーマとした探究的な学びに取り組んでいます。地域自治体や企業団体、関連事業者と連携して活動を行っています。
(1)地域課題の解決を目的とした探究学習を通して、課題解決能力・自己表現能力や他者理解の力を育みます。 |
(2)「未病」「地域防災」を軸とした地域協働学習を展開し、Society5.0時代を地域から支える人材を育成します。 |
(3)様々な学校設定科目を中心とした教科での探究学習を通して、自分自身の進路についても深く考え、自己実現を目指す人材を育成します。 |
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自らについて考え、プロジェクト型学習の手法で探究活動をするために必要なスキルを学び、探究課題に基づき、山北町を「知る」ために、フィールドワーク(校外学習)を実施し、林業・農業体験、特産品、歴史探訪、街の発見について情報を収集します。SDGsを展開した地域探究に繋げ、設定した課題に対しての検証を行うとともに、発表する方法についても学びます。
地域活性化のための対策を探り、<未病><地域防災>に分かれてコースごとに研究します。「未病」はBIOTOPIA(足柄上郡大井町)、「地域防災」は神奈川県総合防災センター(厚木市)でフィールドワークを実施し、専門的な視点で学習を深めます。この活動から、地域の課題は何か、解決するには何が必要かを自らが発見し、探究プロセスを再確認し、プレゼンテーション手法を学びます。
自らが研究した内容について、関係機関へ直接インタビューを行い、発表内容を充実させ、3年間取り組んだ地域協働学習の研究成果を代表者が山北町へ報告します。研究テーマを発信することで自らのキャリアに繋げ、自己を表現し、課題解決能力を育み、自他を思いやる力を養います。
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本校は、教育課程研究開発校(「総合的な探究の時間」に係る研究・SDGsをテーマとした展開に係る研究)として神奈川県教育委員会の研究指定を受けています。
具体的には、総合的な探究の時間「未来探究」に係る科目において、SDGs(持続可能な開発目標)をテーマとした研究
をターゲットにして、様々なカリキュラムを展開しています。その中で、町・県が進める県西地域活性化プロジェクト「未病の改善」を通した学びも展開しています。
また、「未来探究」の授業では、生徒が自主的に取り組むべき課題を立て、それについて調べ、意見交換やフィールドワークを通して地域の課題を発見、解決策を探究し、課題解決のための立案・提言を作成し、校内のみならず山北町の皆様にも研究成果を発表します。生徒の関心・意欲・創造力を高め、山北町の協力を得ながら地域関連企業とも連携し、生徒の学びを深めています。
神奈川県立山北高等学校
電話:0465-75-0828
(掲載内容は掲載日現在のものです。最新の情報は各県立学校のホームページでご確認ください。)
このページの所管所属は教育局 総務室です。