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更新日:2024年1月16日
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平成29年は、神奈川県内のダム上流域では記録的な少雨が続き、城山ダムと三保ダムの1月から7月までの上流域合計降水量は観測開始以来、最少を記録しました。
この少雨により、相模川水系3湖合計貯水量(相模湖・津久井湖・宮ヶ瀬湖)は、平成29年8月6日に123,863千立方メートル(貯水率56%)となり、宮ヶ瀬ダムが全面運用を開始した平成13年以降、最低貯水量となりました。酒匂川水系の丹沢湖貯水量も同日に25,119千立方メートル(貯水率56%)まで低下しました。
両水系の貯水量が大幅に減少する中、相模川水系では水の有効利用を図るため、相模ダム・城山ダムと国の宮ヶ瀬ダムが連携した水の「総合運用」と、きめ細やかな水運用を行うとともに、相模川水系と酒匂川水系の2水系間をつなぐ導水路を利用した、「水系間の連携」を実施し、水道用水などの安定供給に努めました。
8月の台風5号により、水の貯まりやすい相模ダム・城山ダムと三保ダムの貯水量は回復しましたが、水が貯まりにくい宮ヶ瀬ダムは、回復までには至らず、その後、10月の台風21号と22号に伴う降雨により、10月下旬には、両水系ともに貯水量は回復し、水不足の心配はなくなりました。
【相模川水系(城山ダム)】
平成29年夏の状況
回復後の状況
【酒匂川水系(三保ダム)】
平成29年夏の状況
回復後の状況
参考資料「平成29年の降水状況、貯水状況」(PDF:1,508KB)
このページの所管所属は企業局 利水電気部利水課です。